松山市では「街はことばのミュージアム」をテーマに、ことばのちからプロジェクトを行っています。いろいろな言葉を募集し、選ばれた作品は路面電車の2100系の側面に書かれています。2010年に「だから、ことば「絆」大募集」で新たに選ばれた20の作品が、1台に2つ、10台の電車に掲載され、今日も松山市内を走っています。
2101号
心と心がつながれば、不思議な力が湧いてくる
2102号
もしも道をそれたって、家族みんながカーナビです
祖父と父と僕の耳の形は同じらしい。不思議でうれしい。
2103号
みんなの願いをぎゅっと握って生まれてきたんだね
きみと ずっと なかよし
2104号
しあわせも リンゴのように分ける母
亡き父の靴 履いて出かける入社式
2105号
幽霊はコワイけど、おじいちゃんになら会いたいな。
ばあちゃんうちおいでや
2106号
赤い糸、50年経ったら 金の糸
「宝物だ」と言ってくれた あなたが、私のタカラモノです。
2107号
「もう、おこるよ!」 もう、おこっとるくせに! ねえ、母さん
縁あってライバル
2108号
うちら電源切れても繋がっとるよ
2010号
方言まるだしのその声が、イッキに故郷を連れてくる。