角田光代 著 「八日目の蝉」を読みました。
逃げて、逃げて、逃げのびたら、私はあなたの母になれるだろうか…。
東京から名古屋へ、女たちにかくまわれながら、小豆島へ。
偽りの母子の先が見えない逃亡生活、そしてその後のふたりに光はきざすのか・・・。
野々宮希和子は不倫相手の生後6か月になる赤ちゃんを連れ去り逃亡し、自分の娘”薫”として育て始める。
そして彼女は3年半もの間、逃亡生活を続けた。
誘拐された娘の”薫”は、理不尽な逃亡生活に付き合わされながらも、 あふれるほどの愛情をいっぱいに受けてまっすぐに育っていた。
しかし唐突に逃亡劇は終わってしまう。
希和子の逮捕と共に本当の親元へ帰され、今は大学生となった”秋山恵理菜”。
恵理菜もまた妻子ある男の子供を身ごもる・・・。
さまざまな事件や環境の中でも、必死に生きていくことの力強さ、人の営みの尊さを感じさせる一冊です。
「八日目の蝉」というタイトルがとても奥が深いのですが、その意味とは・・・。
第二回中央公論文芸賞受賞作。
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