きじとら(=^・^=)の 散歩写真

チェンソーアートに興味津々散歩中..

スタンプカービング in 古代の里 その1

2009-12-16 | チェンソーアート
12月13日未明に起床後、早々に身支度を整えて首都高速から東北道へと、スタンプカービングが行われる
長者原サービスエリアに隣接の「古代の里」(宮城県大崎市)を目指して走りました。

今回のスタンプカービングは「みちのくチェンソーアートクラブ」が企画し、古代の里の地元の方々のご協力と
大崎市と大崎タイムス(新聞社)の協賛を得て、チャリティカービン(作品を販売し、売り上げの50%を寄付する)
も行うという超過密スケジュールでしたので、今まで以上に興味津々..それに、まだお会いしたことがなかった
五十嵐さんご夫妻(写真右側のお二人)にお会いするのも楽しみでした^m^

スタンプカービングは、立木を伐採した後に地面に残った切り株に彫刻を施すものなのですが、その切り株を
動かすことが出来ませんので、制作された作品はランドマークのようにず~っとその場に残ることになります。
また、切り株を動かせないので、それがもし足場の悪い場所にあった場合には、大変な苦労をしつつも彫らな
きゃなりません。初めて見るスタンプカービングに眠気も吹っ飛び、長者原サービスエリアに到着したのが8時
過ぎでした。少しゆっくりと休憩をして給油を済ませ、ETC専用出口を出てから迷いつつ、やっと現地到着!

※当日の様子は「みちのくチェンソーアートクラブ」代表の佐藤さんのブログに詳細に記載されています。また、
  その記事上から各メンバーのブログにもジャンプ出来ますので、是非ご覧になってください。
  私はスタンプカービングの後、古川駅のホテルに一泊しまして、翌日は近くの伊豆沼で野鳥の撮影を初体験
  しまして14日の深夜帰京しました。昨日の朝にブログを更新しようとしましたら、ブログがメンテナンス中で、
  開くことも出来ず、その後更新しようとしたら障害が残っていまして、記事アップが遅くなってしまいました^_^;


▼「古代の里」です。広々としていまして、無料で利用できるキャンプ場もあります。会場はこのすぐ近くです。


▼会場に到着しましたら大きくて立派な看板がありましたので驚きました。文字は小枝の組合せで書かれてます。
  地元の阿部さんが事前に制作されたのですが、ご家族で食事からお土産までご用意しておもてなしくださり、
  感激するやら恐縮するやらでした。阿部さん、ご家族の皆さま、お手伝い下さった地元の皆さま、大崎市の職員
  の皆さま、心温まるおもてなしをありがとうございました。ことに、頂いた奥さまお手製のキムチの味は格別で、
 ソウルやスオンで食べたキムチよりも遥かに上等で美味しく、昨夜はビールを随分と飲んでしまいました^m^

▲チャリティオークション用に事前準備された作品です。その台の上に安全具のチャップスが置かれているのを
  不思議に思っていましたら、イタズラ好きの佐藤さんが「きじとらさんがカービングするために、用意しました」と
  仰るので、冷や汗が出てしまいました(~_~;)


▲そして、音やんさんに依頼して出来上がった可愛い「ツビ太くん」に迎えられて大感激! 音やんさん、お忙しい
  なか制作してくださってありがとうございました。後日、hiroさん、佐藤さんの作品と並んだ写真を掲載します(^^)

▼集合9時30分、制作開始10時なのですが、まだ9時前だというのに佐藤さん、音やんさんがチェンソーを手に
  し始めました。不思議な丸太の炎のように闘志満々...佐藤さんの気迫を感じました(*^^)v


▼佐藤さんとともに、音やんさんも、那須から駆けつけた竜太郎さんも闘志満々!飛ばしています(^^)/


▼竜太郎さんのカービングを拝見するのは2回目なのですが、そのカッコよさにビックリ!
  頂戴した日本ミツバチの蜂蜜の上質な味にも大感激..大切にいただきます。ありがとうございました。


▼音やんさんと談笑されている方が、今回の企画・準備に奔走された、みちのくメンバーの西野さんです。
  古代の里は西野さんの地元とのことですが、とっても楽しいショーの企画をありがとうございました(^_^)/


▼広々とした里山での作品づくりです。きっと、訪れた人たちを驚かせ、そして和ませてくれることでしょう。

▲丸太のコンロ?で暖を取りながらの佐藤さん、お尻に火が着いちゃったようで、私がちょっと目を離していた隙に
  もう早や完成間近となっていました、速すぎ~!(@_@;)


▲予定されていたクラブメンバーのうち、8人が集合して、いよいよ和やかにミーティングが始まりました。

▼10時きっかりに、予定どおり全員揃ってのスタート!ソーダストシャワー(大鋸屑シャワー)です。


▼宮城のマギー・シンジとも言われている、マジシャンことミヤギー・シンヤさん(佐藤伸也さん)が、ポケットから
  何やら取り出して丸太に火を灯し、特製の暖房器に仕立てるマジックを披露してくれました。一同オドロキ!



ここでちょっとご報告。
実は、お世話くださった阿部さんの作業場の傍らに、騎乗用の馬具とは思えぬものを見つけて不思議に思い、
「あの馬具は..?」と質問しましたら、息子さんが“ばんえい競馬”の騎手をされていまして、その息子さんのもの
と知って驚いてしまったのです。
ばんえい競馬は北海道独特の競馬で、馬が重量物を載せた橇を土の上で牽き、そのゴールまでの速さ・馬力を
競うものなのです。私が幼い頃には私の住む町でも開催され、その当時は「ばんば競争」とも呼ばれ、幼心にその
迫力は鮮烈に焼き付いています。馬は1トンを超えるような巨大さで、その大きさも魅力なんです。

私が驚いたのは、私の幼馴染がその“ばんえい競馬”の有名な騎手で、現在は調教師をされている金山明彦氏と
同じ競馬場内に、阿部さんの息子さん(阿部武臣騎手)が住まわれていると知ったからでした。
初対面の阿部さんの息子さんが、私の幼馴染で一緒に石狩川の岸辺や畑でよく遊び、はだか馬にも乗せてくれた
金山君と同じ仕事をされているなんて...と、当時のことが蘇って胸がいっぱいになりました。

しかも、偶然にも?息子さんから阿部さんに電話がありまして「金山さんと幼馴染のカメラマンが東京から来ている
んだよ。金山さんに会ったら、そう伝えてね」と伝えてくださったのでした。
金山君とは小学校、中学校と家族ぐるみで親しくさせていただきましたが、その後交友が途絶えたままになって
しまい、私は新聞やテレビで彼の活躍を知って届かぬ声援を送っているだけでしたので、阿部さんとの出会いの
不思議なご縁に、すっかり感動してしまいました。

安曇野でも、東京で時々給油していたガソリンスタンドの経営者のお一人(現在は故郷の信州にお住まい)と偶然
出会うという不思議なご縁があったばかりでしたから、私が出かける先々で起こる不思議なご縁にあらためて感謝
するばかりです。そういう意味でも、阿部さん、奥さま、ご家族の皆さま、ほんとうにありがとうございましたm(__)m
やっと幼馴染の金山君につながった...と思いますと感無量です!

折角ですので、WEB検索しましたら、幾つかの記事がありましたので阿部武臣騎手と金山明彦氏をご紹介いたし
ます。

■ばんえい競馬 阿部武臣騎手と坂本調教師

阿部武臣騎手(お母さまそっくりで美男子!)

■ばんえい競馬の黄金期を作った「ミスターばんえい」
  伝説のジョッキー、通算3299勝 金山明彦氏(現在調教師)

■ばんえい十勝劇場 金山明彦氏

■ビデオ 「ミスターばんえい」(往年の名ジョッキーのビデオ 3番目に登場)


つづきます...
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8 コメント

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Unknown (竜太郎)
2009-12-16 22:23:47
きじとらさん 
何時も素晴らしー写真 有難う御座います
つづき また よろしくお願いいたします
楽しみです
まじまじマジック (青い森J)
2009-12-17 13:11:30
噂は聞いたことがあったので 何度となくこのマジック試したみたのですが うまくいきません。
次回カバミで教えて頂きたい一品ですねぇ。
添加剤(着火剤)に秘密があるのか 乾いた丸太でないと うまくいかないのか???でも立木(ほぼ生の木)を使ったとなると・・・気になりますねぇ。
こんにちは♪ (KUN)
2009-12-17 15:14:55
佐藤さんのブログで見て、スタンプカービング観たい~と思っていたので、
嬉しいUPありがとうございます♪
みなさん、かっこいいO(≧∇≦)O
ゲットしたツビ太くんも愛嬌たっぷりで、かわいいですね★
私も欲しいO(≧∇≦)O 猫好き。

素敵なご縁の話。
自分のことのように、嬉しくなってしまいました(^^ゞ
疎遠になっていた幼馴染と繋がってよかったですね(^^ゞ
幼馴染って、いくつになっても気にかかりますもん。
私もずっと会ってない幼馴染に、妙に会いたくなってしまいましたヾ(*'-'*)

素晴らしい!!! (佐藤)
2009-12-17 20:20:30
きじとらさん、雰囲気の伝わるきれいな写真と構成文にまたまた感激です(^o^)丿
私も皆さんと同様に、次の写真と記事をワクドキしてますね~♪
宜しくお願いします。

さて、青い森Jさん、私も以前は単純な十字の“木こりのろうそく”でした。
今回は以前に与作さんのところでアドバイスをいただいた内容を試したのですよ、
結果から言うと、生木でもそれなりに燃えます。
生木でも燃えるってところがこの方法の凄さだったりします。
コツは全体長さの6分目から8分目くらいまでの深さで十字を2回刻んで8等分にする事と、下から突っ込み切りで空気穴を確保するってところです。底をちょっと上げてあげると更に効果的です。
着火材は何でも良いと思いますが、この時はメタノールを使い、数回補給をしています。切れ込み部分に灯油でも注げば大鋸屑にしみ込んで着火材代わりになりますよ(^^)v
出来るだけ底に近いところに着火材を落とせると良いのですが、この時は上にちょこんと載っけて燃えてから落ちるのに任せました。
竜太郎さん(^o^)丿 (きじとら)
2009-12-18 06:25:11
長者原SAには真っ先に辿りついたでしょうに、そこで一睡も出来なかったというのがお気の毒でした。
それどころか、材も根元まで腐食したものが当たったりの逆境のなか、とっても素晴らしいカービングをご披露
くださって、ありがとうございました!見事に作品に仕上げてしまいましたから驚きましたね~感動しました!
竜太郎さんの作品のように、優しい雰囲気で愛される写真を撮りたいです...。

ブログがちょっと不調のようで、コメントが反映されず試行錯誤していました。今度は大丈夫かなぁ?
青い森Jさん(^o^)丿 (きじとら)
2009-12-18 06:32:48
まだブログに障害が残っていたようで、記事やコメントが思うように反映されず苦労しておりました^m^
ミヤギー・シンヤさんのマジックは最高でしたよ~、とっても暖かでしたしね(^_-)-☆
青森でのカーバーズミーティング、雪の中でのカービング大会には、このマジックは必要ですね!
佐藤さんが種明かししてくださいましたから、大丈夫ですよね(^O^)/
KUNさん(^o^)丿 (きじとら)
2009-12-18 06:43:09
ブログが不調で返信が遅くなってスミマセンでした(^_^;)
里山の自然の中で繰り広げられたスタンプカービングは自然との一体感もあって、素晴らしかったです。
しかも、みちのくチェンソーアートクラブのメンバーお一人お一人のカービング技術の目覚ましい進歩にも
驚かされました。
寒さも忘れて、興奮しっ放しでした。KUNさんご家族がいらしてたらもっと楽しかったことでしょう...(^_^)v
幼馴染のともだちと縁があるご家族にも出逢えて、この日は最高の一日でしたよ~(^O^)/
佐藤さん(^o^)丿 (きじとら)
2009-12-18 06:56:00
あのマジック最高でした(^O^)/
生木の丸太が、あんなふうに燃えることに驚いてしまいました。暖房器に変身するマジックは見事でしたね!
実は、丸太に縦方向に十文字の溝を幾つも切っている佐藤さんが不思議で、撮影もせずに眺めていたのですよ。
しかも、その丸太を程よい長さで切断し途端、斜面を転がっていく丸太を追いかけて、駆けっこしているチョット
楽しいシーンが撮影できましたのに...と、撮影し忘れたのがちょっぴり残念です^m^

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