<テスラがやったかも?!>
台風5号は九州西部は逸れ、高知から紀伊半島に向かっています。
今も時折、強い風と共に大粒の雨が振り掛っています。
今後のルートは、琵琶湖を掠め列島縦断の勢いですね。
そんな台風前に束の間の青空が。
生温かい風が吹いていたものの、久しぶりの青空ですから翼が伸びない訳は無いのです。
そんな今日は、以前より気に成っていました大型ディープサイクルバッテリー(以下 バッテリー)が出現したようです。
テスラが大型壁掛け式バッテリーを発表した事は、既にニュース等で知られています。
今回はその第二弾とも言える、「パワーウォール2」の発表、発売なのです。
【容量と重量】
今回は壁掛け式から、床に置けるタイプに変更でのデビューです。
重量が125Kg有りますから、床設置で使用範囲拡大と成る事でしょう。
125Kgと言いますと、重そうに見えますが、100Ah鉛バッテリー4個半程度ですから、容量から見ますと驚異的軽さとも言えます。
容量は14Kwh !
一般的な小規模家庭で、1日当たりの消費電力は10Kwhと言われていますから、1日以上の使用が可能なようです。
こんなバッテリーをキャンピングカーに搭載しますと、AC100V電気製品が普通に使えるのでしょうね。
【外観寸法】
高さは、1150mmとやや大きいものの、厚さは155mmと超薄型と言えるものです。
この寸法ですと、キャンピングカーに搭載可能ですよね。
【内部構造】
水冷式の冷却装置、インバーター内蔵のリチュウムイオンバッテリーだそうです。
小型、大容量化が成し遂げられたのは、御存じテスラの自動車で培われましたバッテリーの冷却、コントロール技術の賜物との事です。
リチュウム系バッテリーは温度依存性が大きく、冷却コントロールが難しい事を水冷式で解決出来たようです。
また、内蔵インバーターは5、000Wとの事ですから、エアコン、テレビ、冷蔵庫専用にして使い放題?かも知れませんね。
インバーター金額が含まれていると考えますと、お得ですよね。
気に成ります、寿命は10年!
キャンピングカー程度の電気負荷ですと、寿命は更に伸びるやも知れませんね。
【価格】
バッテリー 696,000円
サポートハードウエアー 89,000円
これはバッテリーをコントロールするユニットのようです。
合計 785,000円 (税込)
【充電】
ソーラーパネルからの充電は可能との事ですが、充電電圧等に付いて未公開です。
国産同程度のバッテリーは、280万円はしますから、ある意味格安と言えるのかも知れませんね。
バッテリーの生産は、アメリカのパナソニック工場のようですから、国内勢ももう少し頑張って貰わないと困りますよね。
テスラは現在、アメリカ、オーストラリア主体に販売しているようですが、そろそろ日本販売にも力を入れて来そうです。
更に諸元の公開が有るのでしょうか?
しかし、鉛バッテリーですと
100Ah 5個で500Ah
3万円*5=15万円
重量は、30Kg*5=150Kg
5年毎交換しても15万円*2=30万円(10年間)
う~~~ん!
どうしたものでしょう?!
<参考> ステラモーター