チャジョンゴに乗って

韓国ドラマ視聴日記。

ごめん、愛してる 第17話

2006-07-21 22:22:04 | 韓国ドラマ カ行
■最終話 幸せのありか

衝撃の展開に常に続きが気になっていたこのドラマもついに最終回を迎えることとなりました!
シネ・ラ・バンバでは、今までのダイジェスト版を放送していましたよ♪

ユンの衝撃告白、驚きました!
ムヒョクに「一緒に死のうか?」と言い出したユン。一緒に死んだら、ムヒョクが考えたドゥリへの復讐よりもすごいことになるから・・・ユンは、かつてムヒョクが死ぬ前にドゥリに電話して「自分が実の息子だ」と告白しようとしていると言った時の真似をしました。
「母さん、息子たちが死ぬよ。あなたの宝石のような息子とゴミのように捨てられた息子が・・・やむを得ず捨てたムヒョクとムヒョクを忘れられず変わりに育てたユンが一緒に死ぬよ」
ユンは、オ・ドゥリの実の息子ではなかったのです血のつながらないユンのために命を捧げると言ったドゥリが、わが子を捨てたのなら、深い事情があったはず。実の息子の登場で、自分の居場所が奪われそうで、ドゥリにムヒョクがドゥリが産んだ息子だということを言えなかった・・・と思いがけないことを告白したのです!
血液型が同じだったり、組織の相性が良かったというのは偶然だったんですね?

それを聞いたムヒョクは、今までドゥリを恨んでいたことを悔やみます。
病状が悪化したユンを心配するあまり、気絶してしまったドゥリを抱きしめるムヒョク。ドゥリに「どうして捨てたの?」と問いかけているところを見たウンチェパパは、ムヒョクに真相を語りだしました。
オ・ドゥリは、不倫して妊娠、そしてソギョンとムヒョクを出産。未婚の母の子だと後ろ指さされながら、オ・ドゥリの人生を台無しにして共倒れすることを心配したウンチェパパが、ソギョンとムヒョクを捨てたこと、オ・ドゥリには、「火葬して、灰を川に流した」と告げたことを打ち明けました。
「俺はあんたのせいで、自分の母親を恨んで、憎むのに残り少ない人生を注いだんだ!」とウンチェパパを責めるムヒョクに「一生かけて、償わせてくれ。どんな罰でも、全て受ける。」とウンチェパパ。

オ・ドゥリは「家まで送ってくれない?」とムヒョクにお願いしました。言われた通り、ドゥリを自宅まで送ったムヒョクは、突然「メシをください。作ってほしい。お願いです!」とドゥリにお願いしました。ラーメンを食べながら、「そんな気力ないから」とイヤがるドゥリでしたが、それでもムヒョクのためにラーメンを作ってくれました。「母さん、生まれ変わっても、母さんの子になります。今度こそは、母さんが自慢できる息子になりますから・・・愛してます。」と心の中で言いながら涙を流すムヒョク「ごちそうさま」と言って去って行きました。外からドゥリの姿を見守りながら、「愛してます、母さん。愛してます。恋しく思わない日などありませんでした。母さん、産んでくれてありがとう。」とひざまずいてお辞儀をするムヒョク。いろいろあったけど、この世に生まれてきたことを感謝しているようです。
何も知らないドゥリは、ムヒョクが食べ残したラーメンを見て「本当にかわいげないんだから・・・憎たらしいったらないんだから。」と言っていました。でも、訳も分からず涙が出てしまうオ・ドゥリなのでした・・・本当に優しい人なんですね

「金をやるから本を出すな!」と書いたメモを隣のおじさんに送ったムヒョク。それでも、「俺は本を出して、大富豪になるんだ!」というおじさん。オ・ドゥリの暴露本、出版されちゃうのかな?
ムヒョクは荷物をまとめて家を出て行ってしまったようです。「叔父ちゃん・・・」と号泣するガルチ

ウンチェに電話したムヒョクは、「ボケちん・・・ごめん、愛してる」とだけ言いました。黙って涙を流すウンチェ。その頃、一緒に治療に行こうと約束していたジヨンは、空港で待ちぼうけ。

ムヒョクは、ひとりバイクを走らせていました。ウンチェとの出会いから今までのことを思い出しながら・・・そして力尽きてしまったのでした。「ムヒョク、坊や、かわいい坊や。何より大切な息子。愛してるわ、愛してるわよ、坊や」というドゥリの声を思い浮かべながら・・・

1年後
ユンは、ムヒョクの心臓を移植して元気になって歌手として復帰していました!
隣のおじさんは、本の出版を取りやめていました。「ムヒョクに対してカッコ悪くて・・・」ムヒョクの実父は、おじさんの妹の旦那さんだったそうです。オ・ドゥリとの不倫後、3年で旦那さんは元のさやにおさまったようですが、おじさんの妹は心労で数年後に死んでしまったそうです。それで、おじさんはオ・ドゥリを恨んでいたとか・・・でも、ムヒョクのおかげでその恨みの感情も和らいだようです

ウンチェは、一人旅中でした。行き先はムヒョクと出会った思い出の地、オーストラリア。一通り、ムヒョクとの思い出の地をたどるウンチェ。ムヒョクを思うと涙が溢れ出します。そして、最後に訪れたのはムヒョクが眠る墓地。地面に横たわるウンチェ・・・韓国のマスコミには「メルボルンの墓地で韓国人女性の遺体」というFAXが

生きてるのに、孤独だった彼を放っておけませんでした。一生に一度のわがままを・・・誰かのためでなく、自分の心に従います。罰は、私が受けます。ソン・ウンチェ。

■感想
出生の秘密、病気といったベタベタな設定でしたが、そこにハマっていました。オ・ドゥリが血の涙を流すところを期待(?)していましたが、ムヒョクがドゥリに「実の息子です」と名乗り出るシーンはなく、産んでくれたことに感謝して死んでいきました。オ・ドゥリ、最後にはすっかり良い人になっていましたよね?ストーリー前半、ムヒョクやソギョンにヒドイことを言っていたドゥリとのギャップに少々戸惑い気味ですが・・・まぁ、すべてはユンのためだと納得することにします。オ・ドゥリとは、オードリーにあやかって付けた芸名なんですよね?

オ・ドゥリが失った実の子供の代わりに養子に迎えられたユン、ムヒョクが歩むはずだった人生をムヒョクの代わりに歩んできました。心臓疾患を抱えたユンがムヒョクの心臓を移植したことにより、ユンはムヒョクの代わりという要素が強まったような印象を受けました。ドラマならではというか・・・

ウンチェが自殺するという結末は、視聴する前にうっかりネタバレを読んでしまったことで知っていたんですけど、ムヒョクの死もウンチェの死も綺麗に描写されていたので、それほど悲壮感はありませんでした。「この世では結ばれないから、生まれ変わったら・・・」と言っていましたからね。納得できる結末でした。

☆ヒロインのイム・スジョンさん、映画『箪笥』では超カワイイって思ったけど、このドラマではイマイチだなぁ~と思っていたんです。最終回を見て、その謎が解けました。ポイントは、髪型ですね?前髪が変だったんですよ。ラストのストレートヘアーは可愛らしかったので、気が付きました。

☆ソ・ジソプさん、出演されているドラマを視聴するのは、今回が3作品目なんですけど・・・(※『遠い路』と途中でリタイアした『ローファーム』は除く)どのキャラクターも銃で撃たれて最後は・・・それってどうなの?でも、3作品とも素晴らしい作品でした。

『ごめん、愛してる』は、後半ちょっと展開のテンポが鈍いかな?と思ったこともありましたが、見応えのある良いドラマでした。視聴していたみなさん、おつかれ様でした。


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4 コメント

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Unknown (じゅん)
2006-07-22 19:00:02
さくらさん♪ こんにちは!

最終話まで視聴&レビューアップお疲れ様でした。

私はこのドラマ 途中ハマれないなぁ~とか思っていたのですが(笑) 最終話にイッキにきた感じがしました。

終わってみると、印象深い、見応えのドラマでしたね...

ちょっとやっぱり廃人気味になってます

また、他のドラマでも立ち寄ります。
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じゅんさん、こんにちは。 (さくら)
2006-07-22 21:31:07
コメント&TB、ありがとうございます。

最終回までの視聴お疲れ様でした。

私も最初は全くハマれなかったんですけど、ムヒョクが復讐を始めてから、次々と驚きの展開があって毎回続きが気になるようになっていました。

最終回はうまくまとまっていたので、印象深いドラマとなりそうです。

また他のドラマでもよろしくお願いします。

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こんにちは! (ara)
2006-12-01 01:49:53
 見ましたよ最終回・・・。切ないですね。かわいそうで・・・。もうちょっとだけでいいから幸せなシーンがあるといいのに。悲しすぎます。ストーリーはちょっとごたごたしていてなんだか?ですがやはり役者さんの演技が良くて見てしまいました。雪のシーンもきれいですね。このごろちょうど北海道ではこんな雪が降りはじめました。「雪の華」を口ずさみながら歩いていると,もうこのドラマモードです。それにしてもこのあとの展開ってどうなるんでしょうね。それが気になったりします。
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araさん、こんにちは。 (さくら)
2006-12-01 07:28:32
コメントありがとうございます♪
最終回まで視聴されたんですね。
切ないドラマでしたね。ムヒョクとウンチェ、もっと幸せな時間があればよかったのに・・・と思ってしまいます。
それから、オ・ドゥリが真相を知らないままというのも、どうなの?と思ったり・・・
北海道はもう雪が降っているんですか?ドラマの余韻に浸るのもいいかもしれませんね。「雪の華」すごくいい曲ですよね~。
またお越し下さい。
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