阪急百貨店うめだ本店のコンコースが13日に76年の歴史に幕を下ろした。
元々は阪急梅田駅があったところで、言われてみれば通路の構造が当時の面影を残しているのかもしれない。私は京都からの帰りに寄ってみた。午後7時ごろで帰宅ラッシュの中、たくさんの人がコンコースに見入ったり、写真を撮っていたりした。壁面には鳳凰、竜、ペガサス、獅子などのモザイク画が描かれ、天井からはシャンデリアがつるされている。天井がアーチ状で重厚な雰囲気が素敵だった。設計者は京都の平安神宮などを手掛けた建築家の故伊東忠太。1929年、百貨店内の梅田駅前に玄関口として造られ、旧ホームが71年に現駅に移ってからは通路として利用されている。また、アーチ天井の空間を抜けるとステンドグラスのある教会のような空間が現れる。建設当時の人たちのこの駅に対する思い入れが感じられる。また、多くの人々の思い出にも登場する場所だったはずだ。新しい百貨店を作るためとはいえ、そんな場所がなくなってしまうというのは非常にもったいなく、後世に申し訳ない気がした。
コンコースは阪急百貨店うめだ本店の建て替えに伴う工事で14日未明から装飾の一部が囲いで覆われ、徐々にその姿を消していくが、コンコースの壁画とシャンデリアは保存するそうだ。どのように保存されていくのかチェックしていきたい。
元々は阪急梅田駅があったところで、言われてみれば通路の構造が当時の面影を残しているのかもしれない。私は京都からの帰りに寄ってみた。午後7時ごろで帰宅ラッシュの中、たくさんの人がコンコースに見入ったり、写真を撮っていたりした。壁面には鳳凰、竜、ペガサス、獅子などのモザイク画が描かれ、天井からはシャンデリアがつるされている。天井がアーチ状で重厚な雰囲気が素敵だった。設計者は京都の平安神宮などを手掛けた建築家の故伊東忠太。1929年、百貨店内の梅田駅前に玄関口として造られ、旧ホームが71年に現駅に移ってからは通路として利用されている。また、アーチ天井の空間を抜けるとステンドグラスのある教会のような空間が現れる。建設当時の人たちのこの駅に対する思い入れが感じられる。また、多くの人々の思い出にも登場する場所だったはずだ。新しい百貨店を作るためとはいえ、そんな場所がなくなってしまうというのは非常にもったいなく、後世に申し訳ない気がした。
コンコースは阪急百貨店うめだ本店の建て替えに伴う工事で14日未明から装飾の一部が囲いで覆われ、徐々にその姿を消していくが、コンコースの壁画とシャンデリアは保存するそうだ。どのように保存されていくのかチェックしていきたい。
TBさせていただきました。
この件は、公私共に
いろんな思いがありますですね。
梅田の名建築が姿を消してゆくのはとても寂しいですね。私も、まさか消えてしまうとは思いもよりませんでした。