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北朝鮮と米国の、軍事衝突は起こりえるのか?

2017年10月18日 11時02分41秒 | 日記
 米韓の軍事演習が行われ、北朝鮮の核実験やICBMクラスの弾道ミサイル発射の懸念が、取りざたされている。

 さすがにトランプ大統領の強硬発言のせいか、北朝鮮の具体的な行動は今のところはない。

 安倍首相は、北朝鮮による戦争の脅威をことさら強調し、日本の安全のためには与党自民党に投票すべきだと、選挙の手段に利用しているように見えるところが姑息だ。

 果たして、米・朝の対立は戦争にまで発展するのか? ブルームバーグは投資家がチェックする情報を提供しているが、スイスUBSの社内のリスクマネジメント関係者の調査判断結果を報じている。

 彼らの判断は、戦争勃発の確率を20%と見なしている。これでも控えめに言って高すぎるという。

 投資家の判断は、余計なことを気にせず現状維持で良いとみているようだ。

 もっとも、現実の歴史はどう推移するかは筆者にもわからないが、まあ戦争の確度は高くないとみているのが、欧州の投資家の考えなのだろう。

 日本のモーニングショーなどのTVメディアで流される報道に、一喜一憂しないことも大人の生き方かもしれない。、


(ブルームバーグより貼り付け)

UBS、北朝鮮戦争の確率20%と試算-保有資産の見直し必要なし
Livia Yap、Tom Redmond
2017年10月18日

 スイスのUBSグループのウェルスマネジメント部門は、社内のリスクアナリストに朝鮮半島での戦争の脅威を評価させて投資への影響を検討した結果、何もしないことを決めた。

  北朝鮮の国連次席大使が核戦争は「いつ起きてもおかしくない」と述べたものの、UBSウェルス・マネジメントは「威嚇、示威行動」だとして退けた。

  同社で地域最高投資責任者(CIO)を務めるケルビン・テイ氏(シンガポール在勤)は、米朝首脳間の対立が深まっていることについて「2匹の犬が互いにほえ合っているだけだ。北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が本当に(敵に)ミサイルを発射すると真剣に考えられるだろうか」と述べた。

  テイ氏はインタビューで、同社が戦争勃発の確率を20%と見なしていると述べ、控えめに言ってこの数字でも高いと指摘。保有資産を見直す必要はなく、中国とインドネシアの株式相場が上昇した後もオーバーウエートのポジションを維持していると語った。

  同氏によると、UBSウェルス・マネジメントは中国のインターネット株を収益期待から有望視しているほか、割安感から金融株を選好している。具体的な企業名には言及を避けた。インドネシアについては、経済の「ファンダメンタルズが良好」で成長加速が見込まれると予想した。もし朝鮮半島で戦争が起きた場合には、恐らくマレーシアが最良の投資先だろうとの見方も示した。

原題:UBS Sees 20% Chance of North Korea War, Keeps Holdings Unchanged(抜粋)

(貼り付け終わり)