私は昭羽さんに断りのお返事をした。
霧吹さんのあの一言。
こんなに考えてくれているのに
別の所へ行くなんて考えてはいけない。
「そうですよね…。そう簡単な事では無いですよね^^」
昭羽さんは優しく微笑む。
「とてもありがたいお話だったのですが…。」
私はうつむく。
そんな私の様子に昭羽さんは少しいたずらっ子のような顔つきになる。
「ほら、人間気が変わる という事もありますし^^
もしそんな時が来たらぜひうちへw」
「あはは^^」
本当に優しい人。
やっぱり私は
浅井の人が大好きだ。
「まこさん!」
いつもの声。
大きな
それでいて堂々とした声の侍。
…いや…鍛冶屋?
振り向くとそこには小柄な鍛冶様。
彼は無言で私の弓を修理する。
「修理ありがとう^^もしかして…。」
その言葉に彼は少し得意げに頷いた。
「岳の弟で冥神と申しますw」
「あはは^^」
「まこさんの苗字貰いましたw」
「うんうん^^頑張ってね^^」
「はい!頑張るんで…これからちょっと手伝ってもらっていいですか?w」
「了解^^」
「やった!」
私はまだ小さな鍛冶様の後を追いかける。
アタックばかりの岳さん一家。
鉄砲様を除いて鍛冶様は基本戦闘が終わるまで耐える職だ。
武芸である岳さんにとっては良い勉強になるかもしれない。
敵がなかなか落ちないとどれだけ盾が辛いか という意味で。
頼られる事は
必要とされる事は
本当に幸せだ。
手伝いなんて面倒
なんの得にもならない
報酬次第だな
その考えも決して間違ってはいない。
「あー!自分で修理出来るっていいですねー!」
楽しそうな彼の姿。
岳さんを含め養子の方々には
何度心癒されただろう。
養子を次々に迎えなかなか極めるという所までいかない彼らは
いい加減で考えなしで
中途半端に見えるかもしれない。
けれど代えがたい魅力がある。
私にとってそれはとてもいじらしく可愛らしいのだ。
やりたいからやる。
行きたいから行く。
大いに結構。
否定的な言葉を跳ね除け
自分の考えを貫く。
一生懸命な彼の姿は
今の時代貴重なものだと心底感じる。
何があっても私はあなたの味方でいるよ。
私は心で強く思うのだった。
霧吹さんのあの一言。
こんなに考えてくれているのに
別の所へ行くなんて考えてはいけない。
「そうですよね…。そう簡単な事では無いですよね^^」
昭羽さんは優しく微笑む。
「とてもありがたいお話だったのですが…。」
私はうつむく。
そんな私の様子に昭羽さんは少しいたずらっ子のような顔つきになる。
「ほら、人間気が変わる という事もありますし^^
もしそんな時が来たらぜひうちへw」
「あはは^^」
本当に優しい人。
やっぱり私は
浅井の人が大好きだ。
「まこさん!」
いつもの声。
大きな
それでいて堂々とした声の侍。
…いや…鍛冶屋?
振り向くとそこには小柄な鍛冶様。
彼は無言で私の弓を修理する。
「修理ありがとう^^もしかして…。」
その言葉に彼は少し得意げに頷いた。
「岳の弟で冥神と申しますw」
「あはは^^」
「まこさんの苗字貰いましたw」
「うんうん^^頑張ってね^^」
「はい!頑張るんで…これからちょっと手伝ってもらっていいですか?w」
「了解^^」
「やった!」
私はまだ小さな鍛冶様の後を追いかける。
アタックばかりの岳さん一家。
鉄砲様を除いて鍛冶様は基本戦闘が終わるまで耐える職だ。
武芸である岳さんにとっては良い勉強になるかもしれない。
敵がなかなか落ちないとどれだけ盾が辛いか という意味で。
頼られる事は
必要とされる事は
本当に幸せだ。
手伝いなんて面倒
なんの得にもならない
報酬次第だな
その考えも決して間違ってはいない。
「あー!自分で修理出来るっていいですねー!」
楽しそうな彼の姿。
岳さんを含め養子の方々には
何度心癒されただろう。
養子を次々に迎えなかなか極めるという所までいかない彼らは
いい加減で考えなしで
中途半端に見えるかもしれない。
けれど代えがたい魅力がある。
私にとってそれはとてもいじらしく可愛らしいのだ。
やりたいからやる。
行きたいから行く。
大いに結構。
否定的な言葉を跳ね除け
自分の考えを貫く。
一生懸命な彼の姿は
今の時代貴重なものだと心底感じる。
何があっても私はあなたの味方でいるよ。
私は心で強く思うのだった。
時々こちらが戸惑ってしまう程に…。
八雲様も自由にこの世を旅されているようで^^
枠に囚われずやりたい事をやるそのお姿は
大変楽しませて頂いてます。
家臣の方々は心配されますでしょうが
その内心結構わくわくされているかもしれませんよ^^?