伊予国は愛比売と謂ひ

四国は伊予松山での嫁さんと息子の三人暮らしの日々と気になる出来事を徒然に綴ります。

馬酔木(あせび)

2009-03-29 22:34:41 | 植物たち
アセビ(馬酔木 Pieris japonica subsp. japonica、異名:Andromeda japonica Thunb.)です。散歩の途中に見つけました。

ツツジ科の低木で日本に自生し、観賞用に植栽もされます。別名あしび、あせぼ。本州、四国、九州の山地に自生する常緑樹。やや乾燥した環境を好み、樹高は1.5mから4mほどである。葉は楕円形で深緑、表面につやがあり、枝先に束生する。早春になると枝先に複総状の花序を垂らし、多くの白くつぼ状の花をつける。果実は扇球状になる。有毒植物であり、葉を煎じて殺虫剤とする。有毒成分はグラヤノトキシンⅠ(旧名アセボトキシン)。

馬酔木の名は、馬が葉を食べれば苦しむという所からついた名前であるという。 多くの草食ほ乳類は食べるのを避け、食べ残される。そのため、草食動物の多い地域では、この木が目立って多くなることがある。

花はかわいいですね。







お堀の改修工事

2009-03-28 20:09:21 | 伊予のまち
松山城公園の堀之内地区でお堀の改修が行われています。今は南堀端のNHKなどに向かう道のあたりをやっています。完成イメージでは橋のようになるみたいです。


西堀端方向を見ています。手前が堀之内へはいる道です。


市役所のほうを見ています。


臨時の取り付け道路ができています。そこから見たところです。


このパイプで堀の水を通すのでしょうか?


見にくいですが、クレーン車には四国アイランドリーグのマンダリンパイレーツのキャラクターが描かれていました。







パナソニック四国エレクトロニクス、大洲の工場を今秋閉鎖

2009-03-28 01:14:04 | トピックス
パナソニックは27日、今秋に愛媛県と熊本県の工場2カ所を閉鎖すると発表した。急速な業績悪化を受けて2月に打ち出した生産拠点再編の一環で、電子部品や半導体などを製造する拠点が対象。従業員は原則、配置転換する方針だ。

 閉鎖するのは、パナソニック四国エレクトロニクスの大洲地区(愛媛県大洲市、従業員数約500人)とパナソニックセミコンダクターディスクリートデバイス熊本(熊本県八代市、同約250人)。

 パナソニック四国エレクトロニクスは愛媛県内に、大洲市のほか、西条市と東温市にも拠点を持つ。生産効率を高めるため、大洲でつくる電源部品、ヒーター、小型モーターなどを10月末までに、ほかの2拠点に移管する。従業員は移管先に異動する。

 一方、熊本は9月末に生産を終える。現在は汎用トランジスタを製造しているが、半導体市場の競争激化でコスト削減が急務となっているため、中国・蘇州とマレーシアに移す。従業員は京都や新潟などのグループ会社で雇用する考えだ。

 パナソニックは2月、グループ全体で09年度末までに国内外の拠点計27カ所を閉鎖し、計約1万5千人を削減する計画を発表。電話・ファクス関連で新潟県や栃木県の拠点を閉鎖するほか、電子回路の製造装置をつくる佐賀県の拠点を九州外に統合する計画などが明らかになっている。
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愛媛県でもこれまでに今治のハリソン電気が派遣社員を解雇したり、今治大丸が閉店したりしましたが、今回はパナソニックですか・・・。大洲の中では大きな工場だったので、影響は大きいでしょう。西予市では「さくらクリエイト」が閉鎖。どこまでこの不況の影響が続くのか、心配です。

砥部焼窯出し市

2009-03-22 22:39:17 | 伊予のまち
砥部焼陶芸館にて春の窯出し市が行われました。私たちも見に行ってみました。
砥部焼陶芸館は国道33号線に沿ってありまして、去年の秋の窯出し市にも行ったんですが、今回は前回よりも人出は少なかったですねえ。36窯が参加しており、通常価格の3割引き程度で販売されていました。
私たちが買ったのは、


ミルクピッチャー(岩田製陶所(貞山窯))


コーヒーカップ(緑光窯)


マグカップ(公水窯)

です。マグカップは会社で使うために職場に持ってゆきました。みなお気に入りです。4月18、19日には砥部焼まつりもあります。お金と時間があればまた行きたいですね。




ソメイヨシノの開花

2009-03-21 22:27:53 | 伊予のまち
松山地方気象台の広報です。

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さくらの開花について
本日(17日)、松山地方気象台でソメイヨシノの開花を観測しま
した。
ソメイヨシノ開花松山:3月17日
(平年より11日早い; 昨年より8日早い)
1953年の統計開始以来、最も早い開花となりました。
松山のさくらの平年開花日は3月28日、昨年開花日は3月25日です。
なお、ソメイヨシノの観測は、「道後公園」の標本木で行っています。
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松山は17日に早くも開花宣言が出ました。
我が家の近くにあるソメイヨシノは21日に開花しました。
ずいぶん早い開花ですが、いつまで持つのか心配ですなあ。

入籍記念日(Part.2)

2009-03-20 23:18:31 | 私事ながら・・・
シャトー・リヨンでの食事の後、久しぶりに近所を散歩してみました。嫁さんは花粉症なので、マスクをつけての散歩です。本当に花粉症の人はこの時期大変だなあと思います。

嫁さんお気に入りのサルサ・カフェに行ってみました。(私たちの間では畑に隣接しているので「のらカフェ」と勝手に呼んでおります。すみません。)ここでは、飲み物と本日のケーキをオーダーしました。


写真のドリンクはチャイですが、シナモンが効いて美味しかったです。

近所の小川ポンプでは古い消防車が止まっていたので、思わず写真に撮ってしまいました。





松山市はコンパクトな町なので、ちょっと近郊に出るとこんな田舎の風景が広がります。広々としていい気分です。



畑のわきにはまだ菜の花がたくさん咲いていました。





電線にはたくさんのムクドリが集まっていました。

さて、この針田地区にはNHKのラジオのアンテナが立っています。歩いている時方角がわからなくなったときの道しるべとして結構使えます(笑)。





鉄塔の足元はバラ園のハウスがいっぱいありました。

このあたりはまだまだ畑や田んぼが広がっていいなあと思います。少しずつマンションが建ったりしていますが、あまり都市化してほしくないなあと思っています。






7回目の入籍記念日

2009-03-20 20:13:49 | 私事ながら・・・
3月19日は私たちの7回目の入籍記念日(結婚式を挙げた日とは別なので、こう呼んでいます)でした。今年は新空港通り沿いにある茜屋珈琲新空港通店の2Fにある「シャトー・リヨン」で20日の食事となりました。

シャトー・リヨンはもともと松山市の中心部にありましたが、諸事情で一時お休みし、数年前にこちらに再登場したフレンチレストランです。私たちは知りませんでしたが、結構有名なお店なんですね。こちらでは予約のみの営業で、2,500円から予算に合わせて料理をチョイスしてくれます。私たちは3,500円でお願いしました。


茜屋珈琲新空港通店の2Fがシャトー・リヨンです。


お店のオーナーは、フランス料理のワールドカップで金賞を受賞したことがある腕の持ち主なのです。


お店の入り口です。


席に着きました。


まずは前菜。瀬戸内の海産物を中心としたものになっています。


パンです。


ホタテの貝柱のスープ。


海老と鯛の鱗焼き。これが一番おいしかったな。


メインです。お肉と天ぷら。ソースは天ぷらタレチックでした。


デザート。フルーツとアイスクリームの盛り合わせ。


最後にコーヒー。カップが個性的です。


星型の砂糖。かわいいです。

お値段の割に量があって、お得感はありました。味も良かったです。また機会があるときに行きたいなと思います。今度はディナーがいいかな。

カプリチョーザ松山店の閉店

2009-03-18 22:32:32 | 私事ながら・・・
フジグラン松山の中にあるカプリチョーザ松山店が18日に閉店しました。



結局、最後の来店は7日になりました。
私たちがカプリチョーザを知ったのは倉敷に引っ越した時、イオンSC倉敷の中にあるお店に入ったのがきっかけです。カプリチョーザでは平日はフォカッチャがお代わり自由で焼きたてのそのおいしさの虜になってしまったのでした。そして、個人的にはライスコロッケがお気に入りとなりました。ピザもパスタもおいしくて、よく通っていました。

松山のカプリチョーザは2003年3月のフジグラン松山リニューアルの際に登場したようで、僕らはそのころは松山におらず、存在を知ったのは松山に戻った2008年のことです。倉敷のカプリチョーザの印象で入りましたが、なんか違ってましたねえ。活気がないというか、引き付けるものがないというか…。倉敷はいつも空席待ちでしたが、松山でそんなことは一度もありませんでした。料理がまずいとかいうわけではないんですが、倉敷の時に比べ、あまり「何度も行きたい」と思えなかったです…。市内中心部にライバル店もあるし、フジグラン松山はその中心部から離れているとか、いろいろ理由はあったのかもしれません。

最後のメニューはこれらをオーダーしました。


カプリチョーザのシーザーサラダ(だったかな)


カルボナーラ


マリナーラ・ピザ


かぼちゃのパイ

次はどんなお店になるかわかりませんが、またお試しで行ってみようかなとは思っています。

明日の神話 (渋谷マークシティ連絡通路)

2009-03-02 22:50:38 | 私事ながら・・・
新宿から横浜へ行く途中、渋谷に寄って岡本太郎の壁画「明日の神話」(あすのしんわ)を見にゆきました。

「明日の神話」は岡本太郎が制作した巨大壁画(縦5.5メートル、横30メートル)。東京都渋谷区、渋谷マークシティの連絡通路にあります。第五福竜丸が被爆した際の水爆の炸裂の瞬間をテーマにしています。アスベスト製の板に一部コンクリートを盛り付けてアクリル系塗料で描かれている。悲惨な体験を乗り越え、再生する人々のたくましさを描いたとされています。大阪万博のシンボルタワー「太陽の塔」に並ぶ、岡本の代表作です。もともとメキシコに建設されるホテルのために制作しましたが、依頼主の経済的事情で作品の所在は不明となっていたのを2003年9月、メキシコ国内の倉庫で発見、岡本のパートナーである岡本敏子が確認作業を行いました。2004年10月、岡本太郎記念現代芸術振興財団などが、再生プロジェクトを立ち上げ、修復のため、100個以上に分かれた壁画の断片を日本に船で移送、2005年7月から2006年6月まで愛媛県東温市で絵画修復の専門家、吉村絵美留らが作業を行ったものです。

修復した壁画は「太陽の塔」がある大阪府吹田市をはじめ、被爆地である広島市、長崎市の市民団体、及び東京都渋谷区が、それぞれ誘致運動を行っていたが、2008年3月18日、財団は東京都渋谷区への恒久設置を決め、同年10月17日、壁画の渋谷マークシティの連絡通路への取り付け作業が完了。同年11月17日より一般公開されている。なお、油彩の原画5枚のうち1枚(1号原画)が広島市に寄託され、広島市現代美術館で保管されています。

実際に壁画をみるとまずは大きさに驚かされます。そして赤が色鮮やかできれいだなーという印象でした。中心の人のようなところが水爆の炸裂をイメージし、それが周辺に広がっていくように見えましたが…。その中心の人物は神?僕だけでなく、何人もの人が写真を撮ってゆきました。人々が行き交う場所に設置して、気軽に見てもらいたいという財団の目的は十分達成できているなあと思いました。ちょうど行き交う人々が入ることでこの作品は完成するのかなあと思いました。



2Fフロアから見る。


2F連絡通路から見る。


1Fフロアから見る。

明治神宮と花園神社

2009-03-02 21:52:37 | 御朱印蒐集
原宿駅を降りて右にゆくと神宮橋があります。それを渡ると明治神宮。広い境内を覆う森は椎や樫、楠が多く、神社にありがちな杉や檜が少ないです。意外ですね。
この森は常磐の森と呼ばれ、神宮御鎮座にあたり、全国から献木されたおよそ10万本、365種の人工林で、面積は70万平方メートルあるそうです。

明治神宮は明治天皇と昭憲皇太后をお祀りする神社で、大正9年11月1日(1920年)に両御祭神と特にゆかりの深い、代々木の地に御鎮座しました。神社のある内苑を中心に、聖徳記念絵画館を始め多くのスポーツ施設を持つ外苑と明治記念館とからなっています。初詣は例年日本一の参拝者数を集める神社としても知られます。そのほか、大相撲横綱土俵入りが行われることでも知られます。

明治神宮公式サイト


原宿から山手線で新宿へ移動。新宿駅から東へ10分ほど歩くと花園神社に到着です。花園神社は、徳川家康の江戸開府(1603)以前から新宿の総鎮守として重要な位置を占めていました。徳川氏が武蔵野国に入った1590年より前に、大和吉野山より勧請されたとされています。花園神社は寛永年代(1624~1644)までは現在の場所より約250メートル南、今の伊勢丹デパートの付近にありました。しかし、寛政年代に朝倉筑後守という旗本がこの周辺に下屋敷を拝領したため、社地は朝倉氏の下屋敷の中に囲い込まれてしまったのです。そこで幕府に訴えたところ、現在の場所を拝領することになりました。その場所は、徳川御三家(将軍家に次いで格の高い尾張藩・紀州藩・水戸藩)筆頭の尾張藩下屋敷の庭の一部で、たくさんの花が咲き乱れていたそうです。この美しい花園の跡に移転したので花園稲荷神社と呼ばれたのが社名の由来とされています。

花園神社公式サイト