群馬県安中市の雲門寺・・・このお寺は綺麗な庭園と山野草がたくさん植えられているお寺で、厳冬期を除けば何時も花があると言っても過言ではない花のお寺なのです。
先日ローカル新聞の「上毛新聞」にセツブンソウの花が咲いたと載っていたので「混むだろうな!」と思いながらも妻と義姉、孫たちと花見に行ってきました。
案の定、狭い駐車場は車で一杯、カメラを提げた人たちがセツブンソウの周りを取り囲んでいました。
記事の大きな写真を見てきた方たちが多かったようで「思ったより小さな花ね」とか「目立たない花だね」とか口々に・・・
まあ、白い花(これは花弁でなくて萼片なのです。おしべの周りの先端が黄色いのが花弁で、退化して蜜腺になったものです)で直径が2cm程度と小さいのですから仕方ないのですが、早春に咲くスプリングエフェメラル(春の妖精)の代表選手なのです。そして、カタクリなどと同じくセツブンソウはアリがいないと発芽しないアリ散布型種子をもつ植物でもあるのです。
スプリングエフェメラルには同じキンポウゲ科のフクジュソウやイチリンソウ、アズマイチゲ、ユリ科のカタクリなどがあります。その中でもセツブンソウの開花時期は早い方なのです。
1691話目です。何時もご支援ありがとうございます。の文字またはバナーをポチッと一押しお願います。
日本の野草 (山渓カラー名鑑) | |
クリエーター情報なし | |
山と渓谷社 |
正に春の妖精ですね!!
可憐な花でしょう。春の妖精または早春期植物と呼ばれますが、冬の間の寒さに耐えてきた人間にとってもこれらの花の美しさは心に沁み込んできますよね!
節分草は、大好きな花の一つ、でもなかなか上手く行きませんでした。(^^;;
「アリ散布型種子をもつ植物」 なのですか・・・(メモ・メモ)
近くなら、飛んでいきたいところですね。
此処の住職の御母堂は山野草が大好きなのだそうで色々な種類の花が楽しめます。
庭園も綺麗で静かな里山と川に挟まれた良いお寺です!