神の天秤 第3話

■第3話　ウソの自白

ジュナを救うために「俺がウンジを殺したんだ！」と主張した弟ヨンハ。
ヨンハには殺人未遂の前科がありました。
ウンジが兄に殴られているところを救ったら、
3年間刑務所に入れられたそうです。
そのあいだにウンジとジュナは恋人となり、
「殺したいほど頭にきた」と証言しました。

「本物の犯人をかばうことになるんだぞ！」とジュナが反対しても、
刑務所に入った経験のあるヨンハは、
「本当のことを言っても信じてもらえない。
俺は兄貴を刑務所から出してあげることはできないけど、
兄貴なら俺を出せる。犯人を捕まえてくれ！」と言うのでした。

ウンジと引越しの荷物を運んでいたヨンハを目撃した大家さんは、
「確かにあの男だった」と証言。
凶器の金槌にヨンハの指紋が見つかり、
ウンジの着衣に乱れがあったことから、
恋人であるジュナの犯行であることは否定され、
ヨンハが容疑者とされるのでした！

その頃、ウビンの家では 帰宅した父がウビンの合格を祝っていました。
そんな中、テレビをつけたウビン。
"新林洞殺人事件の真犯人が自首
真犯人は、容疑者だった男の弟だった！"
というニュースが流れました
慌てて インターネットで事件について調べたウビン。
あの時 ウンジが何者かに暴行された後であったことを知り、
自分が金槌で殴られた理由を悟り、納得するのでした。

「自首するよ」と言うウビンなんですけど、
息子に検事になってほしい母は大反対するのでした

翌日、ウビンは 友人たちと一緒に新林洞に住んでいた
ハクポム先輩を訪ねて海へ行きました。
その途中、ヒッチハイクをしていた若くて美人の女性を車に乗せました。
その女性、ウビンのことを知っているようです。
法律に詳しいようなので、今後 会うことになるんでしょうね～。

ハクポム先輩と話をしているうちに、"新林洞殺人事件"の話題に。
事件があった日にウビンが新林洞へ行ったことを知っているヨンジュが
「あの日、先輩の部屋に行ったの？」と心配して確認すると、
「酔っ払いすぎて行かなかったよ」とウビンはごまかすのでした・・・

警察に弁護士を紹介されたジュナは、
母と一緒に弁護士事務所へ向かいました。
ところが、その弁護士は 元部長検事の有名な先生だそうで、
高額の着手金を要求されてしまうのでした！
諦めて帰ることにしたジュナでしたが、
「1審で別の弁護士を雇ったら負けてしまった・・・」
と泣いている親子と遭遇し、警察から紹介されたミン弁護士に頼むしかない！
ということになり、ジュナはお金を工面しようと
銀行へ向かうのですが、収入のないジュナは融資をうけることができません・・・
ATM付近で女性からお金を奪おうとしたり・・・
ジュナはかなり追い詰められてしまっています！

事件のことが気になって 元気のないウビン。
ひとり海を見つめていると、
ウビンに想いを寄せるヨンジュが声をかけました。
「月光を浴びた気が金色に輝いてた。
その木を見て言ったわね。
"あれが金の木なら、貧しい人にあげたい"って。
先輩が誰に見えたと？星の王子様。
その星の王子様が検事になるのね。
正義の検事。カッコイイわ～
プレゼント大切にしてね。合格のキーホルダー。」
ヨンジュは キーホルダーを特注して作り、ウビンにプレゼントしていたのです
プレゼントしたというか、泥酔したウビンの服のポケットに入れたんですよね。

世界に1つしかない特注のキーホルダー。
貴重な証拠になりそうですね・・・

新林洞の部屋に荷物を取りに行ったジュナ。
「保証金を返してください！」と大家さんにお願いするのですが、
「殺人事件があった部屋なんて人に貸せないでしょ！」
と大家さんに追い出されてしまうのでした
その様子を隠れて伺っていたウビン。
そこに大家さんの息子ドゥクスが現れて
「そうだ、やっぱり！」と顔をまじまじとみられて怖くなり、
逃げ出してしまいました

もう耐えられない！
そう思ったウビンは、父に打ち明けようと 母に伝えるのですが、
ウビン父は、ウビン母の弟が拘束されることを知りながら自首させた
過去があるようで、ウビン母は断固反対するのでした

そんな中、父を職場まで訪ねて行ったウビンでしたが、
ちょうどその時 父の仕事は大きな局面を迎えていたようで、
とても深刻な話を切り出せる状況ではありませんでした・・・

ヨンハの面会に行った帰り道、
「"おやき"でも食べよう」とジュナ。
屋台で おやき を買っていると、
その時、母が道に飛び出して 車に轢かれてしまいました

そんなところで、第3話終了です