蒲田耕二の発言

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アカウント停止

2021-01-12 | 国際
ツイッターがトランプのアカウントを閉鎖したら、ドイツのメルケルが問題視してるんだって。ま、「表現の自由は基本的権利」てのは、理念としては賛同するけどね。

問題は、その先だよ。ドイツ政府の報道官いわく「(その制限は)民間企業が決めるべきではない」。隣国フランスの経済財務相も、規制は国家や司法が行うべきと言ってるそうな。

何を言ってるんだろうね。表現の自由を国家が規制したら、それこそ大問題ではないか。

これまでフランス大革命やアメリカの独立戦争や第2次大戦や天安門事件や現在の香港で人類が死に物狂いで戦ってきたのは、いまも戦っているのは、ある意味、国家の規制から言論の自由を守るためじゃないのか。

ツイッターやフェイスブックは、どれだけデカくてもしょせん私企業だ。いくら不合理な社是社則でも、私企業なら許される。一般市民が相手にしなければいいだけだ。

いや、ツイッターやFBは単なる私企業とは言えないほど巨大化してる? それは話のすり替え。

こういう問題が起きると、最近では常に陰謀論への誘導が行われる。曰く、NYタイムスもワシントン・ポストもCNNも朝日もNHKもすべて米軍産の手先だから、軍産と戦うトランプは悪者にされ、米民主党の選挙不正は隠され、ただの風邪のコロナは必要以上に恐怖を煽られる。

一昔前だったら物笑いのタネにしかならなかったようなバカげた主張。それがいま、ツイッターやFBその他のネットメディアを通じて一定の勢力を獲得し、根を下ろしてしまった。そのことの方がよっぽど怖ろしい問題ではないか。

トランプのアカウント停止は、こうした事態を招く一因になったツイッターが遅まきながら示した反省と見るべきだろう。

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