僕とわたしの歩く道

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おひさまについての授業(1)

2007-06-27 11:24:49 | トラブル対応
気になることがあったとき・・・
気になることがあったとき・・・続き

で書いたように、おひさまの小学校では、全学年全クラスでひまわり学級(特別支援学級)とおひさまについての授業が行われた。
私は資料をお渡ししただけで、内容についてはノータッチ。
気にはなったけど、先生方を信頼してお任せした。

そして、昨日が娘のクラス、娘に事情聴取したところによると(娘よ!しつこ聞いてごめんね)

娘の担任の先生が、
「娘の弟、おひさまくんはひまわり学級で学んでいます。
ひまわり学級のT先生が今日は来てくれています。」と話し、

T先生が、
「ひまわり学級はどのような子が学んでいるところか、知っていますか?」
手をあげる子どもたち。(娘はわかるけど、皆に答えてもらったほうがいいと手をあげなかったんだって)
「皆より遅れている子がいくところだと思います。」
「それはちょっと違うんだよね。
 皆も苦手なところ、得意なところがあるよね。水泳が得意な人、走るのが得意な人(子どもたちに手を挙げさせる。)、
おひさまくんは、勉強面では他の1年生よりできるところもあったりするのだけれど、皆の中で、クラスでお勉強をするのはとても苦手です。」

こんな導入ではじまった。

アンパンマンやキャラクターの絵は何も見なくて上手に描けること(描いた絵を見せて)
ひらがなや数字も書けること
最初は25分かかったひらがなパズルが今では3分でできること
自転車に乗れること
絵の具でも自分で工夫して作品を仕上げていること
1つ1つ頑張って学習していること
(ここでは、おひさまの作品やプリントなどをみて「すげえ」とか「天才やん」とかの声があがって、娘はとても嬉しかったらしい♪)

上手にお話することはできないこと
静かに座ってることは苦手なこと
でもそれもわざと、困らせようとしているわけじゃないこと

からかわれたり、意地悪されたらとても悲しい気持ちになること
優しくしてくれたら、とっても嬉しい気持ちになること、
色々なことをとっても覚えていること

そして、娘の担任の先生から、先生が担任した生徒さんに、とっても過敏な男の子がいたこと、途中、学校に来なくなっちゃったりもしたこと、でも、皆がその子のことを考えて行動するうちに、とってもあったかいいいクラスになったこと。
苦手なことは助け合えばいい、工夫してあげればいい。
それは皆も一緒。

おひさまさんは1年2組。でもこのクラスはお姉さんのつきさんがいるから、1年2組の次に、おひさまさんと近いクラスです。

先生が娘におひさまくんのこと話していい?と聞いたとき、娘が「できないことだけじゃなくてできることを話してください」と言っていました。

というようなことを、話してくださった、そんな授業だったらしい。・・・泣きそう・・・。

最後、感想文に娘は
「先生がおひさまのこと、わかってくれて、お話ししてもらえて嬉しかったです。ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。」
と、書いたらしい。
保護者のようだ。

娘に見習って、私もお礼状を書いた。





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