踊る小児科医のblog

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子宮頸がん予防のHPVワクチン 1月から接種開始

2010年01月23日 | 予防接種
◇ 接種対象:10歳以上の女性(11~14歳に推奨)
◇ 接種方法:1回0.5mlを3回、筋注(初回、1ヶ月後、初回の6ヶ月後)
◇ 接種料金:任意接種(全額自己負担)、1回 14,000円

 前号でお知らせした子宮頸がん予防のヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンを1月から接種開始します。非常に高額なワクチンですが、予防効果は高く接種率の向上による子宮頸がんの減少が期待されており、定期接種化(無料化)が望まれます。民主党の総選挙「政策集」の中には掲載されており、政府でも公費負担を検討しているようですが、その時期や金額(一部か全額か)、対象年齢などはまだわかりません。当院ではなるべく多くの方が接種できるように、最低レベルの価格に抑えてありますが、お子さんの将来の健康のために中学生になったらHPVワクチンのプレゼントをお勧めします。
(院内報 2009年12月・2010年1月号より)

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2 コメント

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HPVワクチンと検診結果について (カナ)
2010-04-25 08:09:32
20代女性です。以前に子宮頸がんの検診を受けたところ、異常なしですが、分類では軽度異型性ありでした。しかし、異常なしとのことで、精査の通知はきてないです。HPVに感染の有無は自分でも分かりません。HPVワクチンは感染していたら意味がないですよね。予防接種は感染しているかの調査はしないとききました。
もしかしたら、もう感染しているのかもしれないという不安があります。ワクチンを打つ前に感染しているか調べたほうがいいでしょうか。
はじめまして ()
2010-04-27 11:45:48
青森県内での子宮頸がんワクチンのことを調べて先生のブログにたどり着きました。時々お邪魔させてください。よろしくお願いします。

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