先日、支援級の先生からお電話いただいて、
「9月に3日間ある職業体験の場所をどうしようかと思って。
6月から事前学習など、準備をはじめますので。」
ということだったので、
「本人に聞いてください。
本人が納得しているのなら、私たち(保護者である私と夫)はどこでもいいですよ。」
って答えると、
「ありがとうございます♪」
って言われた。
いまどきの先生は、「親」を意識して教育しないといけないから、大変だなあ。
「本人に聞いてください。」←もちろん、筆談でね♪
何に関してもそう答えるようになって、
なにごとも、なんだか一気にラクになった。
たとえそれが自分の子でも、こうではないか、ああではないかと、
人の気持ちや希望を考えるのは難しいし、
「良かれと思って」はたいてい失敗するし。
『本人のことは本人が決める。』
あとは、出来る限りの協力・支援と、応援をするだけだ。
このあたりの中学校はどこでも行われている中学2年生での職業体験。
でも、支援級の子の体験になると、中学校によりさまざま。
隣の市のとある中学校なんて「支援級の子はないのよ。」だし、
同じ市の中学校でも、
「市の福祉作業所に!!ってそこしか選択肢はなかったよ。
そこの作業所の人から「ここで受け入れてもらえなかったら、行くところがありません。」
って、支援級担任が頼みに来たって聞いて、なんだかなあと思ったよ。」
ってことだったし。
一応、福祉作業所の情報なども先生にはお伝えしたのだけれど、
相手先の受け入れにもよるし、
本人の希望が通るかどうかはわからないけれど、
「せっかく、中学2年生全員が行きますから、
福祉作業所などではなくて、みんなといっしょのところに行けたらと思って。」
と言ってくださる先生だから、
おひさまと学校にお任せしようと思う。
もちろんできる限りの協力は惜しまないけれど。