くまぷーの海外ドラマblog

海外ドラマを脇役チェックなどしつつ
あれこれ見ています。

アリーmyラブ2@tvk 第8話「罪作りな視線」

2006年05月13日 | アリーmyラブ
またまたリンが事務所にもめごとを持ち込んだ。
リンの所有している泥レスクラブが、地域の風紀を乱しているからと反ポルノの母親団体から訴えられたのだ。リチャードは女性陣で攻めろとネル、アリー、ジョージアの「ドリームチーム」で担当させるが、ジョージアとアリーはうんざり。
ネルはクラブの様子をジョンとリチャードに見に行かせるが、なぜかジョンはスパイ気取りでノリノリ、リチャードも泥レスに参加したりと大ハッスル。
ところが相手側弁護士レイとジョージアは、ビリーと会う前に一度だけデートした仲だった。ジョージアはアリーに「セッティングしてあげる」と言い出すが、アリーはジョージアの「本音」に気づいてしまった・・・・


ま~た来~た~♪」でリンちゃん登場。
まだこの時点ではネルもリンもゲストクレジットなんだな。でももうリンの存在感にドラマ全体が持ってかれてる感じがヒシヒシありありと。
そのリンにとことん岡惚れなリチャードは、ブーたれてるアリーとジョージアにこんな暴言を。

「ボクはこの依頼人との性的情事に努力してるわけだしぃ。
 一度くらいは自分以外の誰かのために努力してみてよぉ~


・・・・リチャードじゃなかったら言えない台詞っつーか、アリーとジョージアじゃなかったら辞めてるっていうか。お前とリンのためにみんなが努力したことが一度もないとでも?っつーかいっつも努力させられまくりじゃん!みたいな言葉さえ封殺するフィッシュ哲学。いやー「前向きに」って思わなかったらマジぶっ殺す、って感じだよなぁ。
ほんとにリチャードったら・・・泥レスのお店でウェイトレスのお姉ちゃん全員のたるみ触って、そのたび匂い嗅いでるし・・・。

今回はなかなか色んな要素がぎゅうぎゅう詰まっていたと思う。
登場人物が増えた分、各自にうまくエピソードを分配しないといけないのだが、そのバランスがちゃんとうまくいっていたかな・・・・ビリー以外は。いやーすばらしく存在感のないビリー。
本当だったら、ジョージアの「気持ちだけの不倫」にあの嫉妬深くプライドの高いビリーが突っ込んでこないわけがないのだが、余裕こいてるんだか気づいてないんだかわからないが、まったくのノーリアクションだ。
ただ、ビリー嫌いの自分としてはこれは認めたくはないが・・・・ジョージアがレイじゃなくてビリーを選んだことだけは正解だと思う。レイってどこがいいんだかよくわからないし。ちょっとドキドキしたいっていう以外に彼にキスを許す要素が何もみつからないもんなぁ。
レイと付き合うんだったら、まだしもフィッツィのほうがメリハリがあって面白いかも・・・・いや、ちょっと言ってみただけとです。

そしてそのいびつな三角関係に、やっぱり鼻面つっこんじゃったというか、ジョージアにつっこまされたというか、アリーが参入する羽目になり、そしてレネに痛いところをつかれる。
「去年一年間、ビリーと一種の不倫してたんだって」
レネ、するどいっすね。つーか気づいてないのはアリーとビリーだけで・・・なんでジョージアがカリカリしてるのか二人ともわかってないんだろうなぁ。

なんだかんだいって、エレインが一番ジョンのことを気遣っている感じだ。その方向性が正しいかどうかは別として。でも今回はあのリモコンはジョンが相当お気に入りだったわけで、エレインアイテムの中では最大のヒットではないだろうか。
割られてしまった便器の縁を持ち歩くジョンだが・・・「ドメスト」とかいう言葉が頭をぐるぐるする・・・・ううう。

しかし、今回はなんといってもリンだ。

「セックスは武器よ」
「神様は男にバカモツを与えて、女性を有利にしてくださったの」
「男は。ひと皮むけば、みんな豚なんです」

・・・・アリーならずとも、言ってしまうなぁ。「彼女はヒーローよ!」
すげーよリンちゃん。


【 使 用 楽 曲 】

☆ 泥レスにリチャードとジョンが入っていく時、ジョンがスパイモードになってる時の曲
Johnny Riversの「Secret Agent Man」。「Johnny Rivers: Greatest Hits」より6曲目(試聴あり)。65年イギリス製作のドラマ「秘密諜報員ジョン・ドレイク」のテーマ曲として知られている。
Johnny Rivers: Greatest Hits (Capitol)

☆ 泥レスの場面からバーのダブルデートへの場面で流れる「明日彼は結婚してしまう」という曲
The Shirellesの「Foolish Little Girl」。「The Very Best of the Shirelles」より14曲目(試聴あり)
The Very Best of the Shirelles

☆ 終盤、エレベーターの中やラストシーンで流れている曲
The Chiffonsの「One Fine Day」。60年代ガールズグループの代表的な彼女らにCarole KingとGerry Goffinのコンビが曲を提供してヒットしたもので、邦題は「すてきなある日」。「Absolutely the Best!」の2曲目(試聴あり)。
Absolutely the Best!


【 脇俳優チェック 】

◆泥レスクラブを訴えたストークス .... Christine Ebersole
オフィシャルサイトあり。「ザ・ホワイトハウス」のドナ役Janel Moloneyのおば。とはいっても血がつながっているわけではなく、彼女の二番目の夫Bill MoloneyがJanelのおじにあたるということだ。
コメディエンヌで舞台での活躍も多い。2001年には「42nd Street」でト最優秀ミュージカル女優賞を授賞している。ニー賞モーツァルトでは、サリエリの想い人だったがモーツァルトと関係したオペラ歌手のカテリナ・カヴァリエリ役を演じていた。そのことがきっかけでサリエリは神とモーツァルトを激しく憎むようになる。
マコーレー・カルキン主演の「リッチー・リッチ」では、カルキン坊やののんきなママレジーナ役を演じているなど、映画・テレビ・舞台と幅広く活躍。

◆判事 .... Tony Plana
オフィシャルサイトあり。70年代から舞台、映画、テレビと幅広く活躍してきたベテラン俳優。ラテンアメリカ系俳優の劇団「イーストLAクラシックシアター」の創設者であるなど、ラテン系アメリカ人俳優の重鎮的存在。
「名探偵Mr.モンク」14話「空からの水死体」には、モンクがメキシコの事件を解決しに現地に赴いたとき、メキシコでの担当刑事アラメイダ警部役で登場。
「ザ・ホワイトハウス2」13~14話(「ファーストレディの憂鬱」と「麻薬戦争」)でミッキー・トループ国務副長官役で登場。一般教書演説のレセプションからレオに「旧友に会って欲しい」という暗号で呼び出され、コロンビアで捕虜になった麻薬捜査官の救出作戦についてシチュエーションルームで話し合うという役回り。
ワールドカップイヤーということで5月末から公開で話題になっている「GOAL!」では、主人公サンティアゴの父親ハーマン役で出演している。
「24 Ⅳ」では、テロ組織のリーダー格オマール役を演じていた。「CSI:5」の12話に登場予定。他にドラマは「マイアミバイス」「ER」映画は「愛と青春の旅立ち」「サボテン・ブラザース」など。

◆泥レスの司会 .... Brad Grunberg
「フェリシティの青春」のショーン役のGreg Grunbergの兄で、「Johnny Cocktails」の名前でクレジットされることもある。
「アリーmyラブ2」8話「罪作りな視線」では、リンの所有してる泥レスの司会役で登場。「FBI~失踪者を追え」2話「少年の秘密」では、失踪した少年ゲイブがNYからテキサス行きの長距離バスのチケットを買おうとしていたのを「子供は買えない」と追い返し通報しなかった窓口の男役。
「CSI:NY」17話「転落」では、チョコレート食べたさにベランダから転落した、性格の悪い映画プロデューサーのヘックマン役で登場していた。
「NYPDブルー」ではバーテンダーのレオン役で、パイロットから12シーズンまで時々出演している。

◆ジョージアと訳アリの相手側弁護士レイ・ブラウン .... Justin Theroux
オフィシャルサイトあり。映画「マルホランド・ドライブ」で女優ワナビーなナオミ・ワッツが関係を持つ新進監督アダム役を演じていた。アダムは「変なサングラスの男」と覚えている人も多いかも。
「チャーリーズ・エンジェル フルスロットル」ではドリュー・バリモアの8年前の彼氏で、殺人の証言をしたことを恨んで復讐に燃えるシーマス役。背中一面にタトゥーのあるアブナイ男の役だった。
ドラマでは「Sex and the City」の第1シーズン7話「 一夫一婦制の現実」と第2シーズン15話「 恋人のファミリー」で、「NYの魅力のある30人」に選ばれた作家ジャレッドまたはヴォーン役で登場、キャリーと付き合ったりするが「早過ぎて」破局してしまう。
「Six Feet Under」では第3シーズンに8エピソードほどゲスト出演予定。他に「エイリアス」「New York Undercover」(「コールドケース」のカイト検事補ことJosh Hopkinsの兄弟役)など出演作は多数。

◆アリーをトイレから助けた救急隊員 .... Eric Scott Woods
今回一番のイケメンはレイでも判事でもなく彼だと思うのだが。公認ファンサイトあり。
「チャームド 魔女三姉妹」の第1シーズン1話で三姉妹の一人パイパーの彼氏ジェレミー役で登場していた。

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6 コメント

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同感です。 (モエ)
2006-05-13 16:31:56
そう!今回の一番のイケメンはなんといってもあの救急隊員です!

くまぷーさん、フィッツイのことを思い出させないで~

そして、リンのカッコよさ向かう所敵なし?(または全部敵!)

(後で子どもにサンタがいると思っているなんてバカだ、と白状させるシーンもお気に入り

リチャードのめちゃくちゃなFishismも首尾一貫していて私はスキです。
彼女はヒーロー! (それいゆ)
2006-05-14 00:27:40
いっつも足げにされてるけど…いや、されたい(笑)。



「お水!」と、リンちゃん名説教。ホント素敵。YESかNOかでは終わらない。

これからも出てくる「バカモツ」発言楽しみですね。(あと、下半身が読めるんだよね…笑)



この回、実はかわいげを発揮してるのが冒頭のリチャがトイレで「君が乳牛的~」なイイワケ(に、なってない)発言してる時に、アリーに真顔で

「友達だと思ってたのに」

って言うんですよね(笑)!

アリー笑ってたけど、ホント、違うだろ。友達じゃねーだろ?いつだよ、いつなったよ!

「ホームパーティに招かれた=友達」「裁判してくれた=友達」とか単純脳なのかもしんないけど、あぁ…、そのまっすぐさが可愛いですわぁ~♪いぢわるなのに♪友達って♪



レイとジョージアさんは、あぁ、もうじれったい!ビリーはあんなんなのに、ジョージアさんは「キスしようとした」事に罪悪感とか覚えてたり…。

レイ役の人は顔が印象に残るから、SATCでもチャリエンでもマルホでもスグわかりましたね。
リンさま! (エレイン)
2006-05-14 07:25:09
いつも名言集をありがとうって感じです。

「バカモツ」人格も真心もないものへの命名には感服いたしました。

「男はブタ」一度言ってみたいですが

「お前じゃ!」と反撃されそうでリンさましか言えません。

やっぱりこのドラマ、おもしろいですね。

コメントありがとうございます (くまぷー)
2006-05-15 16:15:54
コメントつけて「投稿」ボタンを押したらサーバビジーで全部おじゃんになったので、がっくり来て寝てしまいました(^_^;)すみません、コメントが遅れて・・・



>モエさんへ

>向かう所敵なし?(または全部敵!)

あははははは!うまいっす(^O^)

全面敵っていうフィールドをゴジラのようになぎ倒してノシノシと進むリンちゃん・・・ですよね。

でも、「孤立無援」・・・とか言ってましたよね(^_^;)



>それいゆさんへ

レイ役の人、「あんまり中身のなさそうな、自称色男」みたいなタイプをやらすとドンピシャですよね。

いや、地かどうかは知らないけど(爆)。

リンちゃんにコテンパンにされる様子が非常によろしかったです。

判事が割と好きなタイプのオヤジだったので、これまたやり込められてお手上げ状態になってるのをニヤニヤ見るのが楽しかったぁ・・・・

ぜひリンちゃんキャラで、侍や主任と対決させてみたいと思ってしまいます。



>エレインさんへ

アリーが一度「判事は豚です!」をやらかしたことがありますが、格が違いますね!

「リン様」・・・いやほんとに(^_^;)

このパワーのまま駆け抜けていただけるといいんですけどねー・・・
ぎゃ! (それいゆ)
2006-05-17 00:12:03
ごめんなさい!私は記憶参加なので、どうやらまた違う回のと混同してしまったようで…うぅ。

リンちゃんの回なのに間違えるとは…。

それもこれも、松井が選ばれなかったせいです。(何の話だ)
それいゆさんへ (くまぷー)
2006-05-17 01:19:17
いいえ、一週遅れてる私が悪いんです・・・



それと、ジーコが(おい)(^_^;)

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