喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

昨年、愛媛県立三崎高等学校を卒業した仲良し3人組のメッセージ動画

2020-03-12 | 教育

 愛媛県では、県立高校入試2日目。
三崎高校には、全国から受験者が集まっている。

 動画は、昨年三崎高校を卒業した仲良し3人組。

 

※ 画面をクリック

Facebook Watchから: 愛媛県立三崎高等学校さん

 

Facebook Watch

 

 


NPO法人「NICE」との出会いで始まった「喜久家プロジェクト」

2020-03-09 | 喜久家ボランティア
 2020年(令和2年)2月、国内・海外ボランティア活動を行うNPO法人NICE(ナイス)が設立30周年を迎え、記念祭が都内で開催された。
開澤代表をはじめ、大勢の関係者に話を聞いた映像。

 喜久家プロジェクトもNICE(たっちゃん、ヨッシー、オッキー)との出会いで始まった。
13年前の2007(平成19)年のことだ。
おかげで、四国最西端の小さな小さな郷に新たな風が吹き、多くの感動が積み重ねられている。
 今、まさに喜久家国際ワークキャンプの期間中。

 写真は、13年前、喜久家の始まりに向けて、荷物を運ぶ母洋子と息子武蔵。


 始まりは、いつも小さな一歩から。
その小さな一歩に、大きな夢がつながっていく。
 佐田岬には、夢がある。

                 岬人(はなんちゅう)

 ※画像をクリック


愛媛県立三崎高等学校のすばらしい先生方  ~巣立つ娘の感謝の思い~

2020-03-04 | 感動
 1年前の3月1日、双子の娘たちが愛媛県立三崎高校を卒業した。
父、姉、私、弟、妹、息子、そして娘たち親子3代にわたる母校。

 娘が、三崎高校の情熱あふれる先生方に向けて、あふれ出るような感謝の気持ちを綴っている。
こんなすばらしい先生方が他にいるだろうか。
ちなみに、三崎高校の先生方は、数年前に全国表彰されている。



【🌸愛媛県立三崎高校を卒業しました🌸】~2019.3.1~

3月1日、私の高校生活が幕を閉じました。
これまで関わって下さった全ての方々に、感謝の気持ちを伝えたいです。
本当にありがとうございました。

以下長文ですが、お付き合い頂ければ幸いです。
🌸🌸🌸
書きたいことがいっぱいあって、伝えたい人もたくさんいるが、
卒業した今まず思い出されるのは、なぜか先生方のこと。
(なぜかと言っていいのか否かは置いておこう)

地域おこしに奔走した3年間。 
分校化回避のため、地域活性化のため など、様々な目的のもとで活動してきた。
結果が形となって見えづらいものであるだけに、何のためにやっているのだろうと、そう思うことも少なくなかった。

しかし、三崎高校が地域でのイベントに参加したり、あるいは主催したり、メディアに取り上げられたりすると、地域の方からたくさんの温かいお言葉をいただいた。
そのひとことひとことが、本当に嬉しかった。
地域の人々はもちろん、もっと多くの人に三崎高校を知ってもらいたい。
学校や地域の魅力を外に発信したい。
と思うようになった。

こうして三崎おこしが盛り上がりを見せ、高校生が主体となって活動を続けてきた。
そのウラには、先生方の存在がある。
いや、ウラどころかオモテにもたくさん。
先生方の努力なしに今の三崎高校はなく、地域おこしも今日のようには進んではいなかっただろう。
先生方は、教員としての職務をこなしつつ、三崎高校の発展に尽力してくださっている。
今この瞬間も。



🌸特に、今年度より、ある先生を中心に開設·運営しているFacebookの影響力には、すさまじいものがあった。

先生は学校内での様々なできごとや行事ごと、せんたん部(地域おこしをさらに盛り上げようと集まった有志メンバーによる、三崎高校非公式の部活動)の取組があるたびに、動画を編集してアップし、多くの人の目に触れてもらう場を作ってくださっている。
次から次へと新しいアイデアを形にし、実働者である私たち生徒をワクワクさせてくれた。
こないだ投稿された「帰り道」は、再生回数過去最多記録を更新し、現在すごいことになっている。
※今すぐ「愛媛県立三崎高等学校」で検索!


🌸またある先生は、校外に出向いて様々な場所で三崎高校のPRを行ってくださっている。

先生は、私たち生徒のことをこれでもかと言うほどほめてくださる。
どんなに小さなことでも、「君たちのこんなところが良かった,素晴らしかった」と、声をかけてくださる。
私はそのおかげで、自分や自分の行動に自信をもつことができた。
先生のお言葉には魂が宿っている。
と、私は思っている。(真剣)
ご自身の出身地でないにも関わらず、三崎高校と地域の未来を、本気で考えてくださっている。
そんな情熱のかたまりのような先生の姿を見て、
「先生がこんなに頑張りよるのに、私ら生徒が頑張らんわけにはいかんやろ🔥」
と、私たちもますますやる気が湧いてくるのだ。
(…前にも同じことを言った気がするなぁ。。)


🌸さらに三崎高校には、
“レジェンド”なる先生がいる。
三崎高校にこの人ありと言われるほどの、レジェンドの中のレジェンド。
長きにわたり三崎高校と地域を見続け、関わってきておられる先生のふるさとへの愛は、人一倍強い。  
先生のはたらきかけにより、私たちは校外で様々な研修に参加したり、三崎おこしに関してのプレゼンをしたり、県外に視察研修に行ったりと、多くの経験をさせてもらうことができた。

「締め切りが間近…。急ごう!」
「本番まで何日しかない!やばい!!!!」
などと言い合いながら、皆で急ピッチでいろいろやったのは1回や2回じゃなかったけれど…笑
でも今振り返ると、それら全てが私を成長させてくれたんだなぁと思うことも、できる。
結果はオーライすぎるくらいにオーライでした!👍
これはほんのわずかな一面にすぎず、その他多くの先生が私たちの見えるところ見えないところで、様々に力を尽くしてくださっている。
先生方にどれほどお世話になったことか。



以前も言ったけれど、何度だって言いたい。
授業をはじめ、部活や地域おこし、それ以外の面でも、これほどまでに情熱を傾けて下さる先生がいる学校が、他にあるだろうか。
「三崎高校しかない。」
そんな先生方の背中を見てきた3年間。
大好きな先生方に教えてもらった3年間。
自分の中で、夢が固まった3年間。

 私は将来、ふるさとで教員になりたい。
三崎高校で出会った、魅力あふれる多くの先生方のような。
そして、いつか先生方を超えたいと思う。


☆全ての先生方へ
先生。
今まで本当に、ありがとうございました!!
先生のことを、心から尊敬しています✨



🌸先日2日、我が家で喜久家国際ワークキャンプの交流会を開きました。

三崎高校からも、4人の精鋭が足を運んで下さり、おかげで大いに盛り上がりました。
(卒業式の翌日にして、まさかこんなにも早く担任の先生にお酒を注ぐことになるとは思ってもいなかった私😶)

先生方が帰られたとき、やっと卒業したんだという実感が湧いてきました。
これまでの日常は昨日で終わったんだ。
もう高校へ行って先生たちと会うこともなくなるんだ。
そう思うと、涙が止まりませんでした。
ですが、高校で学んだことと、そこでできた最高の思い出を胸に、これから頑張るしかありません。
そうすることが、先生方への恩返しになると信じて!
(もうしばらくは先生離れできそうにありませんが笑)
数年後、お世話になった先生方と一緒に
「そんなこともあったなぁ~」
と高校生活を振り返りながら、お酒を酌み交わせる日を心待ちにしています🍶


春から、新たな環境での生活がスタートします。
18年間共に過ごしてきた、双子のもう一人と離れる時がやってきました。
18年間過ごしてきた地元を離れる時がやってきました。
先生方や地域の人たちに力いっぱい投げてもらった分だけ、すごい勢いとパワーをもったブーメランになって、ふるさとに帰ってきます
平成の時代もまもなく終わりを迎えますが、つきまとう花粉にやられないよう、お身体に気を付けてお過ごしください。
🌸🌸🌸



 ふるさと佐田岬が大好きな娘は、しょっちゅう帰って来る。
大学が春休みになって早々、帰省し、家事や柑橘の作業等の手伝いをしてくれている。
愛するふるさと、愛する母校、愛する恩師がいることは、本当に幸せなことだ。
人生が豊かなものになる。

 先日3月1日、今年度の三崎高等学校の卒業式が行われた。
ふるさとから旅立つ若者たちを見まもり、応援したい。
そして、「志を果たしに、いつの日にか帰らん!」
そんな若者たちを楽しみに待っている。

          岬人(はなんちゅう)