<R670 ロードインプレッション>
今朝の東海は、台風13号の影響か、蒸し暑い朝を迎え、余りの暑さで目覚めた程です。
もう少し大型のキリッとした台風が来ないと、大きな気圧配置は変わらないのかも知れません。
但し、被害は無くほどほどにして貰いたいのですが、そうは上手く行かないのでしょうね。
そんな今日は、新調しましたタイヤのインプレッションです。
タイヤ、アルミホイール交換後、かれこれ2,000Km以上走行しましたので感触が掴めて来ました。
タイヤはブリヂストン製 デュラビス R670ですね。
サイズ 215/70R15 107/105L LT
このタイヤの特徴は、低圧(450kPa)空気圧で、最大負荷能力(以下 LI値)975Kgを発揮する所です。
450kPaで低圧と言うのも気が引けるのですが、純正タイヤ空気圧 600kPaに比較しますと、低圧と言わざるを得ません。
Kenyは試行錯誤の上で、現状空気圧 500kPaで使用しています。
【乗り心地】
キャンカーのタイヤに要求しますのは、強度もさる事ながら乗り心地が一番と考えています。
やはり長距離を走る事が多いですし、乗り心地が良いと疲れが確実に違います。
空気圧 500kPaでの使用ですが、路面の小さな凹凸、段差乗り越え時の挙動がスムーズです。
高圧タイヤに有りがちな、コツコツ、ガツガツしたショックが有りません。
この辺りは交換直後の感触と変わりません。
カムロード ワイドトレッド シャーシ(左右後輪の取付位置が広い)特有のフゥワンフゥワンした乗り心地で、まるで陸の駆逐艦と言う所でしょうか?!
尚、駆逐艦に乗船した経験は有りませんが。。
【操縦安定性】
タイヤ幅が今回の変更で、195から215にワイドトレッド化されました。
(ここでのワイドトレッド化は、単純にタイヤ単品のトレッド幅です)
215サイズと言えば、Type Rと同一サイズなのです。
バンクスに履きますと、ボデーがデカイせいかワイドタイヤには見えません。
人間の目、感覚は良い加減な物ですね。
一般的にタイヤがワイド化されますと、路面の轍(わだち)に影響されやすく成ります。
しかし、扁平率70のせいか、轍に乗りましてもステアリングを取られる事が緩やかなのです。
純正の195サイズの方が、激しくステアリングを取られ、蛇行するほどでした。
この辺りはタイヤ内部の構造、強度の仕様的な違いもあるようです。
タイヤボリュームだけで低圧、強LI値は出せないと思うのですが。
そんな安定性向上は、高速道走行時に大型トラックを追い越す場合にも現れます。
大型トラック等が発生させる、風圧の影響が10点満点に対し、8点レベルに改善されました。
純正195サイズでは、同じく5点レベルだったでしょうか?
従いまして、特に当て舵を切らなくてもスムーズですから、拍子抜けの感すら有ります。
【静粛性】
はっきり言って非常に静かです。
路面に依っては、若干ロードノイズが大きく成る場合もありますが、10点中 9点と高得点が取れると思います。今では、バンク部分から発生する風切り音が大きく感じるほどです。
現在は新品タイヤですから、好条件が揃っていますが、摩耗が進み6分山程度に成った時点で、どのように変化するのか、しないのか楽しみにしています。
現状では純正195タイヤに比較し、不満であった所が総べて改善されているように思います。
やはり、キャンカーの車重が軽いバンクスですと、タイヤも低圧タイヤが使用出来、ランニングコストもお得に済みますから良い事ずくめですね。
最後に操縦安定性はかなりのレベルで向上しましたが、近畿道 瀬田川付近の高架部で台風の余波と思われる突風に遭遇しました。
丁度大きなカーブ部分で、行き成りの横風でしたのでステアリングを12分程度切りましたが、路側帯まで持って行かれました。
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やはり車高が高い分、横風には弱いようですから過信は禁物ですね。
まぁ~考えように依っては、R670だからその程度で収まったとも考えられますが。。。
用心に越した事は無いようです。
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