チャジョンゴに乗って

韓国ドラマ視聴日記。

食客 第15話

2011-10-28 22:34:48 | 韓国ドラマ サ行
■第15話 おばあさんのキムチ

南海の三千浦港で食材を探している最中に
痴呆症のおばあちゃんと遭遇したソンチャン。
おばあちゃんが身に着けていたキーホルダーに書いてあった
住所をもとに河東へ向かいました。

おばあちゃんを家まで送って帰ろうとしたソンチャンでしたが、
「(ソンチャンのトラックから)盗もうとした野菜の代金を払う!」
とおばあちゃんが引き止めました
家の中に入り、お金を探し始めたおばあちゃん。
ソンチャンにも手伝うように命令するんですけど・・・
次の瞬間、「泥棒だ!」と騒ぎ出し、
ソンチャンを泥棒扱いするのでした
そこに 元雲岩亭のチョさんとジンスが帰って来て
泥棒を退治しようと ソンチャンだと気付かずにホウキで叩くのでした

さんざん叩いた後、お互いのことに気付いた3人。
ソンチャンは、おばあちゃんについてチョさんに尋ねてみると
おばあちゃんの息子の妻が三千浦にいるそうです。
その嫁はおばあちゃんのひどいイジメに耐えられずに
家を出て行ったんだとか・・・
最近は キムチの材料を集めているそうです。

"雲岩亭のオ理事(ボンジュ)は、待令熟手の後裔ではない"
という情報をGETしたジンスの同僚チャン・ミラン。
遠い親戚に"高宗皇帝のひ孫"でフードアーティストというお方が
いるそうで、取材することにしました

世界の選りすぐりのワインを取り揃えたお店で
牛肉競争の優勝を祝うボンジュとジュヒ。
いろんなワインを試飲し、キムチとよく合うワインを見つけたボンジュ。
"このワインを雲岩亭の主力商品とする"と宣言!
既に アメリカ出張を決めており、カリフォルニアのワイン事業者に
雲岩亭の料理を振舞ってアピールすることに意欲を燃やしていました。
ワインについてジュヒに感想を求めるボンジュでしたが、
「最近食欲がないの」とジュヒは乗り気ではない様子
ジュヒは、ボンジュが雲岩亭の方向性を見失っていることを心配するのでした・・・

近所の人に迷惑をかけながら キムチの材料を集めるおばあちゃん。
ソンチャンとジンスを誘って、3人でキムチを漬けることにしました。
おばあちゃん曰く、
「昔、冬に漬けたキムチが春になってなくなると、
主婦たちは山へ山菜を採りに行き、お金持ちの家に配って
その代わりにキムチを分けてもらっていた。
キムチは情だ。心がこもってる」

ソンチャンの家へ行ったジュヒでしたが、
既にソンチャンが住んでいたアパートは取り壊されていました・・・
"ボンジュさんのために出て行ったのなら、
今度はボンジュさんのために戻って来て。
彼に冷たすぎたわ・・・
雲岩亭しか頭になかった。"
ジュヒは、後悔するのでした・・・

ジュヒが家に帰ると、ボンジュが待っていました!
ジュヒ父が家の暗証番号を教えてくれたそうです
ジュヒの部屋をレストラン風にして、
パスタとカクテル、チョコレートスフレを振舞ってくれました
ボンジュは、"食欲がない"というジュヒの言葉が1日中気になっていたようです。
ボンジュが作った料理を喜んで食べたジュヒ。
片づけをしていると、
ボンジュは、「結婚しよう!」とプロポーズしました!
そしてキスをするのでした~

チャン・ミランから"ボンジュが雲岩亭の待令熟手の後裔ではない!"
という噂を聞いたハン部長は、ジンスの机の中から
"雲岩亭のミステリー"という書きかけの原稿データを取り出して読みました!
そこには、ソンチャンが雲岩亭を出た理由などが書かれており・・・
「大スクープだ」とハン部長

河東を発つことにしたソンチャンでしたが、
車のキーが見当たりません!
ジンスと一緒に捜していると
ソンチャンのトラックの中におばあちゃんが乗り込んでいました
おばあちゃんはソンチャンに「あるところへ連れて行って欲しい」
と頼み、行ってみると・・・
そこには おばあちゃんが追い出したとされるお嫁さんがいました。
あまり裕福ではないと思われる様子をみたおばあちゃんは、
「幸せになれと言ったのに苦労して・・・」
と涙を流し、帰ろうとします
すると お嫁さんがその様子に気付きました!
ソンチャンが駆け寄り、
「おばあちゃんは体の調子が悪いのにここまで来たんです。
会って行きませんか?」と言うのですが、
「私は嫁じゃありません!
もう追い出されるのは御免です!」と冷たい態度をとるのでした・・・

帰り道 おばあちゃんは、
「また いつボケるか分からないから頼みを聞いてくれ」と言い、
一緒に漬けたキムチの食べごろを教え、
「嫁に渡して欲しい」と言うのでした。

後日、おばあちゃんは亡くなりました・・・
野菜を盗んで迷惑をかけた近所の主婦たちに
おばあちゃんが漬けたキムチが配られました。
キムチを受け取った主婦たちは、
「こうやって 美味しいキムチにするために野菜を集めてたのね。
冷たく叱り飛ばして申し訳なかったわ・・・」
とおばあちゃんの死を悼むのでした。

チョさんもまた おばあちゃんが1人息子を亡くしたショックで
性格がひねくれてしまっただけだということに気付き、
野菜泥棒扱いしてしまったことを後悔するのでした。
そんなチョさんに ジンスは、
おばあちゃんが"コンゴニソリ"というキムチを分け合う風習
について話していたことを明かしました。

亡くなる直前に茶キムチを漬けていたおばあちゃん。
「この茶キムチは誰にあげるのかしら?」とチョさんが話していると、
そこに家出したお嫁さんが訪ねて来ました。
お嫁さんは、おばあちゃんの遺影の前で号泣

「ひとり息子が亡くなったのは嫁のせい!」
と嫁をいじめて追い出したおばあちゃん・・・
でも、それは おばあちゃんの本心ではなかったことに
チョさんは気付きました
おばあちゃんは、まだ若かったお嫁さんに幸せになって欲しくて
わざと意地悪をして追い出したのでした・・・
お嫁さんは、そのことに今まで気付かなかったようで
家を出てから今まで怖くておばあちゃんの家に来ることができなかったようです。

おばあちゃんが漬けた茶キムチを食べたお嫁さん。
「お義母様、美味しいです・・・」と言って号泣しました

おばあちゃんの遺灰をまいた後、
丘の上で話すソンチャンとジンス。
「料理は、楽しく作って美味しく食べればそれでいい。
そのことを忘れていた。
対決に勝つことしか考えてなかった。
兄さんに勝ちたかった。見返したかった。
確かに勝つことも大事だけれど、本当に大切なことを忘れてたよ。
意欲が強くてただの欲となり、ただの欲望に・・・」とソンチャン。
楽しくキムチを漬けるおばあちゃんの姿を見て
大切なことを思い出したソンチャン。
「おばあちゃんは最高の料理人だよ」と言うのでした

ソウルでは、ポイント誌のハン部長が
ジンスが書いて保存していた"雲岩亭のミステリー"を
勝手に記事にしちゃっていました
記事を目にしたチャン会長は激怒し、
「今まで私を騙していたのか!?」
とボンジュに電話してきました
慌てて記事を確認したボンジュ。
雑誌には、"キム・ジンス記者"が取材したとされており、
裏切られた・・・とショックを受けるのでした。

その頃 ジンスは、ソンチャンとシジミや鮎をとって
楽しい時間を過ごしていました

ボンジュは、後継者対決でソンチャンのヤマドリを
隠そうとしたことについて思い返すのでした・・・

そんなところで、第15話終了です


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