松山市宮西町にある庚申庵。ここで31日に「ほたるまつり」が催されました。
いつもは18時で閉門するところを20時まで開門して蛍を見ようというものです。
蛍の幼虫はカワニナという貝を餌にします。カワニナはきれいな水にしか生息せず、この園では誰かしらがまいたカワニナがいつの間にか増え、それなら蛍が生息するかもしれないと、試してみたら成功したということらしいです。
私たちは18時に庚申庵へ到着しました。しかし、まだ明るくて、蛍どころの騒ぎではありませんでした。
18時の庚申庵。まだあかるいっ!
それでも、藤棚の下は葉が茂っているおかげで、かなり暗くなっています。
それにしても、この賑わい。いつから集まっているんでしょうか。
日が落ちて暗くなるまで待つ間、園内の花を見てみましょう。
花の種類がすっかり、初夏になっています。
菖蒲
ドクダミ
ドクダミ(蕺草、学名:Houttuynia cordata)はドクダミ科ドクダミ属の植物。別名、ドクダメ(毒溜め)、ギョセイソウ(魚腥草)。林などの湿った半日陰地に自生する宿根草で、特有の臭気がある。住宅の回りでも、日当たりの良くないところに生えていることがある。開花期は5~7月頃。茎頂に、4枚の白色の総苞(花弁に見える部分)のある棒状の花序に淡黄色の小花を密生させる。
開花期の地上部を乾燥させたものは特有の臭気はほとんど無い。これは十薬(じゅうやく、重薬とも書く)という生薬名で、日本薬局方にも収録されている。十薬の煎液には利尿作用、動脈硬化の予防作用などがある。また、湿疹、かぶれなどには、生葉をすり潰したものを貼り付けるとよい。
薬理成分
デカノイルアセトアルデヒド
生のドクダミに特有の臭気成分。抗菌作用があるが乾燥させると酸化されて抗菌効果は失われる。
ラウリールアルデヒト
デカノイルアセトアルデヒドと同様にドクダミ特有の臭気成分で、抗菌作用がある。
クエルシトリン
利尿作用、動脈硬化の予防作用
カリウム塩
利尿作用
漢方方剤
漢方では解毒剤として用いられ、魚腥草桔梗湯(ぎょせいそうききょうとう)、五物解毒散(ごもつげどくさん)などに処方される。しかし、ドクダミ(魚腥草、十薬)は単独で用いることが多く、漢方方剤として他の生薬とともに用いることはあまりない。
食用
ベトナム料理ではザウジャプカー(rau giấp cá)またはザウディエプカー(rau diếp cá)と称し、主要な香草として重視されている。ただし、日本に自生している個体群ほど香りはきつくないとも言われている。また、中国西南部では「折耳根(ジョーアルゲン zhéěrgēn)」と称し、四川省や雲南省では主に葉や茎を、貴州省では主に根を野菜として用いる。根は少し水で晒して、トウガラシなどで辛い味付けの和え物にする。加熱することで香りが和らぐことから、日本でも山菜の1つとして天ぷらなどにして賞味することがある。
額紫陽花
ようやく19時半ごろになって、やっと暗くなってきました。しかし、目の前のマンションの通路の電気が明るいのか、蛍が出てきません!!このまま蛍の現れないまま終わってしまうのでは?という雰囲気が漂いました。
写真では結構暗いですが、人の目ではかなり明るかったです。
それでも、藤棚の下で一匹の蛍が光を放ち始めました。一斉にみんながそちらを見ます。最終的に池の周りの数箇所で蛍が何匹か光を放ちましたが、まだ寒いというせいもあるのか、光も弱く、また時間も短かったです。
20時を回って、園内のライトが点いて「ほたるまつり」も終了です。
みんな、消化不良だ、不完全燃焼だといいながら、ぞろぞろと帰ってゆきますが、そのころになって、園内のあちこちで蛍が光り始めました。やっぱ、暗さが足りないんでしょうなあ。蛍の乱舞を期待していた私たちにはちょっと肩透かしの「ほたるまつり」でした。
いつもは18時で閉門するところを20時まで開門して蛍を見ようというものです。
蛍の幼虫はカワニナという貝を餌にします。カワニナはきれいな水にしか生息せず、この園では誰かしらがまいたカワニナがいつの間にか増え、それなら蛍が生息するかもしれないと、試してみたら成功したということらしいです。
私たちは18時に庚申庵へ到着しました。しかし、まだ明るくて、蛍どころの騒ぎではありませんでした。
18時の庚申庵。まだあかるいっ!
それでも、藤棚の下は葉が茂っているおかげで、かなり暗くなっています。
それにしても、この賑わい。いつから集まっているんでしょうか。
日が落ちて暗くなるまで待つ間、園内の花を見てみましょう。
花の種類がすっかり、初夏になっています。
菖蒲
ドクダミ
ドクダミ(蕺草、学名:Houttuynia cordata)はドクダミ科ドクダミ属の植物。別名、ドクダメ(毒溜め)、ギョセイソウ(魚腥草)。林などの湿った半日陰地に自生する宿根草で、特有の臭気がある。住宅の回りでも、日当たりの良くないところに生えていることがある。開花期は5~7月頃。茎頂に、4枚の白色の総苞(花弁に見える部分)のある棒状の花序に淡黄色の小花を密生させる。
開花期の地上部を乾燥させたものは特有の臭気はほとんど無い。これは十薬(じゅうやく、重薬とも書く)という生薬名で、日本薬局方にも収録されている。十薬の煎液には利尿作用、動脈硬化の予防作用などがある。また、湿疹、かぶれなどには、生葉をすり潰したものを貼り付けるとよい。
薬理成分
デカノイルアセトアルデヒド
生のドクダミに特有の臭気成分。抗菌作用があるが乾燥させると酸化されて抗菌効果は失われる。
ラウリールアルデヒト
デカノイルアセトアルデヒドと同様にドクダミ特有の臭気成分で、抗菌作用がある。
クエルシトリン
利尿作用、動脈硬化の予防作用
カリウム塩
利尿作用
漢方方剤
漢方では解毒剤として用いられ、魚腥草桔梗湯(ぎょせいそうききょうとう)、五物解毒散(ごもつげどくさん)などに処方される。しかし、ドクダミ(魚腥草、十薬)は単独で用いることが多く、漢方方剤として他の生薬とともに用いることはあまりない。
食用
ベトナム料理ではザウジャプカー(rau giấp cá)またはザウディエプカー(rau diếp cá)と称し、主要な香草として重視されている。ただし、日本に自生している個体群ほど香りはきつくないとも言われている。また、中国西南部では「折耳根(ジョーアルゲン zhéěrgēn)」と称し、四川省や雲南省では主に葉や茎を、貴州省では主に根を野菜として用いる。根は少し水で晒して、トウガラシなどで辛い味付けの和え物にする。加熱することで香りが和らぐことから、日本でも山菜の1つとして天ぷらなどにして賞味することがある。
額紫陽花
ようやく19時半ごろになって、やっと暗くなってきました。しかし、目の前のマンションの通路の電気が明るいのか、蛍が出てきません!!このまま蛍の現れないまま終わってしまうのでは?という雰囲気が漂いました。
写真では結構暗いですが、人の目ではかなり明るかったです。
それでも、藤棚の下で一匹の蛍が光を放ち始めました。一斉にみんながそちらを見ます。最終的に池の周りの数箇所で蛍が何匹か光を放ちましたが、まだ寒いというせいもあるのか、光も弱く、また時間も短かったです。
20時を回って、園内のライトが点いて「ほたるまつり」も終了です。
みんな、消化不良だ、不完全燃焼だといいながら、ぞろぞろと帰ってゆきますが、そのころになって、園内のあちこちで蛍が光り始めました。やっぱ、暗さが足りないんでしょうなあ。蛍の乱舞を期待していた私たちにはちょっと肩透かしの「ほたるまつり」でした。