くまぷーの海外ドラマblog

海外ドラマを脇役チェックなどしつつ
あれこれ見ています。

コールドケース 第22話 「プラン」

2005年11月30日 | コールドケース
リリーたちの元に届けられた謎の手紙。
その便箋は、親たちが見放した子供たちを送り込むウィルクス兵学校のものだった。
手紙には謎の文章が書かれていた。
 1.無視 2.ご褒美 3.秘密 4.テスト 5.エスカレート 6.破壊
そこから、5年前の鬼教官ナッシュ・キャバナーの「事故」とされた死の秘密が明かされる。

今回は「未解決」事件ではなく、場所が場所だけに、事件が表沙汰にならずに封印されていた話。
「取引」の時より、もっと同情の余地のない被害者を相手に、少年たちを締め上げなければいけないリリーたちの憂鬱。ヴェラが「今日仕事サボればよかったよ」とぼやくのも道理。
取調べを別々にして「あいつが吐いた」と信頼を不信に変えるのはいつものことだが、お互いの気持ちを寄せ合ってやっと現実から目を逸らしていた少年たちには、きつすぎたようだ。
とうとう、ひとりが銃を手にして自殺を・・・・
一命を取り留めたからよかったようなものの、リリーにとっては相当に後味が悪い事件になった。
結局少年たちは犯人ではなく、真犯人は少年たちより年長の軍曹だったわけだが、彼もナッシュというモンスターに内側から食い尽くされて、さらに自分自身がナッシュになりそうになっていたのだった。そうなる前に自分を閉じ込めてくれ、という叫びが本当に痛々しかった。
彼らが悪いわけではないのに。

「猫」の時にはレイプ被害者がリリーには心を開いたが、今度は逆にリリーが女性だから言いにくく心を閉ざす。そればっかりはどうしようもないわけで、もしこれでスコッティが本調子だったら、もう少し少年たちの気持ちは・・・・それは無理か。
なおさらスコッティなら追い詰めるかも。彼はボスのような人情キャラではないものなぁ。
エリッサは薬を飲んでも症状が改善しなくて、スコッティの気持ちが行き場をなくしている状態。
これでスコッティがエリッサの手を離して見捨ててしまえる性格なら、楽になれるのかもしれないが。14歳からだというからそれには付き合いが長すぎる。もう状況は二人の手には余るようだが、入院させる決心もつかない。
スコッティはいつも強気でいるが、泣き伏した表情に、やっと彼の中身に触れた気がした。

ジェフリーズは9年前に奥さんが亡くなっているという情報も。
静かに語っていたが、この先その話が出てくることはあるのだろうか。

次回はとうとうシーズンファイナル。
2ndシーズン放送が1st終了前に決定するという、海外ドラマにしてはものすごく珍しく安心して迎えられるファイナルだが、予告編が・・・・
あぁぁぁリリーが泣いてる泣いてるぅうぅ~~~!!
カイト!貴様何を!!

【 脇俳優チェック 】

◆ドミニク・ラサール現在版 .... Jason Dohring
一卵性双生児の弟二人とこれまた一卵性の妹二人の長兄で、5人揃って子役ちゃんというなんだか壮絶な一家に育ち、「ロズウェル」「ボストンパブリック」などのゲスト出演を経て、日本未公開の「Veronica Mars」のレギュラーを獲得、アイドル的ブレイクを果たす。
「Veronica Mars」は女子高生探偵ものという微妙な素材ながら、結構検索すると評判がいいので見てみたいドラマなんですが、どこか買いませんかね。

◆兵学校の上官の大佐 .... John Mahon
「Xファイル」第6シーズンにウェグマン将軍役で登場。
映画では「アルマゲドン」で最初に地球に衝突する彗星の存在を発見したおじさんカール役を演じていた。彗星は恐妻家である彼の妻の名を取って「ドティ」と名づけられたのだった。

◆5年前のRJ .... Tequan Richmond
映画「Ray」でレイ・チャールズの幼少期を巧みに演じていた子役ちゃんだ。「CSI:3」16話「一攫千金の亡者たち」では、バスケットのスタープレイヤーテービアンが昔の恋人ブリジットとの間に作った子供トラメル役で出演していた。
他に「ER Ⅸ」第1話、「ザ・シールド」など。

◆被害者ナッシュ・キャバナー .... Robert Rusler
「バビロン5」のウォーレン・ケファー役、「エルム街の悪夢2 フレディの復讐」では、主人公ジェシーの親友グラディ役でフレディに襲われていた。

◆ジェームズ・クレイトン軍曹 .... Sam Witwer
アメリカ版「宇宙空母ギャラクティカ」でCrashdown役。
他には「ER Ⅶ」20話「強制収容を逃れて」や、「ダークエンジェル」「スタートレック エンタープライズ」などに出演。
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CSI:マイアミ3 第9話「危険な集団」

2005年11月30日 | CSI:マイアミ
漂流の学生たちを助けたヘリが降りてくる時、「ヘリとホレイショ」の、キレイな構図に大笑い。
んもぉ、マイアミのスタッフったらホレイショ侍のキメかたに命かけてますね。
今回は「後悔するがいい」とか「マイアミが深刻な危険地帯になった」とか、侍のキメ台詞は爆裂度合いが中規模だったので、あのヘリとホレイショのコラボレーションを堪能させていただいた。
もうひとつキメ台詞では「死人にも血があったのか」があったのだが、それを受けたアレックスの
まぁホレイショ、それって全然面白くないわ」みたいな、生暖かい微笑が物語っていたような気がする。ホレイショ、狙いすぎはよくない。

しかし演出が派手だ。多分ベガスと制作費はそんなに違わないのだろうが、明らかにハデだと感じる。ヘリにボートに爆破シーンに。
中古車ディーラーの車を全部調べる時、時間を短縮するためか、デルコが検知器を使っていたのも「マイアミデイド署は金あるなー」って感じ。もしベガスだったら、グレッグとかニックが「検知器つかったほうが早くありませんか?」とか言ったらグリッソムが「機械に頼ると見落としが出る」って却下しそう。

移民国家アメリカの病理が今回の話の根底に。フランスの暴動事件の例を挙げるまでもなく、あちこちで移民との軋轢は問題となっており、マイアミという南米と接する地域の抱える問題の一端を垣間見られた格好だ。
元々はアメリカ自体が移民から建国したわけで、白人のモーガンの「正統なアメリカ人」などという物言いはお笑いであり、何にも考えなければ「裕福な白人の差別ってひどいよなー仲良くやれればいいのにー」っていう結論になるのだろうが・・・・でもそんな簡単なものではないだろう。
ベガスでは、無知から差別発言をしてしまう役回りは、なぜか大抵ニックになっている。その損な立場が今回はトリップに割り振られていた。もしスピードルが生きていたら彼がやらされただろうか?とふと思った。普段プエルトリカンが犯人の時にはここまでわかりやすい構図で語ったりはしないだろうに、気を使うものなんだな。
確かに共存が理想だろうが、30年間も言葉を覚えようともしない彼らの対策に税金が使われ、なのに犯罪や麻薬を持ち込んで被差別者面、雇用は奪われる一方というのでは、健全な隣人関係を築けと言われても結構難しいものがあるだろう。だからと言って銃を手にするのは間違いだが、彼らの忌避感すら主人公たちを味方につけて否定するのでは、問題の根本的解決にはならないような気がする。
でも既に、許容か銃かみたいな選択肢しか残されていないのがマイアミの現状なのだろうか。そりゃアレックスが連続残業になるわけだわと。

「ザ・ホワイトハウス」のシーズン1パイロットで、バートレット大統領がキューバ人の難民ボートが到着したことについてこういう台詞がある。
 「背中に服をまきつけて彼らは嵐を超えてきた。
  生き延びてきた者はよりよい生活を求めている。
  なんと感動的だ。私が言いたいのは・・・・ さぁ、気を引き締めろ」
この時にバートレットが言った「気を引き締めろ」よりもさらに強い覚悟が、今アメリカに求められているんだろう。他から憧れられ、移民たちがこぞってアメリカを目指し、さらにアメリカを強くするという幻想はもうすでにない。
この間横浜で、「ひらがなや漢字でない看板」ばかりの通りを歩いて耳慣れない言葉ばかりが耳に飛び込んできて、「ここは日本?」と思った。日本もすでにそういったことから他人事ではないのかも。

ウルフくんは一番最初の勢いはどうした、という感じで、今回もちょっとグレッグ化していた。「目の液体」の採取は私も正視できないけれど。
それでもヒラメキが事件の解決に役立っていたようだし、ヴァレーラに案の定ちょっぴり冷たくされても、気にしない~といったマイペースがいい感じだ。
しかし今回はデルコファンが喜んだのではないだろうか。久々の「水を得たデルコ」だったし。

今回、湾岸警備隊の女性(Malaya Rivera Drew)がカワイイ感じだったので、調べてみたけど全然ひっかかりがなかった。まだ女優になって2年位みたいなので、これからに期待。
しかしマイアミでは、今回出てたラボ娘二人ヴァレーラとシンシア・ウェルズといい、キャスティングのひとの好みが一貫してるような気がしないでもない。黒っぽい髪の細身の、気が強そうな子。プエルトリカンなマイアミ美人てことなのかな。

ところで、今回珍しく食事の時間に放送がぶつかってしまった。どうしても見たかったのでテレビをつけて、最初のほうはグロなので「音声だけ聞いて、画面は見ないほうがいいよ」と注意したら、相方が「どうして?」と顔を上げて画面を注視。
・・・・ちょうど「」のシーンで・・・・。


【 脇俳優チェック 】

◆足を食べられた漂流学生チップ .... Will Collyer
オフィシャルサイトあり。祖父は50年代の映画プロデューサーRichard V. Heermanceで、その姉妹(June Collyer)や配偶者で芸能ファミリーになっていたが、Willの親は芸能界の道には進まなかった(父はソフトウェアエンジニア、母は教師)。しかし血は争えないのか、俳優の道に進むことに。
「チャームド」や「ボストンパブリック」などにゲスト出演あり。

◆中古車ディーラーでダリルの父のモーガン .... Mark Derwin
過去に何本かデイタイムソープのレギュラーをやっている。
「CSI:4」22話「潰れた手」に、サム・ブロウンの弁護士役で登場している。しかし第5シーズンには別の役で登場予定らしい。

◆海賊に襲われた船のオーナー .... Paul Dillon
「ザ・プリテンダー 仮面の逃亡者」のアンジェロ役。映画の「オースティン・パワーズ」シリーズ1作目でアイリッシュの殺し屋パティ・オブライエン役で登場。
「CSI:6」の2話に登場予定。

◆SWATの隊長 .... Teddy Lane Jr.
オフィシャルサイトあり。船への突入の時に合図したり、武器庫跡を発見してホレイショに報告していたひと。
「Nip/Tuck」「CSI:」「ザ・ホワイトハウス3」「ビバリーヒルズ青春白書」「メルローズプレイス」等々、数多くのドラマで「警官」の役で登場しているポリスアクター。

◆人種差別主義者ダリル・モーガン .... Dave Power
「ER Ⅸ」9話「独りぼっち」で、母親が恋人に虐待を受けている息子、ジェレミー役で登場。ジェレミーは二日後海軍に入隊するので、母メロディは恋人の虐待を息子に知られたくない。スーザンがその気持ちを汲んでメロディを拡大解釈な入院させた。
他「ボストンパブリック」など。「コールドケース3」3話、「CSI:NY」19話などにゲスト出演予定。

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アリーmyラブ@tvk 第9話「ダーティ・ジョーク」

2005年11月29日 | アリーmyラブ
だからいわんこっちゃない、と言った感じの、例の郵便係の子から事務所が訴えられた件の裁判と、アリーとレネのダーティジョーク合戦話。

今回の判事は、5話でアリーが切れて、おばさんの足を引っ掛けてかけられた聴聞会のメンバーの一員、ジョンソン・ホーク判事が担当していた。
だからいきなり敵意むき出し。アリーはある意味、ずっとそんな感じでハンデを背負うことになるわけだが、それでもアリーは今回ジョン・ケイジが乗り移ったかのような活躍を見せる。
あ、そういえば今回、ジョンがいなかったっけ。

今回はちょっとタルイ展開だった気がする。ゲストも全然いないし。
ダーティジョークはアリーのほうが正統派だった気がするが、あそこまでドン引きしなくたっていいじゃん、みたいな。アリーがジュリー・アンドリュースになりそうなタイプ、というのは非常によくわかるが。
西大后みたいな手足なしのCGのほうがよほど笑えないし、どうも今回の演出とは馬が合わない。郵便係りの子の裁判は、ものすごく知りきれトンボで爽快感がないし。
ラビとのデートは、するすると言いつつ、結局いつまでもしないらしい。ネタがぐちゃぐちゃとかき回されて、結局同じスタートラインに戻ってきた感じがする。

プープは・・・・人間としては押しが強いが、弁護士としては余り有能ではないらしい。
ジョージアのことをバービー、アリーのことをスキッパーちゃんと呼んでいたが・・・・
バービーとスキッパー・・・・なるほど。(ちなみに右がバービー、左がスキッパー)日本で言うとリカちゃんといづみちゃんかな。
あぁ、リカちゃん(=アリー)といづみちゃん(=ジョージア)とわたるくん(=ビリー)の三角関係。こっちのほうがかなりしっくりくる。

アリーが途中でコスプレして「代わって欲しい」と言っていた「バーバラ・ウォルターズ」は、モニカ・ルインスキーのインタビューなどで知られている女性ジャーナリストで、日本で言うなれば桜井よしこ女史みたいな感じの存在かと。
良識派で知的なイメージ、でもツッコミ厳しい、みたいな。
あと、冒頭でアリーが見入っていたホラー映画は「何がジェーンに起こったか?」。
何がジェーンに起こったか?
なんだかなつかしの邦画風ポスター。美輪さんが出てるように見えるし。内容はなんだかミザリーっぽい。

【 脇俳優チェック 】

◆バンドのドラマー .... Myron Hyman
とはいっても、ほとんど姿は映っていない。ダーティジョークの場面でちらっと。
彼は実は、照明担当のチーフさん。第4シーズンと第5シーズンにはギタリストで登場している。
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ザ・ホワイトハウス4 第8話「迫られる決断」

2005年11月28日 | ザ・ホワイトハウス
【ベネズエラでクーデター】
ホワイトハウスは当選のお祭り騒ぎで沸き立っていた。レオもジョードンとお祝いしていいムードだったのだが、そこにベネズエラでクーデターの恐れ、という報告が入る。
レオはジョードンを待たせて対処に向かう。新しくマクナリーの部下になったリース少佐は報告書の作成を命じられるが、仕事の見通しの甘さで恥をかいてしまう。クーデターはイグナシオ大統領の拘束によって収束する。

【ドナとリース少佐】
ドナは投票の時に票の交換をしたジャック・リース少佐と再会。彼に関心があるドナは話のきっかけをつかもうと、リッチーに投票した理由をしつこく聞くが、リースは仕事の失敗もあってうまく話がかみ合わない。
バートレットの軍縮政策は現場の人間にとって的外れな部分があるらしい。しかし二人は気を取り直して当選祝いのパーティに行くことにする。

【世論調査員問題】
勝利を分析するテレビ番組で、選挙の戦い方の方針全部が自分の手柄のようにふかしている、見知らぬ男がいることにCJは驚く。他のスタッフに聞くと、ブルーノが雇っていた一介の世論調査員だという。
本当のことを発表すべきだとCJはブルーノに詰め寄るが、ブルーノは自分の仕事の契約は終わり、勝利を収めたのだからいいのだと言う。
しかしCJは、ブルーノがよくてもレオたちに恥をかかせることになる彼の存在が許せず、パーティで見かけた世論調査員クリス・ウィティカーをつかまえてやりこめる。

【アンディの妊娠問題】
アンディは無事下院で当選を果たす。これで妊娠のことが有権者に知れたら、訴訟問題にもなりかねないとトビーは心配するが、アンディは再婚どころか発表すら頑なに拒む。
当選の夜を、夫婦でいいムードで過ごそうとしていたバートレットだったが、次々に訪ねてくる部下たちにムードをぶち壊されてしまう。そしてトビーのおめでた報告にアビーが食いついてしまい、いいムードは完全に台無し。
バートレットはトビーの報告が送れたことを不審がるが、トビーは「あなたがカトリックだから怖かった」と言う。

【サムの出馬問題】
サムの心配をよそに、カリフォルニア47区はワイルドが奇跡的逆転勝利をおさめた。マスコミに特別選挙の候補として名前が流され、サムはパニックに陥りなんとかウィルに断ろうと奔走する。
一方ジョシュのもとにやってきたエイミーは、「サムは出るべきだ」と進言する。懐疑的だったジョシュだが、ウィルからデータを聞いて出るべきではないかと考え始め、CJも賛成する。
トビーは反対だが、サムの揺れる心に「選挙は勝たなければ意味がない」と釘をさす。
サムはまだ心を決めかねているが、やっと連絡がとれたワイルド未亡人やウィルと、今後のことを話し合うことにする。

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お祝いムードでだらーっとしたホワイトハウス。
でもそんな中でもベネズエラでクーデターは起こるし、世界は動いている。実際は補佐官はダンスを踊り、大統領は妻を口説いているわけだが。
当選を決めた夜くらい、すんなり美酒に酔いたいところだろうが、そうもいかない。ジョードンは待たされてしまうし、アビーは世話焼きパワー炸裂だ。

しかしアビーはかわいいな。あの年になっても、美脚をあらわにして「コンバンハ、大統領」なんてお色気たっぷりにかわいく迫れるんだもんなー。
昼メロソープ「サンタバーバラ」では、70近いじいちゃんばあちゃんたちが、現役で恋愛しまくってるのを見てドン引きしたことがあるが、まだまだアビーくらいならあと3回は結婚できそうだ(しないだろ)。
レオもバートレットも、なぜ女性を口説くのに薀蓄とか数字とかで何とかなると思うのだろうか。アビーはそういうのに惚れてる節がなきにしもあらずだが、レオの場合それで失敗してるだろうに。適当なところで受け流すだけの女傑のセオリーが、ああいう殿方を操縦するコツなのかもしれないが。

CJは何を考えて部屋をラブホ状態にしちゃったのだろうか。
今回でTWWとはお別れになるブルーノの、見事とも言える引き際の美学だったが、ブルーノは当選請負人として渡り歩く稼業で、CJ自身はこれからもホワイトハウスにとどまり続ける稼業、その価値観の違いが出た感じだろうか。
CJは結局自分なりの落とし前をつけたのだが、ブルーノの仕事っぷりにご褒美として最後にあげたのが、ラブホ執務室というのもいかがなものかと。その後しばらくしてからサムの対策会議を同じ部屋で開いていたが、ブルーノは無事にナンパに成功したのだろうか?

ドナは今回、恋する乙女光線をビシバシ発していて、でも相変わらず不器用でかわいかった。
今度は日記には気をつけようね。

アンディのこだわりと、ウィルとエルシーの関係が今週も謎だ。わからん、いまだに。

キャビア談義がなんのこっちゃと思ったので検索してみたら、チョウザメについて詳しいページがあった。元々の産地であるロシアやシベリアのほうのチョウザメは、乱獲のために絶滅危機に瀕しており、バートレットが提案したとふかしていた「シロチョウザメ」がカリフォルニアやアリゾナで養殖されているのだ。
今はその代用キャビアがけっこう幅を利かせているらしい。味はちょっと本物より落ちるようだ。
大統領にしてみたら、カリフォルニアシロチョウザメのキャビアは、ある意味実績の象徴なのだが、アビーにしてみたら「薀蓄飽きた、本物が食べたいわよね」といったところなのだろう。大統領夫人になっても、本物のキャビアは、庶民とは違った意味で縁遠くなってしまうものらしい。


【 脇俳優チェック 】

◆ウィットコム太佐 .... Tobin Bell
「24 Ⅱ」での悪の親玉ピーター・キングスレー役が印象強烈なので、そんな彼がシチュエーションルームにいるなんて・・・・。他には「エイリアス」のドレイヤー役。
話題の映画「Saw」の1と2にも出演している。

◆開票速報の番組司会者 .... Gina Hecht
「CSI:2」3話「疑惑の転落死」で、反抗的な息子を案じて、怪しげなセラピーをやる精神科医に診せてしまったために息子を亡くしてしまった母、バックリー夫人を演じていた。
また「フレンズ 3」13話「モニカの恋、再び・・・」では、リチャードが妹から紹介されたデート相手の女性役。部屋を見せてもらっていたが、寝室にモニカがいたので追い返されてしまった、リチャードファンの私にはうらやましいようなかわいそうな役だった。
映画「ラブINニューヨーク」ではマイケル・キートンのナーバスな婚約者役で出ていた。

◆世論調査員クリス・ウィティカー .... Marc Lynn
「CSI:3」12話「捨てられた目」で、検死中に生き返った車のディーラーの同僚で、売り上げ競争のためちまちまと嫌がらせをしていたクライド役で出ていた。電話に接着剤とかインク入りガムとか。
悪人になりきれないセコイ役がはまるひとなのだろうか。「CSI:NY」12話に登場予定なので、今度はいい役がもらえるといいですね。

◆選挙速報番組コメンテーター .... Victor Raider-Wexler
画面左端にいるメガネの男性で、一人だけ妙にテンションの高い人。
「フレンズ 2」6話「忘れ物にご用心」で、モニカがロスのアレルギーを忘れてキウィを食べさせてしまい、かけこんで注射をしてもらった時の医者カール役。ロスの手を握ってあげていたモニカは注射の痛みで手を握りつぶされそうになり、カールはモニカも見る羽目に。
細かく出演作が数多く、「ER」「となりのサインフェルド」「サブリナ」など。「FBI~失踪者を追え3」19話に登場予定。

◆ブルーノがナンパしてるブルネットのアネット .... Symba Smith
「フレンズ 2」11話「レズビアン・ウェディング」にキャロルとスーザンの結婚式を執り行った司祭役で登場。この役のときはショートカットで吹き替えも低い声なので、なかなか同一人物には見えない。
「CSI:NY」4話に登場予定。
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デスパレートな妻たち 公式本とPeople別冊

2005年11月27日 | デスパレートな妻たち

今日は、横浜のランドマークにある有隣堂書店に行く用事があった。
ここは洋書が洋書・輸入洋雑誌が豊富なので、行くと必ずチェックするのだ。

そしたら、今回は書棚に↓これが。


輸入モノなので約3000円くらいしてて、うきゃー、お高いわ、と思って買わずに帰ったが、中身はなかなか興味深かった。ウィステリア通り見取り図とか、料理レシピとか。裏話満載らしい。
で、帰ってamazonを見てみたら、↓こっちは同じものが\1,894とかなりお手頃価格。
Desperate Housewives: Behind Closed Doors
船便代はやはりかさむのぅ。無理して買わなくてよかった。

あ、ちなみに全編英語です。
日本語版は・・・・出るのでしょうかね、果たして。NHKがそこまでやってくれるかどうか。要はやる気ですかね。
「チェオクの剣」の本はさっさと出してるくせにブツブツとかつぶやいてみる。

で、予算を考えて↓こっちを買ってきたわけで。People誌10月号別冊。


・・・・そしたら、これが意外に充実してて、ウィステリア通りの航空写真とか、各自の家の中のセット写真とアイテムのアップ、小物の販売店と実売価格とか。
もちろんブリーの家の写真、見入っちゃいましたよ。けっこう100均みたいな整理グッズ使ってたりして。
アメリカらしいなーと思ったのは、各自の家のペイントの色見本と色番号が載ってるあたり。
なるほど、「あんなふうに塗ってみたい」って思うわけですね、屋根とか壁とか。
デスパはドラマ一本で、見えないところで経済効果を上げてるのねとしみじみ感慨。

こちらももちろん中身は当然英語・・・・だけど、公式本とは違って、こちらは次シーズンのネタバレが容赦なく満載なので、見たことないキャラの写真は見ないふり、なるべくストーリーにからみそうな文章も見ないふりで、インタビューなどはシーズン終わるまでは封印しておこうと・・・・
それを読まないでも、キャラクターのワードローブのブランドとお値段とか、そんなの見るだけでも結構楽しかったので、買ってよかったと思う。

ところで、キャスティングにこんな裏話が。
パイロットの時点ではメアリーアリスは、「ツインピークス」のローラ・パーマーのSheryl Leeだったらしい。
IMDBでも彼女の名前は出ていた。実際にナレーションを吹き込むとこまでやったらしいのだが・・・
降板の理由は書いていない。

あと、スーザン役は・・・・「ザ・ホワイトハウス」ではじけるフェミニストのエイミー役を演じているMary-Louise Parkerが当初考えられていたらしい。これは、制作・脚本のMarc Cherryが「ザ・ホワイトハウス」のファンだったことからオファーを出したということらしいが、断られてしまったのだそうだ。
アンチエイミーな自分としては、なぜそこで受けなかったのだと!密かにがっくりしたりするが・・・・
でも、彼女のスーザンだったらここまでヒットしたかどうかは疑問だし、結果オーライ・・・・なのかな。
ちなみにちょっとスーザンっぽい彼女の写真を見ると、まぁ・・・・これもありかな、という気がしないでもないけど。

ただ、もし彼女がスーザンだったとしたら、日本で放送する場合に、「ザ・ホワイトハウスの」という相乗効果も望めた上に、エイミーの吹き替えの人がスーザンの吹き替えも引き続きやってくれたかもしれなかったわけで・・・・どうでしょう、そのプラスマイナスは。
ま、テリー・ハッチャーがはまり役だということに異論はないんですが、言ってみたいの、色々と。

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