喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

ふるさとの農業の未来を創る

2017-05-28 | 感動
 5月13日(土)。
息子が松山から帰ってきた。

 ある目的があった。
それは、父より2歳年上の79歳になる亀おっちゃんが今年で柑橘農家をやめたことによる。
もう十分働いた、子どもたちへの心配もなくなったので、余生をのんびりと過ごしたいとのこと。
働き者の亀おっちゃんの気持ちがよくわかった。

 そこで亀おっちゃんが今まで作っていたヒラバヤのみかん山を
来年、ふるさとに帰って農業を継ごうとしている息子に託してくれたのだ。

 父母と息子と私の4人でその山の下見に行った。
特にそれを喜ぶ父は意気揚々としている。


 真正面に伽藍山を見上げる、日当たりのいいみかん畑だ。


 しかも段々畑ではなく、広い一段。
作業もしやすい。


 息子は、父からみかん作りの実践的な話を聞きながら、あれこれ質問をしている。


 世代を超えて、柑橘栽培が受け継がれていく。
未来を創っていく。
 77歳になった父だが、その経験と知恵に期待されることが多い。
息子もそれをどんどん学びたいようだ。


 さあ、自分はどんな役目を果たすか。
それを考えることもおもしろい。

 ふるさとの未来は明るい。

       
            岬人(はなんちゅう)
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