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汚染水でテンヤワンヤの、福島原発と豊洲新市場。 Part 1

2016年09月17日 10時29分54秒 | 日記
 汚染水問題で、福島原発と豊洲新市場がテンヤワンしている。

 福島原発は、豊富な地下水流入を凍土壁で、原発敷地周辺を遮蔽しようという設計で、苦労して工事を行った。

 しかし、余りにも流入量が多い地下水の為、完全には防ぎきれず、まだまだ補強工事が必要だという。
 とてもじゃないが、安倍総理がオリンピック誘致の時にのたまわった、アンダーコントロールなど出来ている状態ではない。

 筆者は思った。 さすが東京電力という電気を発電し販売する会社だ。 我々庶民なら節電に節電を重ねようと、チマチマとスイッチを切って生活をしているが、莫大な電力を利用して壁面代わりに土を凍結しようというのだからすごい発想だ。

 もっとも発電事業というのは、使用量以上に必ず発電量をかさ上げする必要があり、余剰電力は通常的に発生しているため、東電にとっては特別に付加する費用ではないのかもしれない。

 筆者もかっては、福島県や山形県で仕事をしていたことがあるが、安達太良山などの山脈が連なっている福島県は、豊富な地下水に恵まれていた地域だ。

 郡山市に近い、アサヒビールの本宮工場などは、その豊富で良質な地下水を利用して、東北、首都圏の消費地にビールを供給するために稼働しているのだろう。

 福島県の農産物、コメも果物も蔬菜類も、この豊富な地下水が利用でき、有数の農産物生産県になっていたのだろう。

 ところが、原発事故以後の放射能汚染を心配されてか、、今でも首都圏ではコメはせいぜい会津産のみ、モモやリンゴなどの果物も、他県産に販売量では押されているのが実情のようだ。

 この東電の福島原発の廃炉処理にかかる費用はあと7兆円だ、いやもっと必要かもと、一向に先の見通しが立っていないのが現状だ。

 この膨大な廃炉費用を、広く国民に負担してもらうための、政策案まで作成しようとしているという。

 考えれば考えるほど、東電の福島原発は罪作りな結果になっている。

 一度原発事故が発生すると、巨額の修復費用が掛かるというのに、なぜ原発再稼働に踏み切ろうと、政府は拘るのだろか?  経済コストを考えるととても採算に合うものではない。

 筆者の勘繰りでは、原発で発生するプルトニュウムの原爆利用を政府は視野に入れて、原発再稼働に拘っているとしか考えられない。

 今日は福島原発だけで、目いっぱいになったため、豊洲市場問題は明日以降に。 

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