踊る小児科医のblog

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理解不能なSTAP細胞問題 クローズアップ現代を見ながら

2014年04月11日 | NEWS / TOPICS
STAP細胞、一般の方は小保方さんに同情的な雰囲気だけど、科学者とはかなり温度差がある。ネット上でもそうだし。まあ、科学者とは言えない私でも違和感は感じる。クローズアップ現代の録画を見ながら。(理研がトカゲの尻尾切りをしていることもおそらくそうだとは思うが)

論文の根幹がしっかりしていて(小保方さんの主張のように捏造ではなく)画像の取り違えや単なる画像操作だったのだとしたら、あるいはデータは存在しているなら、それでSTAP細胞があるという証明はできるはず。何で出来ないのか理解できてない。

今まで存在しなかったものを「ある」と主張するなら、それは証明できて初めて言えること。「ある」ことが証明できなければ、ないものとして扱う。この場合、ないというのは可能性が全くないということとは違う。

違う寒天での電気泳動の画像は直接比較できない。(まあ、これは当たり前だろうな)

「200回以上作成というのもかえって怪しい。時間の無駄。何のためか」(まあ、そう思うよな…)

これだけの研究や論文発表を一人でできるわけないし、共同研究者(直接の上司)が一番の問題だろう。何やらいろんな報道もあるようだがそれは別として。
http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/254001/

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