駿河へ到着した私は指示された場所へ走る。
富士地下洞穴の側。
「こっちですー!」
手を振る岳さんに気づく。
「どんな立て物なの?」
「えっとですねぇ」
岳さんは身振り手振りで説明しだす。
「それって結構レアな立て物じゃない??」
「そうなんですよー!」
おそらく合戦によく行く岳さんは武将辺りが付けていた立て物の事を
言っているのではないかと感じた。
この辺りで拾えるという話は聞いた事がない。
もしかしてガセネタを信じているのではないか…
そんな気もしたけれど
「とりあえずその敵探してみよっか^^」
「はい!!」
こんなワクワクした目を見てしまうと
とてもじゃないが言えなかった。
「こんにちは~^^何してるんですか?w」
無線機に刃さんからお声がかかった。
「刃さん^^久しぶり^^」
「何か手伝いですか?^^」
私は刃さんにここに居る理由を話す。
「へぇ~^^なんか面白そうですねw」
必死に敵を探し回る岳さんをチラッと見ると
私は小声で刃さんに言う。
「んー。もしかしたら岳さんの勘違いかもしれないんだよね~…。」
「そうなんですか!?w」
「聞いた事が無いから…。そんな噂…。」
「あははwなんか岳さんらしいですねw」
「とりあえずわからないから1戦してみようかなって…。」
「俺も行っていいですか?w」
「いいけど何も出ないかもしれないよ?」
「いいですよ^^めちゃくちゃ暇なんですw」
鍛冶様である刃さんが居れば修理もお願いできるし
来てもらえれば助かるかな…。
「刃さんも一緒に探してくれるって^^」
「おぉぉぉ!」
岳さんは嬉しそうに笑った。
3人で駿河をうろつく。
この光景は今では何とも異様なんだろうなぁ…。
「居ないですねw」
「うん~。」
「居ます!絶対居るはずです!」
岳さんは立ち止まる私と刃さんを置き去りに走り続けた。
「凄い体力ですねw岳さんw」
刃さんは笑う。
「だよね~。いつもあんな感じだよ~。」
私も苦笑いする。
「まこさんは全然変わらないですね^^」
「ん?」
「なんか色々と^^」
「え~…。」
少しは高LVらしい見た目になったと思ってるんだけどなぁ…。
落ち込む私に刃さんは首を振る。
「いや、悪い意味じゃなくて!」
「うん?」
「俺も変わらないですよ^^ずっと^^」
私のメモを指さす。
あぁ…。
この事…。
あの日と同じ光景。
岳さんも指さして言ってくれたっけ。
「うん^^」
伝わってるんだ 言わなくても。
普段はなかなか会って遊ぶ事も無い知人さん。
ちゃんと繋がっていられる事に私は何とも言えない気持ちになるのだった。
富士地下洞穴の側。
「こっちですー!」
手を振る岳さんに気づく。
「どんな立て物なの?」
「えっとですねぇ」
岳さんは身振り手振りで説明しだす。
「それって結構レアな立て物じゃない??」
「そうなんですよー!」
おそらく合戦によく行く岳さんは武将辺りが付けていた立て物の事を
言っているのではないかと感じた。
この辺りで拾えるという話は聞いた事がない。
もしかしてガセネタを信じているのではないか…
そんな気もしたけれど
「とりあえずその敵探してみよっか^^」
「はい!!」
こんなワクワクした目を見てしまうと
とてもじゃないが言えなかった。
「こんにちは~^^何してるんですか?w」
無線機に刃さんからお声がかかった。
「刃さん^^久しぶり^^」
「何か手伝いですか?^^」
私は刃さんにここに居る理由を話す。
「へぇ~^^なんか面白そうですねw」
必死に敵を探し回る岳さんをチラッと見ると
私は小声で刃さんに言う。
「んー。もしかしたら岳さんの勘違いかもしれないんだよね~…。」
「そうなんですか!?w」
「聞いた事が無いから…。そんな噂…。」
「あははwなんか岳さんらしいですねw」
「とりあえずわからないから1戦してみようかなって…。」
「俺も行っていいですか?w」
「いいけど何も出ないかもしれないよ?」
「いいですよ^^めちゃくちゃ暇なんですw」
鍛冶様である刃さんが居れば修理もお願いできるし
来てもらえれば助かるかな…。
「刃さんも一緒に探してくれるって^^」
「おぉぉぉ!」
岳さんは嬉しそうに笑った。
3人で駿河をうろつく。
この光景は今では何とも異様なんだろうなぁ…。
「居ないですねw」
「うん~。」
「居ます!絶対居るはずです!」
岳さんは立ち止まる私と刃さんを置き去りに走り続けた。
「凄い体力ですねw岳さんw」
刃さんは笑う。
「だよね~。いつもあんな感じだよ~。」
私も苦笑いする。
「まこさんは全然変わらないですね^^」
「ん?」
「なんか色々と^^」
「え~…。」
少しは高LVらしい見た目になったと思ってるんだけどなぁ…。
落ち込む私に刃さんは首を振る。
「いや、悪い意味じゃなくて!」
「うん?」
「俺も変わらないですよ^^ずっと^^」
私のメモを指さす。
あぁ…。
この事…。
あの日と同じ光景。
岳さんも指さして言ってくれたっけ。
「うん^^」
伝わってるんだ 言わなくても。
普段はなかなか会って遊ぶ事も無い知人さん。
ちゃんと繋がっていられる事に私は何とも言えない気持ちになるのだった。