ラストダンスは私と一緒に 第1話

【原題】마지막 춤은 나와 함께
韓国では、2004年10月23日～2005年1月2日にSBSで放送。

*춤：踊り

■監督／演出：イ・スンニョル
■脚本：マ・ジノン　他

■出演
チ・ウンス役：ユジン
カン・ヒョヌ／チャンホ役：チソン
チョン・テミン役：リュ・スヨン
ユン・スジン役：イ・ボヨン
カン・マンチョル（ヒョヌ父）役：キム・ムセン
パク・ヨジャ（ヒョヌ母）役：キム・ヨンラン
ウンスの父役：パク・イナン
カン・ヒョンジョン（ヒョヌの異母姉）役：イ・ヘヨン
アン・ジャンミ役：キム・ミンジュ (イ・スンミン)
チュ・ジンスク（チーム長）役：アン・ソニョン
パク・ホジン課長役：ソ・ギョンソク
チェ・ソック（テミンの友人）役：キム・ホンピョ
シン・ジョンギュ（ウンス父の主治医）役：カン・ジファン
ジャンミ母役：キム・ヒョンジャ
スジン父（ソウル金融代表）役：シン・グィシク
スジン母役：キム・ミンジョン
チュ社長（グローバル建設）役：キム・ビョンギ
施設の先生役：キム・ミギョン
明治化学社長役：村上賢一（第19話、第20話）
ヒョヌの主治医役：イ・ソンホ（第1話、第2話）
グローバルグループの株主役：イ・ビョンシク（第1話）
パーティーの出席者役：イ・ジョング（第1話）
グローバル化学の社員役：パク・ギュチョム
産業団地の土地買収でウンス父娘を脅す男役：イ・スンフン
ホテルの受付担当役：イ・ホウ（第7話）
明治化学の社員（日本人）役：キム・ヒョング（第10話、第19話）
スジンの主治医役：キム・グァンイン（第15話）
カン会長の主治医役：イ・ビョンジュン（第5話、第16話）
株主総会の発言者役：キム・テヨン（第16話）

■第1話 運命の事故

父親と2人で江原道でペンションを営むチ・ウンス。
父親思いの孝行娘のウンスなんですけど、父は
「親のために若さを無駄にしている」と心配しているようです。
ある日、ペンションのお客さんがパスポートを忘れたことに気付き、
空港まで届けることに
ソウルへ行ったついでに、ソウルに住む幼なじみのジャンミに
会いに行くことにしました。

化学事業を主流に行なうグローバルグループの御曹司カン・ヒョヌ。
カメラマンを目指して、ニューヨークに留学中なのですが、
「会長（父親）が危篤だ」と連絡を受けて、帰国することに。
ところが、飛行機内でニュースを見ていたヒョヌは、
"グローバルグループ　住宅産業に参入"
というニュースの映像には父親の元気な姿が
ヒョヌは、騙されていることに気付くのでした

ヒョヌの父 カン会長は、住宅産業進出を機会に
息子ヒョヌを後継者にしようと考えているようです・・・
カン会長の側近で顧問弁護士のテミンによると、
会長が"危篤"というのはウソでも、新事業のために無理をして
心臓を悪くしているようです。

ニューヨーク・フェスティバルで新人賞を受賞したヒョヌ。
カメラマンとして有名になりつつあるようで、
ヒョヌの授賞は会長の耳にも入ったようです。
「趣味とは仕事の合間に息抜きでやるものだ。
人生を賭けるものではない！」と考える会長は、
ヒョヌに写真を辞めるよう命令するのですが、
ヒョヌは譲りません・・・

2年ぶりに実家に帰ったヒョヌを母は喜んで迎えました
でも、カン家は少々複雑な事情があるようです。
カン会長はヒョヌの母とは再婚だったようで、
前妻の娘ヒョンジョンは、ヒョヌの母のことを嫌っているようです
ヒョンジョンは離婚して、実家に戻って来たようです。

ヒョンジョンは、テミンに離婚訴訟の相談をしているようなのですが、
テミンはあまり相手にしてくれないようです

そんな中、グローバル・グループ創立40周年パーティーが開かれました
ウンスの友人ジャンミは、グローバル・グループの社員で、
パーティーを準備するアルバイトと間違えられてしまったウンスも
パーティー会場にいました。
そこで、大株主のソウル金融の令嬢ユン・スジンを見かけた
ウンスは、スジンの美貌に見とれてしまうのでした・・・

その日、ジャンミの家に泊まったウンス。
ウンスは、父親の主治医に片思い中みたい
「ガリガリに痩せたバッタみたいな男」
とジャンミはからかうのでした～

貧しい少年時代を過ごし、新聞配達をしながら学校に通っていたテミン。
カン会長と出会って、ヒョヌの家庭教師をしていたようです。
「貧乏から抜け出したかった。
世の中を見返すこと。それが夢だった」と話すと、
「じゃあ、夢が叶ったね」とヒョヌ。
一方、7歳の時から父親の言うことに従って生きてきたヒョヌ。
敷かれたレールの上を走るだけの人生だったけど、
初めて生き甲斐（カメラ）を手に入れたのでした。
なのに、父はそれを「捨てろ！」と言う。
「会社は父のもので、欲しいとは思わない」と言うヒョヌ。
カメラマンになるという夢は、絶対に諦めない！
とテミンに話すのでした・・・

対照的なテミンとヒョヌ。
会長に忠実に尽くしてきたテミン。
そこに帰国した会長の実の息子ヒョヌ。
テミンが努力しても手に入れられない会長の後継者の座を
ヒョヌは簡単に手にすることができるのに、反発しているんです！
グローバル建設のチュ社長から「やりにくくないのか？」
と皮肉を言われたテミン。
表面上、ヒョヌに兄のように接しているけど、
内心はどうなんでしょうね？

大株主の娘スジンとヒョヌの結婚を急ごうと
食事の席を設けたカン会長でしたが、
ヒョヌは、会社を継がずに写真家になることを主張！
スジンの両親を怒らせてしまうのでした

ヒョヌに思いを寄せるスジンは、
「よそ見している人を待つのはつらいの」と不安な気持ちを打ち明けました。
そんなスジンに「もし、いつか結婚するなら君とする。
父に決められた時じゃなく、運命の人だと確信できた時に。
待っててくれる？」とヒョヌ。
スジンは、安心して頷きました

家に帰ったヒョヌを父は引っ叩きました
「一度だけ、好きなことをさせて下さい！」
と懇願するヒョヌなのですが、
父はヒョヌの大切なカメラを壊してしまうのでした
怒ったヒョヌは、家を飛び出してしまうのでした！

持病のある父の定期健診に付き添ったウンス。
片思い中のシン先生にプレゼントとお手紙を用意していたのですが・・・
急患が搬送されて病院は慌しく、結局渡せずじまい
しかも、プレゼントに用意していたガラスの置物は
看護士さんとぶつかった衝撃で壊れちゃった・・・

家を出たヒョヌは、途中でATMでお金をおろしたのですが、
大金を下ろすところを目撃されてしまい、
強盗に襲われてしまいました
刃物で刺されて崖に突き落とされたヒョヌ。
強盗は、ヒョヌの車に乗って逃走してしまうのでした！

病院で薬をもらうのを忘れてしまったウンス父娘。
病院に引き返そうと山道を車で走行していると、
そこに、血まみれでフラフラになったヒョヌが飛び出してきました
驚いたウンス父娘は、ヒョヌを車に乗せて病院へ連れて行きました。

その頃 ソウルのカン家では、「ヒョヌが交通事故に遭った」
と連絡が入り、両親と姉とテミンの4人は
病院へ駆けつけました
ヒョヌの車で逃走した強盗が、ダンプカーと衝突して即死したのです！
遺体は、真っ黒で損傷が激しく、身元確認も困難な状態。
ヒョヌの家族は、目の前にある遺体がヒョヌのものであることを
疑う余地もないのでした・・・
「ゴシップにならないよう注意しろ」とテミンに命令する会長。
ヒョヌ母は、「ヒョヌが死んだのはあなたのせいよ！」
と会長を責めるのでした。

ヒョヌの容態は、命には別状ないとのこと。
ウンス父娘はホッとするのでした。
そんな中、ヒョヌが目を覚ましました！
主治医が名前を尋ねるのですが、ヒョヌは答えることができません・・・

そんなところで、第1話終了です。

■後記
2006年の年末に一度視聴しているのですが、
とっても良い作品だったし、3年半ほど経ってストーリーを忘れかけているので
再視聴することにしました
結末は覚えているんですけど、途中の部分をかなり忘れているような
気がします・・・

2004年の作品ということで、やっぱり化粧とか髪型とかが
何となく古い感じがします。
それから、今では主役級のカン・ジファンさんが脇役というのも
時の流れを感じます。
『頑張れ！クムスン』が2005年（翌年）だから、まだブレイク前だったんですね～。

せっかくの再視聴の機会なので、
丁寧に視聴したいと思います