kenyのキャンピングカーライフ!

キャンピングカー遍歴からの楽しみ、苦しみ、整備などに付いて思い付くまま綴ります。何かの参考に成れば幸いです。

サイボーグ009

2018-10-31 09:16:27 |  北日本

<石ノ森章太郎は我々世代のアイドル>

我が家を出発し早くも16日目が経過し、走行距離は2,000Kmオーバーしています。

ガソリン価格高騰が痛い事この上ないのですが、エッソ石油がエネオスに吸収されガソリンスタンドの選択手が広がり、スピードパス割引の効果は期待出来そうなのがせめてもの救いでしょうか?

 

そんな今日は「サイボーグ009」で有名な石ノ森章太郎の「ふるさと記念館」なのです。

到着頃には厚い雲に覆われていました。

現地に到着し判明したのですが、ペンネームの石ノ森は、当地の地名から取られたようです。

まぁ~地名は「石森」ですが

また、直ぐ脇には石森寺も有るのです。

記念館前の駐車場にコルドバンクスを停め、見ますと直ぐ近くに生家が有るようで、此方から見学としました。

ここも間口は狭いものの、奥行きは深い町屋作りなのです。

ご自由見学可能との事でしたから、中を覗いて見ました。

あの2階辺りで、石ノ森少年は漫画を描いた事でしょう。

引き戸を開け中に入りますと、古い家特有の匂いが鼻を突きます。

玄関には見覚えの有る椅子が鎮座しています。

玄関より先には上がりませんでしたが、石ノ森章太郎の一旦に触れた気がしました。

次はいよいよ記念館に向かいます。

お馴染みのサイボーグ009のキャラクターですね。

残念ながら名前は思い出せません。

確か「少年画邦」だったように思うのですが、連載されていましたね。

画邦の文字はこれで良かったでしょうか?

ここまで来ますと、自販機も石ノ森章太郎カラーですね。

エントランスを通り更に奥に進みます。

壁、通路のデザインが良く奥行きを感じさせます。

内部に入りますと、石ノ森章太郎が出迎えてくれました。

入館料は大人500円でした。

ここから先は撮影禁止ですから、写真は有りません。

少年時代に見ました、石ノ森作品に興味が有る方はご訪問されると良いかと

 

ここで、お昼に成りましたから、道の駅で仕入ましたランチを頂きます。

白ツブ貝の握り寿司なのです。

小生はツブ貝のコリコリした歯ざわりが何とも言えず好きなのです。

生きも良く甘味も感じられ、ホント美味かったです。

その後は給水しょうと、名水を探しました。

何とか辿り着いた名水です。

名前は覚え出せないのですが、飲料に使用時は煮沸して下さいとの表示が有りました。

口に入れるのは抵抗が有りますので、洗い水のみの補給としておきました。

井戸には綺麗な水が湧き、蓋が掛けられ柄杓ですくうスタイルでした。

飲み水はスーパーで補給としましょうか?!

(@_@)

 

本日の温泉は、ハスで有名な長沼近くの「長沼温泉ヴィーナスの湯」にしましたが、手前に営業停止した大きな建物が有り倒産でもしたかと見えたのですが、先行で歩き確かめますと小道の奥で営業されていました。

紛らわしいので、行かれる方は要注意ですね。

温泉から出ますと、秋空には夕焼けが

明日は晴れてくれそうです。

夜には今回初めて本格的?な料理です。

持参しました、ニンニク付けと玉ねぎ、鶏肉のソテーです。

味付けは焼肉のタレですが、これが案外まいう~でしたよ。

良い物食べてますわ!

(^^)/

そうして本日のキャラバンも終了したのです。

まぁ~ユックリと行きましょうか?!

岩手県が近づくに従い、気持ちがゆったりとしてきました。

これこそがキャラバン効果なのでしょうね。

気分がゆったりとしますと、走行スピードも落ちます。

地元に居る時には信じられない事ですが・・・・

 

 

つづく


仙台 牛タンの後はみやぎの明治村

2018-10-30 18:34:33 |  北日本

<やはり牛タンは仙台か?!>

村田蔵屋敷を後にしますと、宮城県 仙台市なのです。

仙台市と言えば、やはり牛タンは外せません。

スマホ検索するも出て来るのは何故か、駅ナカ店ばかりなのです。

駅ナカですと、キャンカーが駐車出来る場所等は無く、泣き泣き諦めかけたその時、郊外店がヒットしたのです。

その名は、「たんや利久」郊外店ですが、お店の位置は失念しました。

まぁ~スマホ検索しますと、ヒットしますから探して見て下さい。

お昼を少々過ぎた時間でしたが、駐車場はしっかりと空いておりました。

(^^♪

メニューは「ちょっと贅沢な秋の牛タンステーキ」に店員さんの上手い口上に乗り注文してしまいました。

1、650円也。

出て来ました定食は、牛タンステーキとデミグラスソース掛け牛タン、テールスープ、白ご飯でした。

牛タンステーキは何時ものごとく、1枚食べてしまいました。

本来は4枚でしたが、やはり牛タンステーキが一番美味しいような。

(^^♪

まぁ~取り敢えず、仙台牛タンを食し満足と言う所ですね。

仙台市は前回、一応観光しましたから今回は寄らずしまいでした。

目指すは岩手県の海岸沿いなのです。

 

今夜のお宿は、「道の駅 上品の郷」

写真は翌朝ですが、昨夜来から雨が降り出したのです。

今日は何処に行こうかと、道の駅で入手しましたマップ見ていますと「みやぎの明治村」が有るそうです。

まぁ~ルート沿いですから、寄らぬ手は無いですね。

道の駅で買い物を何時ものように済ませ出発します。

やはり、道の駅での買い物は気は心ですからね。

 

みやぎの明治村に到着する頃には、雨も上がり陽射しが照り始めます。

観光駐車場の大きな看板が目に入り駐車したのですが、写真の丁度ダンプが走っている交差点を右折しますと、建物の裏に大きな駐車場が有りました。

登米高等尋常小学校(とめ)の見学、買い物には便利なようです。

まずは水沢県庁記念館、武家屋敷方面に歩きます。

この県庁舎は明治の初期に建てられたもので、当時は廃藩置県の影響で県堺、県庁位置を何処に置くかで紆余曲折が有ったようです。

当初は登米県庁舎の予定でしたが、県名は水沢県に変わり水沢県庁記念館と成ったようです。

その後、裁判所、小学校として使われたそうです。

門前に掛かる石橋は、一枚岩の珍しいものでした。

更に奥に進み、武家屋敷方面に歩みを進めます。

平日、雨上がり直後の所為か観光客も少なく独り占め状態です。

一軒の武家屋敷が珈琲店に成っていました。

ご自由に見学して下さいとの事でしたから、奥に入って見ます。

う~~ん、中村主水がキセルでも吹かしているような。

屋根の後方にはイチョウが紅葉していました。

何十年、何百年とこの景色は変わらないのでしょうね。

次はいよいよ登米高等尋常小学校なのです。

来た道を戻りますと、松林の中に見えて来ました。

登米高等尋常小学校の表札が赤レンガの門柱に下がります。

純木造二階建校舎は正面に向かい、コの字形をしています。

そして、中央にはバルコニーが有り洋風学校建築を代表する建物だそうです。

国指定重要文化財なのです。

窓ガラスは厚く、気泡が混ざり表面も波打っています。

明治21年に建てられたそうですが、当時の人々は嘸かし驚いた事でしょうね。

こんな洋風な小学校で学ぶ事が出来れば、勉強にも熱が入った事でしょう。

左右の六角形部分は昇降口と呼ばれ、入口部分は吹き抜けとされて、その柱組は見事でした。

どうでしょうか?

今にも児童達の歓声が聞こえて来そうです。

昇降口を正面から見ます。

六角形を半分に切った構造がお分かりかと思います。

当時としてはなかなか斬新なデザインですよね。

この地も水害に見舞われたようで、深さは人の胸丈まで有り校舎の1階床上まで水が来たのでしょうか?!

この登米高等尋常小学校跡は、現在は教育資料館とされていますが、直ぐ後に現在の小学校が鉄筋コンクリート造で有るのは何とも歴史を感じさせられました。

 

さ~~て、そろそろ先に進みましょうか?!

明治初期の建物は、西洋のデザイン、技術を取り入れ列強に追いつこうとする明治人の意気込みが感じられます。

現代の日本人が失いかけている、気迫のようなものを感じますね。

 

キャラバンはまだまだつづくのです。

 

 

つづく


村田蔵屋敷と朝食

2018-10-29 09:37:44 |  北日本

<蔵屋敷との表示が有りますと行きます>

昨日、岩手県 盛岡市に出ますとガソリンがエッソで148円/Lと真面目な仕事ぶりでした。

これは見逃す訳には行かず、当然ながら満タンにして置きました。

その後の岩手県では、154円が主流でしたが・・・。

 

そんなキャラバンは、まだまだ北上中なのです。

「道の駅 村田」を出ようとしますと蔵屋敷が有るとの看板が目に留まりました。

 

街中の駐車場は、右手矢印方向に無料で有ります。

紅花交易で財を成した、豪商達の蔵屋敷が幾つか現存しています。

今時風に改修された蔵屋敷も見えます。

何しろ電話番号 二番!

殆どの蔵屋敷が無料公開されていました。

京都の町屋と同じく、間口は狭い割に奥行きが深いのです。

紅花で蓄えた財がたんまりと入った金庫です。

蔵屋敷の数は少ないのですが、往時の繁栄が彷彿されます。

民家の軒先には、季節外れのアサガオが。

当時から道幅は広かったようで、これも紅花効果なのでしょう。

裏通りを歩きますと、コキアが赤く紅葉しています。

今にも豪商、丁稚が走り出して来そうな路地です。

そんな村田を後にし、旅人の味方イオンモールで洗濯しょうかと。

洗濯中の食料の買い出しブログUPと、洗濯時間を有効に使えますからね。

イオンは奥羽方面にも進出しているようで、大きな市にはほぼモールが有るようです。

翌日の朝食は、ホットサンドにレタス、納豆も付けて見ました。

たまに納豆の容器が底付近まで割れるのは、何故でしょう?

せっかちなKenyの食意地が張っているからでしょうか?

(@_@)

千代紙鍋敷きがそろそろ汚れて来ましたので、1枚めくる事にします。

これは、Kenyの快適化で汚れたらめくれる苦心作なのです。

(^^♪

熱の影響で少々、縮みが見られます。

赤紙をめくりますと、黄土色の千代紙でしたが、これも熱影響で縮みが認められます。

う~~ん、構想時には縮みまでは予測出来ませんでしたね。

(@_@)

まぁ~汚れは無く成りますから、良しとしましょうか?!

こんな観光と生活を共にしながら、キャラバンはまだまだ続くのです。

何処まで北上出来るでしょうか?

今現在は既に南下はしているのですが、まぁ~心が折れますと里心も付くと言うものですね。

 

 

つづく


キャンカーにゴキブリホイホイ

2018-10-27 10:44:44 |  北日本

<ほんとうの空を見た後はゴキブリ捕り物帳?!>

この所のテレビニュースを見ていますと、ガソリン価格高騰とは言うものの原因をハッキリとは言わないようです。

ガソリン価格操作に何らかの力が働いているのでしょうか?

 

因みに昨日の国際原油価格です。

NY原油  $67.62/バレル

ドバイ原油現物  $75.1/バレル

共に$70低位安定しています。

この原油価格で、日本のガソリン価格160円/Lは暴利以外の何物でも無いでしょう。

報道各社はこの点を追及して貰いたいものです。

 

朝からボヤキが入りました。

ほんとうの空の安達太良山を後にし北上しました。

 

写真は翌日ですが、「道の駅 村田」に到着です。

ここの道の駅は駐車場が2段に分かれ、陸橋を超えた上段駐車場トイレはウォシュレット付きでした。

ここで事件勃発なのです。

 

夜テレビを見て居ますと、視界の片隅に何か動く物が見えました。

(@_@)

う~~ん!! 何かと見ますと、信じられない事にゴキブリ!!!

奴は小生が座っていた、サードシート下に逃げ込むのです。

ギャ~~~!!と思い、大急ぎで必殺ゴキブリ退治のキンチョールを取りに走りました。

運良くまだ元の位置に居るじゃありませんか!

ここで、キンチョール攻撃です。

たっぷりと掛けてやりましたから、奴はノロノロと逃げ始めました。

この状態で新聞紙パンチをお見舞いし一件落着なのですが、生憎直ぐには新聞紙が取り出せません。

 

そうこうして居る内に奴は、エントランス部に逃げ込みました。

そして、更に逃亡を図るのです。

なんと、ヨロヨロとインバーター冷却風取り込み口に潜り込んだのです。

(@_@)

暫くは出て来ないので、吸い込み口からキンチョール、更には強力殺虫剤をくれてやりました。

今度は新聞紙も用意し、待ち構えます。

約1時間も経過したでしょうか?

奴はヨロヨロと這い出して来ました。

今回は新聞紙を用意していますから一撃でした!!

Kenyに逆らうと、こう成るのじゃ~~~~!!!

(^^)/

とんでもない夜の捕り物は完了したのです。

 

しかし、何処から侵入したのでしょうか?

網戸は何時も閉めますし、隙間は無いように思うのですが・・・・・

エントランスドアーの開放しっぱなしは、ゴキブリ、その他昆虫の侵入にご用心と言う所ですね。

キャンカーの総ての開放部には、網戸は必須です。

キャンカー購入予定の方は、よくよく吟味する事をお勧めします。

見掛けだけでは無く、本物を見抜く眼力が重要ですぞ。

 

十三夜の上弦の月が、まぶしく光る夜の事でした。

まぁ~ゴキブリ退治も出来ましたから、安心して眠れます。

 

翌朝は併設されています、歴史館を見て先に進みます。

ここ村田は、紅花交易で栄えた町なのですね。

尚、入館は無料でした。

重量上げの三宅元選手もここの出身だったのですね。

こじんまりとした歴史館ですが、村田の町の生い立ちが良く分かる展示でしたよ。

さ~~て、そろそろ宮城県 仙台市が近く成りました。

仙台と言えば、牛タンは外せませんよね。

 

牛タン屋さんを探さないと!

 

 

つづく


安達太良山の紅葉

2018-10-26 09:24:10 | 花紀行 秋

<秋晴れに恵まれ紅葉狩り>

今回のキャラバンでは晴天に恵まれ、更には道の駅のウォシュレットにも100%恵まれています。

東北の道の駅は、3.11以降整備、改修が進んだようで旅人には有難い事です。

山陰、四国、九州にも頑張って貰いたいですね。

 

そんな今日は、安達太良山の紅葉狩りなのです。

平地の紅葉が遅れ傾向ですから、ここは標高を上げるしか無いだろうと。

あだたら高原スキー場に向かい、ゴンドラで薬師岳を目指しました。

冬場はスキー客用のゴンドラも秋は、紅葉、登山客が主体のようです。

往復1,700円也!

まぁ~歩いて登山するには、骨が折れますからね。

今年の紅葉は、低地では緑が濃く高地では一部落葉、また緑と難しいようです。

それでも低地に比較しますと、程よい色付きが見られました。

紅葉にも夏の極暑の影響が感じられますね。

中央下部の黒い影2つは、ゴンドラの影なのです。

頂上駅に到着し、約200mで薬師岳 山頂に行けるのです。

山道は木道で繋がり少々の地道を歩きますが、やはりスニーカー位は履いた方が山頂を歩き安いです。

何しろ、人の頭より大きい岩がゴロゴロしていますからね。

 

途中の茂みには、緑色のコケが倒木に光っていました。

山頂には思いの外、大勢の紅葉狩り客が見えます。

見上げますと、安達太良山山頂とそれに連なる峰々が。

一番左側の乳首状の溶岩ドームが、安達太良山山頂なのです。

パノラマ写真で見ますと、こんな感じなのです。

ホント、秋晴れに恵まれました。

彼方此方でため息と、綺麗、素晴らしいの声が上がります。

登山客が置いた、濡れタオルにこんな蝶が止まりました。

一生懸命に水分、ミネラル?を吸っており逃げません。

 

帰りのゴンドラです。

下界まで降りますと、喉をソフトクリームで潤わせます。

お値段だけの事は有り、美味しく頂きました。

安達太良山の紅葉を満喫しました。

帰りにはこれから登頂する方々の行列が出来ていました。

陸奥キャラバンはまだまだ続くのです。

何処まで行きましょうか?!

 

 

つづく