J-Blueの雑記帳(近場を歩く)

此のBlogを雑記帳代わりにと始めました。最近はハイキング・旅行等の写真を中心に記録性を高めた内容と編集にして居ます。

森の精霊

2005年06月18日 | その他随筆
古木というのは一つの言い方だ、樹齢何百年と生きて来て運良く人の目に止まり地理的
条件等で御神木とあがめられる木も有る。
樹齢数百年程にも成る木は、一種独特の雰囲気を持っている、そんな「木」にまつわる
経験を書く。

 かれこれ10年程前だろうか、八ヶ岳の山中にて標高1300~1400m程だろうか、森
の中を一人歩いていて、やがて或る広場、其処は湧き水がでる水場だ。
長野県諏訪大社、御柱祭りの御神木を切り出す場所に近い。
其れまで、森の喧騒(都会の喧騒とは次元が違う)の中を歩いていたのだが、その場所
に一歩足を踏み入れた途端、ぱっと、その喧騒が消えた!・・・・・
何事かと思い、其れまでうつむき加減に歩いていた視線を上の方に向けたら、其処は
大木の林立する、人手の入らない古い森林だった、樹齢数百年以上の檜などが建ち並
び見事な林だった。
その喧騒が消えた瞬間、私は「木の精霊」達の会話のジャマをしたと思った。本当です!
私自身は神の存在とか、非科学的な事は一切信じない人間ですが、今でも「古木」のその
不思議な力を信じているのです。
山を歩いていて、その事を実感した事がもう一回在ります。
その時は、その大木に話し掛けられた気がしました、そしてその大木の側で、暫くたた
ずんで居たことがあります。

続きは次回に

森の精霊 その2

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