ある素敵な日 第6話

■第6話　誕生パーティー

「兄じゃなかったら、好きになりそう・・・」というハヌルの言葉にドキッとしたゴン。その直後に「冗談で言ったのに～」と言ったハヌル、ゴンがプレーボーイだったことは嘘なのでは？とからかうのでした～ゴンは、本気でハヌルのこと好きなのね

ゴンが家に帰ると、ギョンテクとソンチャンがヒョジュに「ヒョジュの手術費用のためにハヌルに近づいた」ということを話してしまったことでゴタゴタしていました自分のせいでゴンが悪事をはたらかなければならないことに心を痛めたヒョジュは、ゴンを責めるのでした。「お前のせいじゃない、自分を責めるな。俺自身のためにやったんだ。お前を助けるのが、俺のためになると思ったからやったんだ・・・」と涙ながらにヒョジュを抱きしめてなだめました
事情は分からないものの、ただ事ではない雰囲気に戸惑うハヌルなのでした・・・

ゴンに事情を尋ねても答えてもらえず、ハヌルは同僚のマルチャにヒョジュの病気のことを質問しました。すると、マルチャは「ヒョジュの手術費用を稼ぐために、ソンチャンとゴンが偽装結婚で稼いでいた。窃盗や詐欺など、お金になることはすべてやっていた。」という衝撃の事実をハヌルに教えました。

ハヌルの養父パク会長は、実の息子テウォンの留学の手配をし、すぐにアメリカへ旅立つようにと命令しました。
テウォンが会長の部屋から出て行くのと入れ違いで、ゴンとソンチャンが会長室へとやって来ました。ゴンが「父の友人とは知らず、先日は失礼を・・・」と皮肉を言うと、パク会長は「ハヌルを養子にした時、妻が娘へウォンを亡くして悲しみに打ちひしがれていた。ハヌルが神が与えてくれた贈り物だと思っている妻に向かって、友人の子供だとは言えなかった。ハヌルには新しい家族に早く馴染んで欲しかった。」とハヌルが死んだ友人の娘だという事実を妻に話せなかった理由を話しました。パク会長の話に納得していないものの、「事情があったのでしょう」とゴン。そして、ゴンは「会長のもとで働かせてください。まとまったお金もください」と要求するのでした。すると、部屋の外で話を聞いていたテウォンが乱入し、ゴンがお金を要求したことを責めるのですが、パク会長はテウォンに部屋から出るよう怒鳴りつけました。

ゴンを呼び出したハヌルは、いつも真っ赤な口紅を付けているヒョジュのために流行のピンク色の口紅を選んであげようとしました。でも、ヒョジュが赤い口紅を付けているのには理由がありました。病気によるチアノーゼを隠すためなんだそうです・・・その頃、ヒョジュはアルバイト先を探していました。

ヒョジュの病気を心配するハヌル。「ヒョジュの手術費用を稼ぐために、窃盗や詐欺をするのはやめて欲しい。養母に費用を出してもらうようにお願いするから・・・」と申し出ました。すると、ゴンは「15年も放っておいた妹に物乞いをさせるなんてできない！これは、ヒョジュと俺の問題だ！お前は黙ってろ！」とハヌルを怒鳴りつけて去って行きました。

その日の夜、水族館の職員たちはハヌルの歓迎会を開きましたせっかくのお祝いの日なのにもかかわらず、浮かない表情のハヌル。そして、その夜ハヌルは泥酔してしまうのでした
ハヌルのことが気になっているチーフは、ハヌルを送っていこうとするんですけど・・・ハヌルは、「私には、呼べばすぐに飛んでくるテコンVがいるの。」とゴンに電話そして、ゴンは慌ててハヌルを迎えに来てくれました～。ゴンを待っているあいだに、ひざをすりむいてしまったハヌル。チーフは自分のハンカチで傷口を覆ってあげました。
ハヌルを泥酔させたのはチーフの責任なのでは？とチーフを疑うゴンなのですが、「何かいやなことがあったようです」とチーフに言われて、昼間にヒョジュの手術費用のことでケンカになったことが原因だと悟り、責任を感じるのでした・・・

翌日は、ハヌルの誕生日でした～
ゴンたちはサプライズパーティーを計画し、ソンチャンは水族館勤務のマルチャを誘いました。ソンチャンとマルチャの話を聞いていたチーフは、自分もパーティーに参加したいと思い、ハヌルに「昨日貸したハンカチを返して欲しい」ということを口実にハヌルの家まで向かうのでした～。

ハヌルが家の前に到着すると、家の中ではソンチャンやヒョジュたちがハヌルの帰宅を待ち構えていました。サプライズということで、パイ投げを計画したヒョジュなんですけど・・・ハヌルよりも先にチーフが家の中に入ろうとして、パイを受けてしまいました

服が汚れてしまったチーフにゴンの服を貸そうと、ゴンの部屋のクローゼットを開けたハヌル。そこで、以前すられたお財布を見つけてしまうのでした

家の外では、父が用意したアメリカ留学への飛行機に乗らなかったテウォンがハヌルの様子をうかがっていたのでした・・・

とっても気になるところで第6話終了です。