「今日から、『障害者』も放送禁止用語リストに追加されるらしい」---。
これは今年4月1日に作家の乙武洋匡さんがTwitterで発したエイプリルフールツイート。
で、
「これから身体障害者は、『身体に恵まれない方々』が正式名称になるのだとか。僕としては恵まれたと思ってるんだけどなあ…」---。
と続くから、
えっ、じゃあ、おひさまは何??
脳に恵まれない??う~ん???心でないのは確かだよね!!
なんだけれど・・・
障害者の「害」の字も今では「がい」とひらがな変換されますね。
その昔、まだ、おひさまのことを「言葉が遅いな~。」と思っていた頃の話。
私、北九州ミズ21の第8期メンバーでした。
幼児と赤ちゃん子育てまっただ中でも、社会に参加したかったんですよね。
ちなみに・・・
北九州ミズ21とは?
北九州ミズ21は女性の視点を積極的に市政に反映させようと、昭和62年に設置されました。第1期から第12期までに、285名が活動に参加しました。活動期間は、約2年。住みやすく、魅力があり、そして、活力に満ちたまちづくりを進めるために、期ごとに研究テーマを設定し、関係各機関等へのヒアリングやアンケート調査を行ったのち、その結果を報告書にとりまとめ、北九州市に提案してきました。
「市民生活を豊かにするIT」として、
さまざまな提言が出たのですが、そのなかで、
障がい者の方にたいする記載を、
「障害」とするか「障碍」とするか・・・という議論がでてきまして。
その時、メンバーの一人が障がいのある子どもを持たれている方で、
「私は、障害者という言葉は、
彼ら自身が障害なのではなく、
彼らが生きていく世の中に「障害」が多いから、
「障害者」だと思っているので、漢字の表記を変えることは必要ないと思います。」
と発言されて。
当時の私は障がいに関して何にもわかっていない状態だったのだけれど、
ストンと心に落ちたその言葉が心に残ったのでした。
ま、パソコンで「障がい」に変換されちゃうから
そのほうがいいかな~ってひらがなそのままにしてるけどね。