喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

文化の日の由来

2016-11-05 | 社会
 先日11月3日は国民の祝日である『文化の日』
その由来を調べてみた。

「orange情報舎より」

 その趣旨は次の通りです。
「自由と平和を愛し、文化をすすめる日」
ではなぜ11月3日が文化の日になったのでしょうか。

 この11月3日は1946年に日本国憲法が交付された日。
そしてこの日本国憲法は平和と文化を重視したものであるため
『文化の日』として国民の祝日に制定されました。

 ちなみに日本国憲法が施行された5月3日を記念して制定された祝日が『憲法記念日』です。

 しかし実はこの文化の日という名称もその趣旨も本来の意味とは全く関係の無いものなのです。
この11月3日は元々明治天皇のお誕生日であった『明治節』と呼ばれる祝日だったのです。
 
 明治天皇が崩御(天皇がお亡くなりになる事)された後、
明治天皇のお誕生日であった11月3日を祝日にしたいという国民の声が非常に多かったために
『明治節』という祝日になりました。

 しかし日本が先の大戦で負けた後、GHQは日本の弱体化を狙い
天皇や神道に関わるものを徹底的に排除しようとしました。
 そして『明治節』も廃止されてしまうのです。

 ですが、明治天皇の『明治節』はどうしても残しておきたいという意図が日本政府にあったため、
日本国憲法の公布を意図的に11月3日にして、それを祝日にしたと言われています。

 つまり形式上は日本国憲法の公布日を祝ったものなのですが、
明治節の趣旨こそが11月3日の祝日の本来の意味なのです。


 
 なるほど。
 明治という時代は、日本が近代国家として歩み始めた時代。
様々な困難と苦労があった。
 今は、その延長線上にある。
 先人たちの足跡を知ることは、とても大切なことだ。

                岬人(はなんちゅう)





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