農林大学校校内に1本だけあるカワヅザクラも大分咲き進んできました。
カワヅザクラ(一重の大輪)は静岡県河津町で発見されたサクラの早咲き品種でカンヒザクラやオオシマザクラの自然交配種と言われています・・・
よく似たものにはオオカンザクラやシュゼンジカンザクラ、ヨウコウなどがあり特にシュゼンジカンザクラはよく似ていて混同されやすいと言われています。
カワヅザクラの特徴としては
①花弁はピンク色で色むらがあり、花弁の縁には鋸歯が無い・・・オオカンザクラは花弁の縁に細かい鋸歯があり、ヨウコウは開花期が遅く花弁に不規則な鋸歯がある。
②萼片は先が細く尖り、内側に巻き込み、萼片の下部は角ばって鋸歯がある・・・オオカンザクラの萼片は全縁で縁毛があって先が丸く、シュゼンジカンザクラの萼は下部が角ばらず鋸歯が無い。
③小花柄は無毛・・・オオカンザクラもシュゼンジカンザクラも小花柄は無毛、ヨウコウの小花柄には短毛が密にある。
親の品種であるカンヒザクラも1本あるけど開花はもう少し先かな・・・
ソメイヨシノはまだまだ蕾がかたく1か月先の入学式の頃が開花予定・・・
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