ログアウトは両替前で ーある巫女の記録ー 

信長の野望オンラインでの体験を小説風に綴っていきます。
無印からの体験です。

サポートとしての思い

2017-09-07 21:34:26 | 冥神真琴
完全をなるべくスムーズに準備出来るように
薬師様は気合を最低限に留め
魅力付与寄りの装備を身に着ける方を多く見かける。

私自身も沈黙避けに多少知力が欲しいと考えるようになった。


最近は盾様 特に武士様が旗を持つことも多い。


そういえば昔堅い結界を張れる
陰陽師様が旗を持った事もあったっけ…。


薬師様が旗を持つ風潮は蘇生の有り無しの責だった。
蘇生役が落ちても入口で蘇る事の出来る場所が多い現在では
1番落ちにくい方を旗とするのは自然な事なのかもしれない。





私は今でも難しい事はわからない。

ただひたすら党員の為に出来る事は何か
盾 アタック 回復
少しでも有利に
少しでも動きやすく
そのサポートとして最適な一手は何か

それだけを考えながら戦闘に参加している。



こう言っては叱られてしまうかもしれないが
全て 感覚 なのだ。


例えば詠唱の切れる時間
看破や霧散以外の様々な付与が切れる時間
多分時間を計って詠唱を入れている神職はいない。

そろそろ…切れるかな

そんな感覚と似ている。

回復様のヘイトが危険かなとか
敵の固定がはずれそうとか
次の攻撃でアタックさんの気合は無くなるかなとか。




盾は釣っていれば良い。
アタックは敵の生命を削れば良い
回復は全治してれば良い。

メインの仕事はそうであっても
実際それだけなら
神職も詠唱と気合をしてれば良い となる。


そんな世界なら私は多分こんなに頑張ってはいないと思う。


攻略法が色々と出てきている中で
強ボスにどう立ち向かうか
指示された作戦の中で他に出来る事はないか
そんな事を考えるのが楽しくなっていた。



危うい戦闘位が丁度いい。
党員の方が喜んでくれるような一手を打つタイミング。



生意気かな…。
こんな考えは…。


でも私は党員の役に立ちたい。
その思いはずっと変わらない。



その徒党がたとえ初心者だらけの徒党でも
必要とあらばベテランさんと組む時と変わらず
精一杯サポートする。

チグハグな徒党だからこそ
私が出来る何かに気づく事もあるから。







「僕はまこさんに一生ついていきます!」

岳さんは言ってくれる。


けれど私はリーダー的な素質など全く無い。
誰かのお傍で補助をしている方が向いているし幸せなのだ。


「今月はこれで勘弁してください!」

「これは利息分の回収かな~^^」

「えw」

「うそうそ^^」

「よかったw」

平伏しながら3000貫を差し出す岳さんを見ながら
つくづくそう思うのだった。


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