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加藤 廣/信長の棺

2012年11月08日 | 小説

加藤 廣 著 信長の棺を読みました。

 

「惟任(光秀)ご謀反」―。

安土城で知らせを聞いた太田牛一は、生前の信長の密命に従うべく、5つの木箱とともに西へ向かう。

が、佐久間軍に捕えられ能登の小屋に幽閉されてしまう。

10カ月後、天下統一を目前に控えた秀吉から伝記執筆を条件に解放された牛一は、天満に小さな隠居所を構え、信長暗殺の謎を追うのだった・・・。


「本能寺の変」における織田信長の遺骸未発見の謎がメインテーマです。

信長の遺体はどこに葬られたのか?

毛利と和睦し、中国大返しが秀吉にできたのか?

なぜ光秀は本能寺を襲ったのか?

織田信長の伝記「信長公記」を著した太田牛一という実在した人物が信長の死の謎を追うというストーリー。

途中、若いしのびの女と老いた主人公の恋愛話も出てきて、堅苦しい歴史物を和らげています。

最後のオチは”成る程こう云う事だったのか!”と思わず納得の一冊でした。


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