バリでの出来事 第11話

■第11話　　届かぬ想い

スジョンとイヌクの関係がギクシャクしてます・・・

泥酔したヨンジュを介抱するためホテルに連れて行ったイヌク。そこにジェミンとスジョンがやって来て・・・というところから始まりました。
ヨンジュに冷たい態度をとるジェミン。それに見兼ねたイヌクは、ヨンジュが望んだこともあり、ヨンジュの側にいることにします。「ありがとう」と珍しく素直なヨンジュ。でもイヌクは、ジェミンと二人で去って行ったスジョンのことが気になっていました・・・

「今夜は俺の側にいろ」というジェミンに「婚約者を奪われたから？」と言うスジョン。ジェミンの「チャンスだぞ、婚約者の座に取って代われるかもな」という言葉に顔色を変えるスジョン「本当に、私があの女にとって代われるの？」。スジョンは、皮肉たっぷりの別れの言葉を残して部屋を去って行きました。この後、涙ながらも笑みを浮かべるジェミンが印象的でした。

母親の暮らす家へ帰ったイヌクは、「会社でもらった携帯があるんだけど、いらない？」と母に尋ねます。スジョンのために買ったけど渡せなかった携帯、母親にあげることにしたんですね。何だか切ない

「何がしたくてスジョンを呼び出したの？嫉妬させたいなら、あの子じゃね・・・それとも、あなたが嫉妬を？」と言うヨンジュにジェミンは、「（スジョンのことが）好きなんだ。お前がイヌクを好きなようにな！」と言っちゃいました！「好きじゃなくて、申し訳ないのよ」と本当はすごく悔しいのに、必死に自分のプライドを守るヨンジュなのでした。

家の前でバッタリ会ってしまったイヌクとスジョン。イヌクは「今度の週末は忙しくて・・・」とこの前の約束をキャンセル！ガッカリするスジョンでしたが、ミヒは自分だけのけ者にされて面白くないみたい。

チョ・サンベを会社の倉庫係として雇うことにしたジェミン。給料の半分を天引きして、スジョンへの返済にする計画みたい。チョ・サンベに気付いたイヌク、不審に思った様子でした・・・

スジョンのところへやって来たヨンジュは、いきなり「就職しない？」とスジョンを誘います。ヨンジュの世話になるのがイヤで断るスジョンでしたが、ジェミンに受付の仕事を紹介してもらったことを指摘され、「男性の世話にはなっても、女性の世話になるのはイヤなのかしら？」とイヤミを言われて悔しかったのでしょう、ヨンジュに紹介された仕事を引き受けることにするんです。しかも、その仕事とは、ジェミン母のギャラリーでの仕事だったんです！ジェミン母の前では「受付をクビになったスジョンが可哀相で・・・」なんて心にもないこと言っちゃって「あなたもジェミンに似て優しいのね」なんて言われてるヨンジュが何だか憎たらしい

ジェミン兄に送ってもらったイヌク、ジェミン兄を家に入れることになってしまいます。イヌクの貧しい生活をみたジェミン兄は、「家を探してやろう。この町は君にふさわしくない」と言うのですが、イヌクは「結構です」と断ります。スジョンと離れたくないからなんでしょうね・・・
ジェミン兄が帰ろうとしたその時、スジョンが帰宅してバッタリ会ってしまいましたそこで、ジェミン兄は気付いたかな？イヌクが引越しを拒む理由を。
ジェミン兄、流通部門に不正な金の流れがあることを指摘して、何とか流通部門がジェミンのものにならないよう阻止しようとしていますね。

ジェミン母のギャラリーで仕事することになったスジョン。ジェミン母から床磨きをするよう命令されます。スジョンが床掃除をしているところを偶然通りかかったジェミンが目撃してしまいます！ヨンジュがスジョンを扱き使っている事実を知ったジェミンは、ヨンジュに対して激怒、「可哀相じゃないか！」。そして、スジョンに対して、「お前バカか？いくらプライドがないからって、何やってるんだよ！」と言って小切手を手渡します。
スジョンがお金に困っているのは事実だけど、ジェミンがスジョンにしてあげられることって、お金を渡すことだけなのかなぁ～何だかちょっと寂しいよ。お金以外で何かしてあげられればいいんだけど・・・