島の村の先生 第9話

■第9話

裁判当日、ウンスとホテはハル島を離れてソウルへ向かおうとしていました。
ドジだけど常に明るい性格のウンスに惹かれたジェドゥは、ウンスを呼び出して告白ウンスは、「これからも、連絡を取り合う仲でいましょう」と答えました。ウンスにとって、母との約束である留学は特別な意味を持つものだから、諦めるわけにはいかないんですよね。

ウンスとホテが「本物の教師じゃない」なんて話をしているのを子供たちに聞かれてしまいましたウンスは、「悪い人たちが悪いことをするところを目撃してしまったから、今日ソウルの警察へ行って告げ口して来るの」と説明しました。
そんな中、グァンギたちがハル島へやって来てしまいました子供たちは、ウンスとホテに協力してくれることになり、グァンギたちに「前の先生が逃げてしまったんです！おじさんたち、新しい先生ですか？」なんて言ってくれました。グァンギたちはそれ以上、子供たちには関わらなかったのですが、ウンスとホテがまだハル島にいると確信し、島中を探し回ることにするのでした

グァンギは、島の人々を人質にとり、島の放送でウンスとホテに呼びかけました。その頃、海の中で岩陰に隠れていたウンスとホテは、島の人々のことを心配し、ホテがグァンギのところへ行くことにしました。

グァンギの部下に見つかったホテは、激しく殴られてしまいます！それを岩陰から見ていたウンスは心を痛めるのでした・・・
グァンギの前に現れたホテは、殴られながらも人質にとられていたジェドゥに「どうすればいいか？」と相談。すると、ジェドゥは子供に仮病を使わせ、診療所へ連れて行き、そのまま港へ向かいました！港には、偶然ジヨンがジェドゥを訪ねてやって来ていました。ジェドゥは、ジヨンを船に乗せて島を離れました。それを見たグァンギたちは、ジヨンをウンスだと思い込み、追いかけます。そして、沖に着いたところで人違いだったと知ってがっかりするグァンギたちに「ホン・ウンスさんは、昨日ソウルへ行きました」とジェドゥが言うと、グァンギたちはソウルへと向かうのでした。

ハル島へ戻ったジェドゥとジヨン。ジヨンは、ジェドゥがウンスのために必死に協力していることを知り、ショックを受けるのですが、島の人々には「私、チェ先生と結婚するんです」なんてすっかり婚約者気取りです

一方、長時間海の中にいたウンスは、すっかり衰弱してしまっていました。ホテは、ウンスを保健所に運ぶのですが、ウンスは「裁判に行かなくちゃ・・・」と言い出します。自分のために、命がけでグァンギたちに殴られていたホテに申し訳なく思ったウンスは、ホテのために裁判で証言しなければならないと責任を感じたんでしょうね。
ウンスの体調がかなり弱っていることを心配したホテは、裁判を諦め、ウンスを休ませることにするのでした・・・

その結果、裁判は証拠不十分で無罪ということになりました。
でも、「警察はきっと控訴するだろう」と心配するヤン会長は、グァンギがウンスを消せないことに不満を漏らします。そして、ヤン会長はグァンギを消そうとする意向を表わしました。

警察では、保護していたはずの証人を裁判に連れて来られなかったことで、全員クビを宣告されていました！そんな中、ヒョングに連絡したホテは、「辞表を提出しておいてくれ」と頼みました。
そして、眠っているウンスに「ホン・ウンスさん、もう終わりにしましょう・・・」とホテが言ったところで第9話終了です。

島の人々は、ウンスとホテが偽物の先生だと知って怒っているようだし・・・どうなるんでしょう？