食客 第14話

■第14話　最終決戦：兄弟対決

後継者争いの際に、ミヌとボンジュがソンチャンのヤマドリを
隠そうとしたことが発端となり、ソンチャンが家出をした！？
という話を耳にしたジンス。
ソンチャンにその事実を確認しようとするのですが、
「今度その話をしたら絶交する！」とソンチャンは激怒するのでした

第4回戦の日がやって来ました！
テール肉の蒸し煮を作るボンジュ。
安くて味が落ちると言われるもも肉でプルコギを作るソンチャン。
2人とも 時間内に料理を作り上げ、試食の時を迎えました！
まずはソンチャン。
もも肉を柔らかく仕上げたことに感心する審査員。
仕上げに使ったソングン秘伝の醤油も大好評でした
そしてボンジュ。
現代人や外国人の口に合うよう、生クリームを混ぜたコチュジャンの
優しい味が評価され、韓国料理を世界に広めようという姿勢が
審査員に伝わったようです

そして結果発表
味、外観、創意性は両者共に満点。
でも、市場性でボンジュが満点、ソンチャンがマイナス2点ということで、
雲岩亭が優勝となりました！
世界中の人たちに愛される味を作ったボンジュが高く評価された結果でした・・・

ガッカリするソンチャンに声をかけるボンジュ。
「おめでとう。やっぱり、雲岩亭の後継者は兄さんだ。
兄さんが間違っていることを証明したかったのにな～」
とソンチャンが笑いながら言うと、
「十分思い知らされたよ。戻って来い」とボンジュ。

家に帰ったボンジュは ソングンに
"ソンチャンを連れ戻す"と宣言するのでした。

対決に負けて悔しそうなソ会長でしたが・・・
「君たちと出会った縁は大事にしたい」
とピョンスとソンチャンと出会えたことに感謝していると言うのでした

ソンチャンは 住んでいるアパートが老朽化により取り壊されるようになり、
ジンスと同じアパートに空き部屋がないか？なんて言ってたのですが・・・
ジンスが空き部屋のことで電話をすると、ソンチャンは
「ちょうど挨拶しようと思ってたんだ。
遠くへ行くことになった」と言って電話を切ってしまいました

その後 ジンスはソンチャンの部屋に行ったのですが、
ソンチャンは既に部屋を出ており、撤去作業が始まっていました
同じくソンチャンの部屋を訪ねて行ったボンジュ。
ソンチャンがいなくなったことに動揺するのでした

旌善に2号店を新設することになった雲岩亭。
旌善で祈願式が執り行われました。
その席で ボンジュとジュヒの結婚を望む声が出るのですが、
ジュヒは複雑な表情を浮かべていました・・・

ボンジュにコチュジャンを否定されたことに傷ついたチョさんは、
雲岩亭を辞めて河東（ハドン）の茶畑で働いていました。
スクープを探しているジンスは、チョさんの情報をたよりに河東へ向かいました！
チョさんは、ソンチャンがいなくなったことを心配しつつも
チャウン先生のことも気になっていました
その頃 チャウン先生は・・・
雲岩亭の人たちが チョさんを傷つけて追い出してしまったことについて
体を張って抗議していました

そんな中、会見を開いたソングン。
「雲岩亭の経営権をボンジュに譲る！」と発表しました
ボンジュは、「早すぎます！」と抵抗するのですが、
ソングンの決意は固いようです・・・

会見に来ていたジンスの同僚チャン・ミランは、
他社の記者から「待令熟手の後裔について知ってるか？」
と尋ねられるのですが、詳しい情報は得られず 気になるのでした！

会見の後、チャウン先生と語り合ったソングン。
ソンチャンが対決で作ったプルコギは、雲岩亭伝統の味だそうで、
「ソンチャンが勝つと思ってたんだが・・・」とソングン。
チャウン先生も、「一番安い部位を使って最高の味を出そうとした
ソンチャンの優しさを表現するには、あの大会は小さすぎた。
一番残念なのは、ソンチャン本人が あの料理の素晴らしさに
気付かずに去って行ったことだ。」と言うのでした・・・

姿を消したソンチャンは、南海にいました。
以前のように 野菜や魚を売って生計を立てようと
イワシを仕入れて帰ろうとしていると、
見知らぬおばあさんがソンチャンのトラックから野菜を盗もうとしていました
そのおばあさんが身に着けていたキーホルダーから、
おばあさんがキム・オクブンという名前で痴呆症だということを知ったソンチャン。
キーホルダーに書いてあった住所までおばあさんを送っていきました。

ソンチャンは おばあさんを河東まで送って、帰ろうとしたのですが、
おばあさんは、「野菜のお金を払う！」と言い張り、家の中に入りました。
そして、おばあさんから頼まれて お金が入っていると思われる箱を
取ったソンチャンでしたが・・・
突然 おばあさんが「泥棒だ」と大声を出しました！
その時、その家の住人が帰って来るんですけど・・・
それが チョさんとジンスだったんです

思わぬ再会に驚く3人

そんなところで、第14話終了です