蒲田耕二の発言

コメントは実名で願います。

文化抑圧

2019-09-27 | 文化
あいちトリエンナーレの補助金、不交付決定。

芸術はすべからく反権威反権力であるべきで、お上のカネなんぞ貰って紐付きになった日にはロクなことはないから却ってよかった、などと能天気なことを初めのうちは考えていたのだが、昨日のニュースに萩生田某が出てきて、ニタニタしながら手続上の問題、検閲じゃない、などと屁理屈をほざいてるのを見て考えが変わった。

輸出規制の強化は元徴用工裁判と無関係、とかいう説明と同じで、政府のこういう詭弁は常に国民をダマす狙いを裏に隠している。うっかり真に受けると、あとで飛んでもないことになる。

どんな風に飛んでもないことか、小田嶋隆の記事がもう一言も異議を挟む余地がないほど完璧に証言しているが、これを読むと秘密保護法が成立したときと同じレベルの焦燥感に駆られてしまう。

ホント、政府のやりたい放題ほっとくと我々日本国民はいずれ、現在の中国と同じ窒息社会に追い込まれると思うよ。

環境省が環境破壊にお墨付きを与えるための役所であるように、文化庁は文化抑圧のための役所であることがハッキリしたね。孤立無援の大村知事が痛ましい。
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