稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

体軸ブレず攻め入って打つ(木曜会、2018年6月28日)

2018年06月29日 | 木曜会(誠先生の剣道教室)
今年23回目の木曜会稽古。
四條畷の市民活動センター。
25名ぐらいの参加。
暑い。蒸し暑い。

振り下した時に右手を左手にくっつける素振りから。
伸びやかな切り返し、呼吸法の切り返し、大きな面の3本連続打ち、
右足出し止めて正面打ち、右足出しながら正面打ち、遠間から慎重に入っての面打ち、
相面から胴当て残心、相面から押し込み残心、出頭面、出小手、相小手面、返し胴、
小手に対する応じ技、面に対する左右の応じ技、切返しで終了。

師匠の指導、お話の要点のみ記す。

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稽古前に左拳の位置についてのレクチャー。
身体から一こぶし空けると言われているが、
前に出すと「構えに構えさせられている感じ」がする。
少し引き寄せた構えのほうが身体が出る感じがする。
打ちも安定感があるので各自考えて試してみて欲しい。

遠間、触刃、交刃の間で打ち掛かってくる相手はあまりいない。
交刃の間からどのように入って打つのかは相手によって変わる。

遠間、触刃、交刃の間で一つのグループ、
交刃、一足一刀、打ち間で一つで一つのグループと、
(遠間、触刃、交刃、一足一刀、打ち間を理解した上で)大きく二つに分けて考えて良い。

交刃の間までは「大きな気の玉」を意識する。
そこからは一歩入るのか、足を差し出して打つのか、左右と入るのか、などは様々。
身構え気構え、気をパンパンにして交刃の間まで入ることが大事。

残心は声(発声)も大事な要素。

体軸がブレると目の位置がズレるのできちんとした打突が出来ない。

稽古の中で究極の基本を心掛けること。


(稽古前のひと時)

【感想・反省点】

いつもの重い竹刀が割れたので軽めの竹刀を使って稽古した。
わずか20グラムの差で剣先が鋭く走るのを感じた。
しかし軽めの竹刀に慣れてしまうのもどうかと思う。

やったことの無いワザは出来ないとつくづく感じた。
面に対して右に捌いて相手の竹刀を弾いて面を打ったり、
左に捌いて小手を打ったり、受けて逆胴などは自分には出来ない。
うまく遣える者もいるので、これは反復練習するしか無い。

最近、間(ま)で悩んでいたので、間(ま)を
二つのグループとして考えるというのは納得した次第。

足を、ず~~と前に出すと体軸がブレるのを感じる。
まだまだ体幹が出来ていない。
その前にスタミナ不足である。
コメント
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