稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

ちびまる

2007年10月28日 | つれづれ


ちびまる・・・メス猫。通称はチビ。
昨夜天寿をまっとうした。17歳だった。

千葉に住んでいた頃、
高三の三男、星矢が生まれた翌年の6月、
次男の拓矢が幼稚園からの帰り道に拾ってきた猫だ。

夕方まではマンションの駐車場で、
兄弟たちとニャーニャー泣いていたらしい。
次男が拾ってきたときは泣く元気も無くうずくまっていたらしい。

来たばかりのチビ。
ぐったりして泣きもしないチビに
「これは今夜中に死ぬかも」と思ってた。
牛乳を温め少し口に入れてやり少しずつ元気を取り戻した。

先住のサスケとも仲が良くて、
いつも押し入れで丸まって寝ていた。

ほんの最近まで元気だったのに、
9月に体調を崩してガリガリに痩せてしまった。
ボケたのか食欲だけは旺盛で食べては吐き、食べては吐き・・・

先週は自力で庭まで出てたが最後は歩くのも大変で、
リビングに置いたダンボール箱に入ろうとして力尽きた。

一晩、線香を炊いて弔ったあと、
家の裏のサスケの墓の横に穴を掘り、
家族全員で土を掛けて埋めてやった。

今頃、昔のように二匹で寄り添っているのか。
長生きして家族に愛され幸せだったと言えるだろう。

子供たちが愛したチビ。気位が高かったチビ。
子供たちと一緒に成長してきたチビ。
17年間、本当にありがとう。
コメント
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