エコイック・メモリ」を読みました。
動画投稿サイトに忽然と現れた、四つの映像。
『回線上の死』と題されたその不鮮明な映像には、四人の男女が残酷な方法で殺される様子が映し出されていた。
悪戯? それとも本物なのか?
期限付きの捜査を命じられたクロハは、映像の中の音に、奇妙なずれがあるのに気付く…。
この作家の作品を読むのは初めてです。
本作が女刑事クロハを主人公に据えたシリーズ第二作目と云う事を後から知りました。
カタカナ表記の人物名と警察小説にSF風味が加わった一風変わったミステリー作品です。
SFの雰囲気を出す為なのか登場人物名がカタカナなので少し読みづらい・・・。
また前作を知らないので事件とは関係のない甥っ子の親権争いや人物関係が把握しづらかった・・・。
それでも本筋の事件捜査そのものはダークな雰囲気と早い展開でなかなか面白い。
これは一作目も読まねば!
この小説の満足度:☆☆☆☆
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