喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

三崎高校公営塾による出前授業 「SDGs=持続可能な開発目標 ~アフリカからSDGsを視る~」

2021-02-25 | 教育

三崎高校公営塾と連携し、出前授業をしていただきました。

これまで、数学や英語も行っています。今回は、2回シリーズで社会科、SDGsについて。

 

https://misaki-j.esnet.ed.jp/blogs/blog_entries/view/8/9ded8944bf3fec3464c63ebb9d2cecb9?frame_id=8

 


喜久家国際ワークキャンプ2018 物語

2021-02-13 | 喜久家ボランティア
 懐かしい喜久家国際ワークキャンプ2018。
みんなどうしているだろう?
 
 一つ一つ、郷の歴史が積み重ねられていく。
 
 佐田岬の小さな小さな郷、平礒の物語は続いていく。
 
 
     ※ 画像をクリックすると動画スタート。
 

Vlasov Pavel

 

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令和 梅の蕾

2021-02-09 | 佐田岬の風景

 佐田岬の風景。

 春の陽気に、梅の蕾もふくらみ始めた。

それを見て、頭に浮かんだ歌。

「初春の令月にして、気淑く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫す」

 

 

 春の訪れを告げる梅の花のように、

明日への希望とともに、一人ひとりが大きく花を咲かせられますように。

 

                 岬人(はなんちゅう)


春を迎えるお伊勢踊り ~二名津編~

2021-02-07 | 歴史・伝統・文化

 2月3日立春を過ぎ、暖かい日が続いている。
そして雨が多くなっている。

 地域では、それにちなんだ催しがされる。
その一つが、二名津のお伊勢踊り。
 写真は、10数年前のものだろう。

 

 毎年2月11日に二名津の氏神である二名神社の春祭りです。
集会所や新築の家、除厄を願う家で行われます。
 扮装・構成は、金地の烏帽子に約1メートルの御幣(ボンデン)を持つ口上人1人に、
黒地に日月模様の立烏帽子をかぶり扇子を持つ舞人1人、
平服に青の法被を着た歌い手多数、大太鼓、小太鼓各1人の囃子方となっています。

 歌詞には「見さいな見さいな 嬉しき舞は見さいな」、
「嬉しきものと囃され 当年の年貢をすっきりちゃんと払うて御蔵へとんと納めたは何よりもって嬉しきな」、
「あらおもしろの神踊り」、
「参り下向のめでたさや」、
「お伊勢踊りのめでたさや」などがあります。

 天明元(1781)年(約230年前)、地区に大火があり「火鎮め」のために踊りが始まったと伝えられています。 

※1月15日には、三崎地区でもおこなわれます。 『出典 KITONARU』

「伊勢踊り」は慶長19(1614)年に伊勢地方で流行した風流踊が全国に広がったとものといわれる。
伊予国には寛永年間に土佐国(高知県)から宇和郡に伝わり、宇和島初代藩主伊達秀宗が保護し、
各地に伊勢神を祀る神明社が建立された。
このため、伊勢踊りは愛媛県内でも旧宇和島領内に多く伝わっている。
 伊勢踊りには除災の力があるとされ、各地の神社で病人祈祷や厄払いの際に奉納されていた。
現在でも伊方町二名津では春祭に厄年の者の厄除けのために伊勢踊りが演じられる。
 奉納目的は様々となっているが、江戸時代初期〜中期にまで遡る歴史のある民俗芸能といえる。
                  『参照 文化遺産オンライン』

 

 ふるさと佐田岬では、春の足音が着実に大きくなっている。

              岬人(はなんちゅう)


愛媛県立三崎高等学校の速水寮での3年間 ~さらば青春の光~

2021-02-06 | 感動

 母校、愛媛県立三崎高等学校が時代とともに変化している。

県内の遠くから、そして県外からも入学生が入ってきた。

親元を離れた15の夜。

 中学を卒業したばかりの彼ら・彼女たちは、どんな思いで過ごしたのだろう。

 

 三崎高校のホームページで以下のようなことが記されている。

胸が熱くなる。

 ※クリック

https://ehm-misaki-h.esnet.ed.jp/blogs/blog_entries/view/8/66249e739abcdd5c9e8d9ac2905358bb?frame_id=190&page_id=4

 

                【三崎港からの船出】

 

 かけがえのない3年間。

青春の日々。

 岬には、青春の舞台がある。

 

       岬人(はなんちゅう)


少年の日のお祝い ~紅白饅頭づくりへの思い~

2021-02-04 | 

  2月4日、四国最西端の三崎中学校では、少年式が行われた。
お祝いの紅白饅頭を地元の田村菓子舗に注文。
快く引き受けていただいた。
その際、饅頭作りの思いやこだわりを聞いてみた。

 

(田村菓子舗3代目より)
 製法は混ぜすぎて生地が硬くならないように。
材料は山芋、もち粉をいれて柔らかく硬くならないように、もっちり感が若干、感じれるように作りました!
日にちがたっても、柔らかいと思います、一般のものより。

 今回、すべて実は私が作りました!親父のレシピに新しい要素を加えて。
今、父が弱りはじめ、①「伝統」を歴史を引き継ぐ、あたらしい風をいれる。
②「革新」をテーマに製造させていただきました!
 先人の歴史、人生の上にわれわれは立ち、今を生きている。
そんな想いでした。
「守破離」を意識する毎日です!


 この思いを聞いて、饅頭をいただく。
おいしい。
そして、うれしい。

 ものづくりには、物語がある。
つくられる人の思いを大切にしたい。


 岬には、物語がある。

 

   岬人(はなんちゅう)