kenyのキャンピングカーライフ!

キャンピングカー遍歴からの楽しみ、苦しみ、整備などに付いて思い付くまま綴ります。何かの参考に成れば幸いです。

タイヤ考 その2 第1回 (バーストと乗り心地)

2014-05-15 08:48:25 |  タイヤ

<コルド4とタイヤ>

コルドバンクス4 ロードインプレッションとタイヤ考の反響が大きいようですので、タイヤについてもう少し詳しく、分かりやすく平たく記述してみます。

尚、掲載資料に付きましては、ブリジストンHPより拝借しました事を御断りしておきます。

詳しくお知りになりたい方は、こちらを参照下さい。

http://www.bridgestone.co.jp/personal/knowledge/maintenance/index.html

また、タイヤ管理に付きましては、安全に関わる重要事項でありますので、自己責任でお願いします。

Kenyは自己責任で、タイヤを管理し、キャンカーライフを楽しんでいるんだなって程度にお読みください。

 

そして基本中の基本ですが、タイヤ空気圧はコルドバンクス4の架装メーカーである、V社 指定の標準タイヤでの空気圧 6.00kPa を守る事です。

 

と言ってしまうと、お話はここで終わりますが、キャンカー4台目ですから色々、無い知恵を絞るのです。

 

 

本日のコルド4 後方下部窓に見えておりますのは、布団です。 (*_*)

まず、タイヤの構造と各部名称です。これを理解して頂かないと、話が通じませんから・・・

全て重要な構成部品ですが、タイヤ強度を主に受け持っているのは、ベルト(材質はスチール)、カーカス(材質はナイロン、ポリエステル等)です。

カーカスはタイヤ初期の時代は、綿を使用していました。綿の枚数で、6PR (ロクプライレーティングと読みます) とか 8PRと言う強度表示が有りました。一般的には乗用車が4~6PR  ライトトラック用が8PRでした。

現在はカーカスの材質がナイロン等に変わりましたから、綿 6枚のカーカスと同程度の強度があれば、使用枚数は1枚でも6PRと表示しても良いとしています。

タイヤ断面です。

タイヤ設計時の形状は、このような指定リムに組込んだ形状で表せられます。いわゆる、おむすび形状と言いますか、Kenyが、空気圧 5.3kPaでサイドウォール形状がほぼ理想形に成っていると言ったのは、この形状の事です。エアー補充時にタイヤの空気圧が適正かどうかと言う目安に使えます。

キャンパーに使用される扁平率 65~80タイヤには、このサイドウォールが理想(タイヤ図面)の形状か?と言う目安は使えると思います。スポーツカーに使われる扁平率40になると、サイドウォールは絶壁形ですからこの目安は使えません。

また、実際の車のタイヤは車自体の重量、乗員、積載物等により常に荷重を受け、走行による衝撃、サイドホォース(カーブ時に発生する横方向の荷重)等を受ける事に成ります。そうしますと、何年か、何キロか走行する内にトレッドの両外側(その車のホィールアライメント((ホィールタイヤを車にどのような角度、整列で取る付けているかと言う要素))に寄り変化はあり)は編摩耗して来る場合は空気圧不足ですので、今まで設定していた空気圧より0.3~0.5kPa程度調整してまた様子を見て下さい。

車の重量が掛った状態で、理想のサイドウォール形状に成れば、そのタイヤの性能を使い切る事が出来ると考えられます。

 

ブリジストンさんが設定されている、タイヤの4大機能です。

 特にキャンカーで問題に成るのが、負荷荷重性能、操縦性・安定性能、乗り心地性能だと思います。タイヤ空気圧調整はこの相矛盾する特性・性能を高次元で満足させる作業だと考えます。

負荷荷重性能は空気圧は高い方が、強くなる。一方、その結果乗り心地は悪く成ります。

 

次に良く話題に上がる LI(ロードインデックス)表ですが、負荷能力指数、タイヤの最大負荷能力を示す指数です。

コルド4の場合、標準タイヤは、ブルジストン RD-613 STEEL 195/70R15 106/104 LT ですから、LI表示は、106/104L で、LI指数は単軸106、負荷能力は950Kgとなります。(104は複軸)

ここで大切なのは、この負荷能力ですが、これは最大値を表しています。

この最大値は、そのタイヤに許容される最大空気圧時の負荷能力となります。ちなみに当該タイヤの最低空気圧は、3.50Kg/c㎡で、最高空気圧は、6.00Kg/c㎡です。(単位が混在しすみません。≒kPaですから)

メーカー指定空気圧は、そのタイヤに許容される最大の空気圧を指定していると言う事です。これはコルド4の場合、定員7名乗車し積載も行う前提での指定と考えられます。

平たく言いますと、乗り心地は良いはずが・・・・・

 

長く成りますので、本日はここまでとさせて下さい。

 

長々と読んで下さり、ありがとう御座います。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (せんべいまゆ)
2014-05-16 01:40:45
キャンピングカーに乗っている人はやはりタイヤの空気圧はとても気になりますからね。
keny先生の詳しい抗議、違った、「講義」をひきつづきよろしくおねげーしますだ(^u^)
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せんべいまゆさん☆ (kenyじぃーじ)
2014-05-16 08:33:26
 いや~穴があれば、入りたいくらいでげす。
2輪に始まり4輪と半世紀近く、キャンカーに21年間乗って来た経験から自分自身に取って当たり前の事を簡単に書いたのが間違いでした。
ブログの難しい所ですね。このさい、良い機会ですから自分の知っているタイヤについて、マトメてみたく思います。
退屈な話かも知れませんが、なが~~い目で見てやって下さい。
こちらこそ宜しくおねげ~しますだす。
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Unknown (亀萬)
2014-07-28 22:51:39
興味津々で読んでます。
圧ばっかり気にしてタイヤの構造までは
普通考えないですから。
布団は特に関係無いですよね?(笑)
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亀萬さん (kenyじぃーじ)
2014-07-28 23:53:17
 いや~~皆様に勧めたのは良いのですが、古い文章を読み直すとオハズカシイ所がありますね。
タイヤ空気圧、積載量を適切に管理すれば、乗り心地とタイヤバースト問題は解決出来るのでは無いでしょうかと言う提案です。
勿論、布団は覗いているだけです。(笑)
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