** のりこキッズマム歯科医院 ** 生えかわり・食育のご相談をどうぞ 筑紫野市原田 歯科・小児歯科・矯正歯科

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歯科衛生士専門学校の実習がスタートしました 筑紫野市原田 のりこキッズマム歯科医院

2018-06-22 | 筑紫野市 小児歯科
許可をいただける方々に歯科衛生士専門学校3年生の学生が歯科診療補助など、歯科衛生士業務の実習をさせていただいております。

自身も学生の頃は実習をさせてもらい
今があるのです。

子供達もアルバイトをする年齢になり、社会の一員として世の中に参加を始めています。
アルバイト以外でもどこかで若年層として社会のお世話になり始めています。

そういう意味で、私なりの社会貢献、
社会に『お礼返し』する思いです。

私ども管理者・指導者の立会いの元、安全に行っております。

皆さま短期間ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。





実習生はまだ学生の身分です。
資格取得のために頑張っています。

実習は、安全に行うことが可能な内容、つまり学生という立ち位置で可能な症例にのみに限られています。



育成へのご協力ありがとうございます。
小型の機械ブラシで歯磨きをさせていただいております。




上手に遊んで待っている弟くん。



「ロボットが でらーん...」
と言って持って来ました。
ごめんね、出せなかった...!





歯みがき教室の様子はこちらです。 筑紫野市原田 のりこキッズマム歯科医院

2018-06-20 | 筑紫野市 小児歯科

歯科に行く前に知りたいこと。歯みがき教室の様子です。


まず、虫歯の原因についての話。
身近なものを見渡せるようにお話ししました。

そして、予防についての考え方・方法の話をしました。

間に途中経過の質問にお答えしました。



歯みがきレッスンの様子はこちら♪







こちらも掲載させていただきますね...。







皆さまのご参加お待ちしております。




食育という考え方★その3 筑紫野市原田 のりこキッズマム歯科医院

2018-06-18 | 筑紫野市 小児歯科
現代っ子の ”顎が弱い” と言われるのは実際にはどういうことか?
顎が弱い、とはどんなことを言うか?
ということの二点目です。

つい最近ですが、15分ほどの治療時に口を開けていて、顎が閉まりにくくなったお子さん達がいました。
顎を開けていたら閉まりにくくなった、というのも、顎が弱くなった結果だと言えます。

例えば大人の治療で長時間奥歯の処置をした、とか、一番後ろの親知らずの処置をしていた、
ということであれば、顎の閉まりにくさを感じる人がいるかもしれません。

もしくは老人で、顎の関節が老化により戻りにくい形状になってしまった場合や、顎を閉めるための閉口筋の筋力が低下している場合ならば、わかります。

この、15分ほどの治療で、顎が閉まりにくそうな様子をしたお子さん達を見た時は、さすがに絶句しました。ここまで顎が弱っているのかな?と。
これも10-15年前には見られることがなく、予想できなかった問題です。

世論として”顎が弱い”という表現を、私が歯科医師として診察する時に見る状況に置き換えれば、これらの二点になります。


顎を開けることも、閉じようとすることも、身体能力的に低下している、
言えば、「顎を開閉する何気ない動作」がこのように低下しているというのが現状です。

それは何からきたのでしょうか?
それを考えれば、やはり食生活の変化、ということに行きつきます。
口を動かすというのは食事のために咬む運動と言えます。
冒頭で述べたことです。

しかしながら単に食事だけにとどまらず、他の生活環境も考慮すべきでしょう。
小さいうちから体全体を動かしていない、ということも、一因にあるのです。

しっかりと階段を上ったり、ドアを自分で開け閉めしたり。これらは自動に任せていることが多いのではないでしょうか。

外遊びはどうでしょうか。
木登りをしたり、木にぶらさがったり・・・やや大昔過ぎますが、こういうことは、公園の遊具でもいいんです。
鉄棒や雲梯にぶらさがったり、ブランコでしっかりつかまったり、ボールを投げたり・・・
走ったり、飛び跳ねたり・・・そういった体を動かす遊びを、
小さいころからしているでしょうか。

そういう体の動きには必ず歯を食いしばるという動作が関わってきます。
歯を食いしばったほうが姿勢を保てるとか、重いものを持てるとか、運動能力が上がる、とか
最近ではそんなふうな結果に行きついたデータも世の中にはあります。

では、そもそもなぜ人は歯を食いしばるのでしょう。
そういったデータがあるから人は歯を食いしばるのでしょうか。
誰かに教わったことでしょうか?

ここから、歯を食いしばることをなぜ人はするのか?という考察ができます。

頭を支えるために歯を食いしばる、食いしばることで体に力をこめられるということも言われていますが、
ここでは運動をするときに下顎が自然と口を閉じ、歯を食いしばる、という下顎の動作に着目して考えます。

私は、運動をする時に歯を食いしばることをするのは、体の動きのために、下顎の重さを支え歯を食いしばって運動をしなければバランスが悪いのだと思うのです。
下顎は人の頭にブランコのようにぶら下がっているだけなのです。
それを様々な筋肉などの組織が頭と繋げています。
つまり、ぶらぶらの状態なのです。

そして、運動時、歯を食いしばってない状況では口が開きやすく、そのような状態で運動すると、舌や頬の内側の粘膜を咬んでしまいます。
その上、口の中の口腔粘膜全体、つまり口唇、舌、頬粘膜、軟口蓋(上あごの最後方)のポジションが悪くなります。
それは、正常な呼吸を妨げる原因にもなります。鼻呼吸も口呼吸もそれぞれ入口から気道までの道筋の確保が必要なのです。

それから、口が開きやすい状況で運動をすると、口の中は乾ききってしまいます。

そういうことでは継続的に運動をすることは難しい、などの理由もあるのではないかと考えています。

また、集中力を高めるという意味で反射的に歯を食いしばっているのではないか?
と思います。
食いしばることで、閉口筋と呼ばれるグループの側頭筋が働きます。
頭の横に手を当てて食いしばってみてください。
側頭筋が働くことで、意識がギュッと頭部に集中できるのがわかります。


ですので、言ってみれば反射的に人は運動をする時に歯を食いしばるようにできているのではないか?
と思うのです。

それは結果として、データで出ているように運動能力を上げることになっているのではないでしょうか。


そうやって、体を動かすと反射的に歯を食いしばるのに、現代ではそういう反射も利用できていない。
おまけに、大声を出す環境も減っています。

幼稚園や小学校の近隣にも騒音を気にしなければいけない時代です。
子供達が守られていたはずの公園は犯罪の温床になる場所もあると言われています、集まって大声で遊べる公園があるというのは恵まれた場所になっています。

大声を出す、というのは大口を開ける、大口を開けて大笑いする、ということです。
これも反射的に行う動作です。

そんな風に体を動かすことをするからこそ、顎は自然と使われていたのですが、
そういうことも失われています。
そして、体を動かすから、おなかが空くのです。

おなかが空く、という感覚が曖昧になってしまうほど、
食べものが手に入る環境が整いすぎていることが、
さらなる問題と言えます。


つづく





食育という考え方★その2 筑紫野市原田 のりこキッズマム歯科医院

2018-06-17 | 筑紫野市 小児歯科
以前、子供さん達の過剰なリアクションについて書きましたが、最近の子供さん達にまだ気になる動向があります。

一般的に言えば「顎が弱い」と表現するものの一つかもしれません。
「硬いものを咬まない食事が多くなってきたから、顎が弱い」と表現されますが、
それは状況の説明だけであって、実際どういうことに繋がっているかは正確には認知されておらず、多分知られてはいません。

顎が弱いとは、どういうことを指すのでしょうか。
食事がしづらく咬めなくなっているのでしょうか?
顎が疲れやすくなっているのでしょうか。
普通の視点ではそういう見解でしょう。

それらが身体測定や、身体能力テストのように横並びでの比較、一人一人の変化などを比較する機会がないからです。

しかし私は最近感じる問題としては、二点あります。

一点目は
口を開けておくことができない、つまり顎を開いておくことができない、という点です。

口を開けて、と伝えても自然と閉じていくのです。
一定時間、口を開けて保ってもらわないと
これでは診察ができません。

そして、開けてもらっても、
開口位(口を開けた状態の前歯の位置で見ています)が小さい。

(歯科で治療しているという自覚以前に、
人に口の中を見せているという自覚もないようです。もちろん恐怖心もあるでしょう。
そういった自発性も欠けてきています。)

これらは10-15年前の子供さん達にはなかった傾向です。

そして、
「そっちの方向に口を開けても見えないよー?」

と何人にも何度も言わないといけない事態です。
口を見せて、と言った時に、見てもらえる方向に
首の角度を合わせたりもできなくなっています。

その角度は、イスのヘッドレストの調整ではありません。
微妙な首の角度です。


もちろん、口を開けておくために使用するバイトブロックや開口器を使用し、
口に嵌め込んでおけば大きく開いているし、首を見える位置に微妙にこちらが傾ければ見えるのですが、
そこまでやるのは最終手段としておきたいですよね。
いつもこちらが自動的に調整するのではなく、自発的にお子さんがどのように動き、また動けるののか、そこからまず眺め、診ています。

子供さん達の顎の弱さ、身体能力の低下を歯科医師的に、口の開き方や顎の使い方で感じます。

二点目は...



つづく











食育という考え方★その1 筑紫野市原田 のりこキッズマム歯科医院

2018-06-17 | 筑紫野市 小児歯科
「食育」という言葉自体は本当はあまり好きではありません。
食を教育する...ってなんだか強制的なイメージで強すぎるからです。
私が考えている「食育」とは性質が異なってしまいそうですし...。

ただ、一般的に通じる言葉を使うことで、平たく理解が広まることを目的とするなら、「食育」という言葉は貢献していますね。

ということで「食育」のお話です。

食育についてを歯科医師として発信したほうがいいのではないか?
という考えが以前からあり、
「ごはんを食べること」という文章を数年前になぐり書き(?)してみたことがあります。

このブログにも書きましたが、
歯は食べるために必要な道具であり、
それが本当に大切なものだと痛感しながら診療をしているからです。


しかしそれらを発信するにはまだ独りよがりだと感じていました。

子どもを3人育て(当時長子が15歳ぐらい)、歯科医院の院長として歯科診療に携わり...
食育を発信するには申し分ないと言えば申し分ない環境ですが、それだけでは町のおばちゃんの立ち話に過ぎない、学術的根拠や教育歴が不足していると思っていたからです。

それらは、私が修行と言いますか、経験を積んだことで、かなりその頃の思考に信憑性を持たせることができました。
そういう土台づくりが出来上がったので、
食育についての発信を始めようと思い立ちました。

2012年から美容師専門学校で衛生管理を5年程教え、2015年から歯科衛生士専門学校では口腔生理学を教えています。

話す仕事をしたい、という思いで希望した仕事で、特に学科を選択したわけではありませんでした。
話す仕事として飛び込んでみた世界です。
仕事を選ぶ余裕のあるものではありません。
ただただ何でもやらせてもらいたい、という熱意だけでした。
仕事をさせてもらえたことに感謝しています。

歯科医師の資格で教えられる学科ですか、資格を持っているだけで学生に教えることが可能になるためには学科を一から勉強しなければなりません。

非常勤講師を最初にさせて頂いた美容師専門学校は、入職した後でわかったのですが、専門学校としては全国規模の大変大きな組織で、講師として学ぶべき姿勢、講師教育をきちんと受けました。

そこでは自主学習として系列校に行く希望を伝え、自費で原宿校まで行き、学科の教え方を学び、そちらの専属講師の先生に学科内容の疑問点などを聞けるように連携させて頂きました。


衛生管理は美容師国家試験の学科です。
仕事を衛生的に行うための学び、感染症、消毒とは...という内容。
その中で食育に結びついたのは、衛生の単元中の予防医学や栄養、感染症単元の感染予防。



口腔生理学は、歯科衛生士国家試験の学科です。
口の中や顎の動かし方の生体反応を学ぶ科目です。
その中で食育に結びついたのは、
味覚、嗅覚、吸啜(きゅうてつ、母乳を吸うこと)、嚥下、発生、下顎の反射、唾液...などです。


そして何より、診療所に来る患者さん達の口を診察しながらの考察、気づきが、私が発信することへ決意を促しました。

それは、世の中の生活習慣の変化からきた、身体能力の低下・発育発達の遅延や不完全、それらが食育について語るための背中を押し続けたという感じです。


つづく

......



ー手間暇がかかっていますね。
カフェランチは♬

離乳食もその後の食事も、
手間暇をかけずに何とか良い食事を継続したいものです。
なんでも継続が大事だと考えます...。


6/20歯みがき教室 ご予約いただいてます。 筑紫野市原田のりこキッズマム歯科医院

2018-06-14 | 筑紫野市 小児歯科
歯科にかかる前に知りたいこと、
歯科にかかる回数を減らすためにやりたいこと

についてお話しします。

6/20(水)、どうぞご予約下さい。

お子様連れでも、おひとりでも大丈夫です。

お友達とご一緒の方もいらっしゃいます。

幼稚園のお迎えの前にいかがですか。

こちらまで
0929268416