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日本共産党さいたま市大宮区委員会

自民改憲案 年内に提出 首相言及 党内議論すら無視

2017年06月25日 17時45分38秒 | ニュース

 安倍晋三首相(自民党総裁)は24日、神戸市内で講演し、憲法改定について「来たるべき臨時国会が終わる前に、衆参の憲法審査会に自民党案を提出したい」と述べ、年内提出を目指す方針を明らかにしました。首相は自衛隊を9条に書き込む改定をして2020年の施行を目指す意向を示していますが、今秋に想定する臨時国会への提出に言及したのは初めてです。

 23日には自民党の憲法改正推進本部の保岡興治本部長が、来年6月の改憲発議を「読売」のインタビューで表明しましたが、年内をめどに改憲原案を取りまとめ、年明けの通常国会に提出する意向を示していました。

 党内の議論も無視して独断で改憲スケジュールを次々とスピードアップする異常な前のめりです。首相の憲法尊重擁護義務に反する重大な発言です。

 首相は既に、内閣改造・党役員人事を8月上旬にも前倒しする方向で調整。改憲の国民投票と衆院解散・総選挙の同時実施も視野に置いているとみられ、改憲案の策定を急いで解散時期の選択肢を広げる狙いもあるとみられます。

[原文はこちらへ 2017年6月25日(日) しんぶん赤旗]

<コメント>行政の長の首相が、改憲案を提案し、検討時期まで指定。3重に法律に違反している。憲法を破壊しているような人が、憲法改正を言う資格はないと思う。党首と首相を兼ねるのは問題だ。


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