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誉田 哲也/妖(あやかし)の華

2011年01月28日 | 小説
誉田 哲也 著 妖(あやかし)の華を読みました。




東京・池袋、喉元を猛獣に食い千切られたような変死体が発見された。

だが現場には大量に噴出したはずの血、血痕がない。

同じころ、ジゴロのヨシキはヤクザに襲われ危機一髪のところをある女に助けられる。

妖艶な顔立ちと抜群のプロポーション、男を蠱惑する媚薬フェロモンを分泌する、No.1風俗嬢・紅鈴だった。

一方、警察は三年前に起きた“大和会系組長連続殺害”の手口と今回の事件が酷似していることに着目し、二つの事件を繋ぐ重要参考人―紅鈴に辿りつこうとしていた・・・。


今や超人気作家の誉田氏 のデビュー作。

帯にストロベリーナイトの「姫川」シリーズの原点とうたわれているが・・・。

その内容は警察物と云うより伝奇小説。

それも日本版女ドラキュラ物語・・・。

真夏の東京を舞台に女吸血鬼・紅鈴のミステリー&アクションがスリリングに展開されます。

ぐいぐいと云うほどでもなかったですが、そこそこ楽しめました。

第2回ムー伝奇ノベルス大賞優秀賞受賞作品。


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