朝、くーは熱心に外を眺めている。
やはり、昨日はここから、塀を洗浄する様子をみていたんだね。
残念、今日は誰も来ない……っていうか、家主に一言なく作業が密かに始まってるってどう？あり？
でも、業者さんの電話番号現在使われておりませんだし…不安。くーしつかり見張っていてね。
買い物から帰ったら、出迎えがなく、ま、いいかと階段を上がったら、一番上の階で見張っていたくー。
前の猫も、ここで見張っていて、夜に警報がなると不在の時はセコムが鍵を開けて、室内を確認するんだけど、暗闇の階段に黒猫がいたと声が震えていた警備員さんがいたつけ。驚いたらしい。
それはそうとして、上手くできない香箱座り崩れで寛いでいるくー。
ママは、夕べというか朝に寝て、まだまだダラダラ寝ていたかった。くーは、目覚ましもかけてないのに、いつもの時間に、熱心に起こして、朝食を催促。猫目覚まし時計だ。
これから寝るから、絶対起こさないでと説明したら、プイっとどこかに行ってしまったくー。通じたのかな。