風の軍師 黒田官兵衛」を読みました。
秀吉の懐刀として武勲を立てた官兵衛は、戦況膠着する文禄の役で朝鮮行きを申し出る。
しかし知略家・官兵衛の真意は、キリシタンを弾圧する秀吉を討つことだった。
関ヶ原の戦いでも伴天連の王国を造るべく九州で挙兵。
下克上の時代、異国の風を受け、夢を追う男の壮絶な生涯。
直木賞作品の「蜩ノ記」で葉室作品に魅了され、また「黒田官兵衛」が来年の大河ドラマになるというので読んでみました。
軍師、「黒田官兵衛(如水)」の戦国末期から江戸時代までの生涯が彼がキリシタンだったと云う視点から描かれています。
如水が本能寺の変や秀吉の死、さらには関が原の戦いの黒幕だったり、明智光秀が実は小栗栖では死んでいなかったりと、独特の解釈がなかなか面白い。
人は殺すよりも使え。
戦いに勝つ最大の秘訣は情報を作る事。
先が見えるのではなく、先を作る事。
智力で敵を下す。
生涯50数度の合戦で一度も負けを知らなかった戦の天才の生涯とは・・・。
やっぱり葉室作品はおもしろい!
この小説の満足度:☆☆☆☆
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