タックスヘイブンとは自国の産業を持たない小さな国々が、何もしないでいると衰退していくだけだから税金をゼロにするという極端な手法を用いて、世界中の企業や富裕層から資産を誘致している地域のことです。
経済もグローバル化していますから、国際金融取引上ではもはや欠かせない存在ともなっています。
しかしこの制度には大きな闇が潜んでいます。
英国領ケイマン諸島はこのタックスヘイブンの代表的地域ですが、オリンパス事件でもAIJ投資顧問事件でも登場しています。
この地域では法人税もかかりませんし、簡単に法人登記もできるのでファンド会社や投資顧問会社が次々と設立されていきます。
しかも検査の目も届きにくいので悪だくみをしようと思えば、いくらでも(?)可能です。
表に出せない暴力団やマフィアの裏金も、ここできれいにされて還流していきます。
今回明らかになったAIJ事件は、嘘で固められた高利回りの運用成績を信じた94団体が虎の子の年金資産(2000億円余り)を預けたが、その9割が消失したというものです。
積立金不足に陥った年金基金の母体企業が穴埋めできればいいのですが、できなければ年金給付のカットもあり得ます。
最後にはなんの罪もない勤労者に、そのツケが回されていく不条理に、腹が立つばかりです。
製造業では過去最大の4480億円という負債を抱えて、「エルピーダ」が倒産しました。
1400億円もの社債も債務不履行になるとみられます。
これまで信じていたものがガラガラと音を立てて崩れつつあります。
さてこれから私たちはどう生きるべきでしょうか?
なにを信じて生きていけばいいのでしょうか?
ひとりひとりが自らの頭で考えていきましょう。
経済もグローバル化していますから、国際金融取引上ではもはや欠かせない存在ともなっています。
しかしこの制度には大きな闇が潜んでいます。
英国領ケイマン諸島はこのタックスヘイブンの代表的地域ですが、オリンパス事件でもAIJ投資顧問事件でも登場しています。
この地域では法人税もかかりませんし、簡単に法人登記もできるのでファンド会社や投資顧問会社が次々と設立されていきます。
しかも検査の目も届きにくいので悪だくみをしようと思えば、いくらでも(?)可能です。
表に出せない暴力団やマフィアの裏金も、ここできれいにされて還流していきます。
今回明らかになったAIJ事件は、嘘で固められた高利回りの運用成績を信じた94団体が虎の子の年金資産(2000億円余り)を預けたが、その9割が消失したというものです。
積立金不足に陥った年金基金の母体企業が穴埋めできればいいのですが、できなければ年金給付のカットもあり得ます。
最後にはなんの罪もない勤労者に、そのツケが回されていく不条理に、腹が立つばかりです。
製造業では過去最大の4480億円という負債を抱えて、「エルピーダ」が倒産しました。
1400億円もの社債も債務不履行になるとみられます。
これまで信じていたものがガラガラと音を立てて崩れつつあります。
さてこれから私たちはどう生きるべきでしょうか?
なにを信じて生きていけばいいのでしょうか?
ひとりひとりが自らの頭で考えていきましょう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます