稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

長正館定例剣道稽古(2019年1月30日)

2019年01月31日 | 剣道・剣術
大阪市東住吉区の矢田中学校の体育館で毎週水曜日19時半から。
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【長正館練習生募集中】
初心者、元経験者、有段者を問わず募集中。
レベルに応じて個別指導を行います。
詳しくは長正館ホームページまで。
http://www.doujyo.net/choseikan/
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大阪市東住吉区の矢田中学校の体育館で19時半から。
井上館長は風邪のため着替えずに見取り指導。
F六段は2月3日の月例稽古のカギを預けに顔だけ出した。

最初は私を入れて5人。
準備運動、素振り、礼をしてから基本稽古と自由稽古。
最終参加は8名+井上館長。稽古終了は21時。

ほとんど間をおかずの稽古で写真は少な目である。


(準備運動は4人で始めた)


(H井七段とS口二段)


(同じく)


(H井七段とI口初段)


(I口初段とH井七段)


(同じく)


(面取れ~!)


(H井七段による口頭指導)


【感想・反省点】

K芦五段が遅れてきたので準備運動と素振りの号令はS口二段に任せた。
基本稽古は5人で始める。私も珍しく参加して号令をかける。
切り返しで息が上がったのは自分でもショックだった。
この2週間でかなり体力が落ちているように思う。

基本稽古が早く終ったので自由稽古はたっぷり1時間だ。
I口初段、K部五段、K芦五段、Tちゃん、S口二段、K川五段。
時間があるので一人当たりの稽古は長めにした。

S口二段は、以前、右足の上がりを気にしていたが格段に改善された。
手を抜いていないのに引き面を二回も取られた。成長が嬉しい。

Tちゃんは、基本打ちから、空けた箇所(面か小手)を打ち込む稽古をさせてみた。
懸かり稽古方式の基本打ちである。間合いは近く「ヤアッ!」は不要。
しっかり打てるので、次回からもやらせてみようと思う。

K部五段には「面を打つなら強くても相手のアゴまで」と指導。
K部五段の面打ちは外れると、こちらの左肩が数日痛むほどである。
まさに薪割りと言っても良い。最初はケンカを売られているかと思ったほど。
「速く打とうと力を入れれば入れるほど遅くなりますよ」ということだ。

K芦五段には「攻めが感じられず、まだタイミングで打とうとしてる」と注意。
なぜか地稽古になると、せっかく木曜会で習ったことが飛んでしまうのである。
ああもったいない。

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最後にH井七段と長丁場の地稽古となった。
(H井七段はF六段の会社の元剣道部の方で大阪剣道同好会の会員)

熟練のH井七段とは何も長い稽古をお願いしたわけでは無い。
数分の稽古をして、一本勝負をお願いして、5分程度で切り上げようと思っていたのだ。

ところが最初からお互いにまったく技が効かない。
攻めたつもりで打ちに出ても全部防がれてしまう。
少しでも躊躇すると右に左に竹刀が飛んでくる。
難剣とも違うが、これがベテラン七段の底力なのかもしれない。

一本勝負をお願いしてからも有功打突がお互いに出ない。
10分以上の真剣な打ち合い稽古でヘトヘトに疲れてしまった。
寒いのに汗だくである。この時期では珍しい。
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No.39(昭和62年1月18日)

2019年01月30日 | 長井長正範士の遺文
川合月海先生は、日本保育協会、保育科学研究所所長であり、
私は以前から拝読しているが、少年剣道指導に当り、大変教えられる所多々あり、
特に「8秒間のスキンシップ」こうすれば子どもの“やる気”がひき出せる。
という本(学校法人広池学園出版、昭57年9月初版発行、その後再三発行されている)は
なるほど、と感じられ、教えられたので、次に大事なところだけ更に要約して書いておきたい。

尚、この中の“やる気”の要点は去る昭和59.6.9、昭和60.6.8の二回にわたり、
全剣連主催の少年剣道指導法の講師として大阪修道館でお話申し上げたが
大切な事と思うので敢えて転記しておきたい。



○親は、一日も早く子供に知識や技術や、正しい生活習慣などを身につけさせようと願い
“覚えなさい、練習しなさい”とあせり、急がせるところがあるものですが、
このような形で触れていると、子供から、かえって“やる気”を奪い、
子供の中の“やりたくない”“するものか”等という反対の心を作ってしまう。

これはすべて生きものは楽しいものだけを求め、
楽しくないものから逃げようとする心を根本的に持っているものなのに、
相手の気持ちを考えないで、支配、命令、禁止、強制という形で触れるため
“楽しくない、不自由だ、うるさい”等、不快さが起こり、それが怒りの心までも作り、
やる気をすっかりそぎ落してしまうのである。

子育てとか、教育とかいうものは、親や先生が、ああしなさい、こうしなさいと、
ものごとを覚えさすことではなく、たった一つ、子供の中に“よしやって見よう”
といったやる気を大きく作り伸ばすようように援助することである。

そして、そのやる気は初めに書きましたように、
楽しさ、自由さ、面白さという三つの条件がないと絶対に大きく伸びられないので、
子供自身に、楽しいな、自分の思う通りに出来た、面白かった、
などという満足する気持があれば、子供は、もっとやりたい、
今度はこう工夫してみよう、もっと面白くならないか、と、
そのものごとに何度でもぶつかっていき、それを繰返すうちに子供は次第に知識を増やし、
技術を磨き、人と人との調和の仕方や、人間の世界にある、いろいろな約束ごと、
といった大切な知恵までも身につけてゆくものである。

世間でよく「うちの子は親が何か言わないと動かない。
本当にやる気が無いんだから」などと恨みごとを言っている親を見かけるが、
これはとんでもない見当違いである。

子供はもともとやる気の固まりであったのを、親の方が触れ方を間違えて、
子供のやる気をすっぽりそぎ取ってしまったのであるから、責められるのは子供の方ではない。
自由で、楽しく、面白いというやる気を大きく伸ばしていくためには
第二回の構造の矢印の方向に親の触れ方を進めていけばよいのである。

この図の原則は、すべての人間に当てはまると思う。

(注)スキンシップ
皮膚関係という意味の新造語で、母親の愛情が子どもに伝わるためには、
皮膚の接触関係を通じてでなければ成就(じょうじゅ)されないことを強調したことば。
即ち、母親の子に対する皮膚の接触を愛を言う。

○次に大事なことは親の笑顔が“やる気”の源泉であるということ。
子供に楽しさを与えるのはオモチャではないか、すばらしい音楽じゃないか、
色あざやかな絵本ではないか、おいしい食べ物ではないか、などと親は単純に
(この項つづく)
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自作アルコールバーナーを作ってみた

2019年01月29日 | つれづれ


実は、密かに車中泊を考えている。
本格的なものではなく、ただ寝袋に入って寝るだけ。
デリカなら気軽に出かけて好きなとこで眠ることが出来る。

若い頃はバイクにテントと寝袋を積んでキャンプしていた。
今はそんなことはしない。コンビニを使えば暖かい食事も出来る。
いつか車中泊をするため、予行演習で、自宅の車庫で寝ようと思ってたら、
家人から「追い出されたみたいで近所に笑われるよ」と言われ断念した。
確かにそれはちょっとばかり恥ずかしい。

それはそうと、昨夜、晩飯のあとで、
youtubeで「車中泊」を検索していたら
自作アルコールバーナーというのが関連で出て来た。

缶ビールの空き缶2個を使って簡単に出来るらしい。

さっそく作ってみた。

上(バーナー部)と下(底部)は指定は30mmの高さだが適当に切ったら32mmだった。
外の小穴は千枚通しで小さく開けてから電動ドリル。
2.5mmを18個とあったが適当に開けていったら12個になってしまった。

上(バーナー部)の中央の穴は千枚通しでいくつか穴を開け、
そこにハサミを入れて強引に切ってあとは金属ヤスリで形を整えた。
指定は35mmだったが、500円玉で線を引いたので30mmぐらいになってしまった。
駄目ならあとで広げりゃ良いのだ。

上(バーナー部)と下(底部)は同じサイズである。
上(バーナー部)は、穴を全部開けてから切り取るほうが良い。
私の場合は切り取ってから穴を開けようとしたので、
ふにゃふにゃして作業がしづらかった。

中央の仕切りは空き缶の余りで作る。
外側の高さ(今回は32mm)より7mm幅広く、帯状に切り取って、
中央の膨らみに合わせて径を小さくしてホッチキスで止める。

あとは下(底部)のほうにラジオペンチでひだを作って若干小さくして、
中壁を入れてはめ込むだけ。

燃料は薬局やホームセンターで売っている燃料用アルコール。(飲んだら死ぬよ)

構造は2重構造で、
中央に火を点けると、外側のアルコールが暖められ蒸気になる。
それが上(バーナー部)の外側のジェット穴で炎になるという仕組みだ。


(熱で、二重構造の外側の圧力が高まりアルコール蒸気が小穴から出てくる)


(燃焼実験)


(燃焼実験のあと、中壁のホッチキスが見える)


(せっかくなので、お昼はこれを作ってみた)

初めて作って、しかも適当に作ったがうまく燃えてくれる。
最初はポヤポヤ~と頼りない燃え方だったが、アルコールが温まると軽快に燃える。
オリジナルより本格燃焼まで時間がかかるのは中央の穴が小さいからかも知れない。

製作時間は10分間程度。
今回は、適当な五徳が無かったので、
次回は折りたたみの簡易五徳を作ってみようと思う。

アルコールバーナーは、本格的な調理には不向きだが、
ちょいとお茶を淹れる分には、気分転換に良い小道具になると思う。
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大阪剣道同好会1月例会(2019年1月27日)

2019年01月28日 | 剣道・剣術
昨年末に入会した大阪剣道同好会の例会。
15時30分から伊丹の修武館にて。

大阪剣道同好会
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大阪のアマチュア剣道愛好者の集まり。
今年7月5日で創立88年になる。
入会資格は剣道五段以上、年齢50才以上、
役員1名と会員1名の推薦があって入会申請書が提出できる。
年に11回の例会があり、会員相互の修錬と親睦を図る会である。
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わが長正館の長井長正(範士八段)も会員だった。
現館長の井上勝由(教士七段)はなぜか長井先生に止められ、
入会申請書を書いたのに提出出来なかったらしい。
(私はそんな過去は知らないから勝手に出したという次第)

13時20分に東大阪の事務所を出たが、経路をミスったのか
予想外に時間がかかってしまって到着したのは15時15分だった。

修武館は200年以上も続く歴史のある道場で、剣道、居合、薙刀など、
多くの武道家を育てている由緒ある道場である。


(表玄関は閉められていたのでこのあと裏の通用門に回った)


(剣道の他、居合や薙刀の道場でもある)

集まったのは70人ぐらい。
ここでは私は若者のほうである。
準備運動のあと新年の挨拶、集合写真。
そのあと65才以下15名が元に立ち稽古が始まる。
幸いな事に懸かった者が次に元に立つという方法だった。
回り稽古で30分。自由稽古で30分。
昔、養正会で稽古したT橋さんやM瀬さんとも久々に稽古が出来た。

稽古のあとは修武館の方々によって手際よく宴会の準備が行われ、
樽酒の瓶詰め酒や缶ビールで、豪勢なすき焼きをいただいた。
帰りに少しふらつくほど飲んだが何とか腹のほうは大丈夫みたいだ。


(準備運動、H先生は前日の稽古の怪我で稽古はお休み)


(素振り)


(高橋会長による新年の挨拶)


(集合写真)


(集合写真左側)


(集合写真右側)


(最初の30分は、元立ち15名で2分間交代の稽古)


(稽古終了)


(鏡山先生の挨拶)


(おいしい良い肉だった)


(乾杯)


(最後は恒例のバンザイ三唱)


【感想・反省点】

ここは海千山千のツワモノばかり。
なかなか通常の攻めが効かない猛者揃いである。
混み合っているので胴には抜けない。
面、相小手面、出小手を中心に縁を切らずに稽古をした。

10年ほど前は敵わなかった方々とも対等に稽古が楽しめる。
極力崩れないように縁を切らないように正剣を通した。
お一人だけ手強い難剣な方がいて、こちらも難剣+剛剣で対処してしまった。
もし師匠に見られていたら叱られただろうなあ・・・と思う。

修武館の床も滑るが、昨日の修道館よりははるかにマシである。
「ゆっくり打つのが一番速い」というのは新たな課題であるが、
これを克服するには修道館のような滑る道場で稽古を重ねるしかあるまい。
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大阪剣道道場連盟互礼会(2019年1月26日)

2019年01月27日 | 剣道・剣術
9時半に大阪城内の修道館に集合。
10時から新年の挨拶、そして1時間少しの稽古。
森、佐藤、新屋、宮本の4名の八段が元に立つ。
まずは新屋八段に懸かる。次は佐藤八段。そして森八段。
森八段には案の定、相懸かりの面になり、吐きそうになるほど振り回された。
宮本八段の列に並ぶが、あと2人というところで時間切れ。
他の方と短い稽古を2回やって終了。
寒くて息が上がるが汗もかかない。
床が滑って足腰がまったく前に出ない。

互礼会は13時から谷町4丁目の横濱魚萬にて。


(修道館の前で)


(準備運動と素振りの後で礼式から始まる)


(新屋先生)


(佐藤先生の腰攻め)


(宮本先生)


(森先生)


(互礼会は森会長の挨拶から)


(乾杯は佐藤先生)


(盛り上がり)


(井上先生の締めの挨拶)


【感想・反省点】

朝起きてから3回もトイレに行き、修道館でも1回行った。
まともな稽古は2週間ぶりなので動けるかどうか不安である。
さて誰から懸かろうかと思ったが、いずれの八段に懸かるも同じと考え、
目の前の新屋先生からお願いした。

床がつるつるで滑る。氷のように滑る。
ここぞという時に打とうとしても腰も足も出ない。
間合いが掴めずボロボロであった。


(驚くほど良く滑る修道館の床、こういう所で稽古していると剣道の質は向上すると思う)

驚いたのは八段先生たち。
滑る八段は誰も居ないのだ。懸かる七段は滑りっぱなし。

あとで師匠(佐藤誠先生)に聞くと、滑るのは打つ時に左足に乗っていない、
いや「乗せていない」からだと指摘された。
「ゆっくり打つのが一番速い」という言葉もいただいた。
速く打とうと急いで左足で蹴っても空回りしているだけなのである。

お酒は控えめにした。
全部足してもビール1本程度とハイボール1杯だけ。
明日もあるから体調をこれ以上悪くするわけにも行かない。

師匠から「事理一致」と「理事一致」の剣道の違いの話を聞く。
四段までは「事理一致」、五段からは「理事一致」。
事(技)が先なのか理が先なのかで取り組み方も変わる。
もっと勉強せねば・・と思った次第。

飲んでいるので一刀流の稽古は休んだ。
家に帰るも疲れがドッと出て、夜8時半には寝てしまった。
こんなに早く寝るのはインフルエンザにかかった時以来である。


(おまけ画像:大阪城の堀の水鳥)


(おまけ画像:大阪城の堀を東方面に望む)
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猫三様

2019年01月26日 | うちの猫の写真
きょうは猫の写真。
忙しくて記事を書く時間が無い。
何もない時は猫の写真で誤魔化す。
さっき撮ったばかりの猫たち。


(ダイニングテーブルの下の月ちゃん)


(ダイニングテーブルの上の星ちゃん)


(キッチンの角を曲がって向かってくるミィちゃん)

猫の写真は難しい。
シャッターチャンスを狙っていてもなかなか思うような瞬間には出会わない。
あっと思った時には手元にカメラが無い。
あったとしてもカメラを向ける頃にはその瞬間は過ぎている。
じっと待ち構えているほど辛抱強くは無い。
安物のカメラではこれが限界。いや腕のせいかも。
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裏を攻めて表を打つ。(木曜会、2019年1月24日)

2019年01月25日 | 木曜会(誠先生の剣道教室)
四條畷市立四條畷西中学校の体育館。
20時から21時25分まで。今年3回目。
参加者は約20名。


私は別枠で初心者のO野君指導。
途中で師匠の話しを時々聞く。一部を記す。

肩が使えていない打ちは腕で打とうとするので硬くて重過ぎる。

遠くから打とうとすると姿勢が崩れる。
体幹の整った打ちを作るために近い間合いから打つようにする。
右足は最後の最後まで床を擦りながら前に出していって打つ。

一足一刀の間で、竹刀の延長線上が相手の左目となるように構える。
構えた時に左拳が内に入り過ぎると打突の強度冴えが足りず刃筋もブレてしまう。

攻め入る時は必要以上に中心を取ろうとしないこと。
小手打ちで、右足を出す場合は相手と丈比べをするような気持ちで。

鎬を使ってというのは「刃筋を正しく使え」と同じ意味である。
刃筋を意識していないと鎬も使えない。
擦り上げは手の甲で擦り上げるイメージで。

払い小手は少しでも前傾になると技が小さくなって打てない。

受けたり避けたり捌いたりするのが上手な反射の強いタイプには、
裏から摺り上げて(少し遅らす感じで)表の面を打つ。

習った技は使わないと自分の物にはならない。


(素振りのあとは切り返し)


(打ち間から右足スイッチを入れての打突-1)


(打ち間から右足スイッチを入れての打突-2)


【感想・反省点】

素振りは10日に注意された点を意識して行った。
O野君の指導は、振り上げて打つまでと、打ってからの動作を完全に分けて教えた。
まだまだぎこちないが、打ちはしっかりしたように思う。
切り返しも教えたが、手の返しがうまくいかないようだ。

師匠の指導から、
攻めの効かない者への二段スイッチ、裏を攻めて表を打つ方法、
テコ打ちの小手など、実戦的な技を見せてもらった。
これは普段の稽古で使って習得しようと思う。
いずれにしろしっかりした体幹が基本である。

体調はイマイチである。O野君の指導で良かった。
いつトイレに駆け込むかとヒヤヒヤした。
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長正館定例剣道稽古(2019年1月23日)

2019年01月24日 | 剣道・剣術
大阪市東住吉区の矢田中学校の体育館で19時半から。
19時過ぎから自主的に剣道形稽古。
S口二段とI口初段。

準備運動、素振り、礼をしてから基本稽古と自由稽古。
参加は12名。私は体調不良のため見学のみ。
稽古終了は20時。

本日、写真のみ。


(稽古の前のツーショット)


(剣道形稽古)


(準備運動と素振り)


(基本稽古のTちゃんは構えが良くなってきた)


(H井七段とI口初段)


(H井七段とK野三段)


(H井七段とK芦五段)


(K部五段と井上館長)


(C識六段とK野三段)


(S口二段とF六段)


(K芦五段の手の内)


(C識六段の手の内)


(K部五段の剣風)


(稽古終了)


(指導者)


(井上館長)


【感想・反省点】

いちおう準備して行ったが、着替える前からお腹がゴロゴロ鳴り出した。
稽古中に粗相も出来ないので稽古は断念。写真撮影のみ。

考えながら稽古する者は上達も早い。
指摘しても忘れる者は上達が遅い。
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No.38(昭和62年1月15日)

2019年01月23日 | 長井長正範士の遺文


○音大学長、奥田良三氏に学ぶべきこと
私は時々、日曜日の朝、NHK、七時半より、
鈴木健二アナウンサー訪問「お元気ですか」を見る時があるが、
昭和59年11月4日朝、奥田氏(当時81才)が話をされたことを大変感銘し、
その時、メモしておいた事を整理して書いておきたい。

奥田良三氏が音大卒業後、イタリーに留学された。
その時、専門的な発声等、基本から教えて貰えると思っていたが、
歌など少しも教えて貰えず、イタリア語を徹底的におぼえさせられた。
ようやくイタリア語をおぼえた時、今度はドイツ語を勉強させられた。
それから後になって、ぼちぼち発声の基本から入ったという。
そうして帰国して如何に日本語の正しい発声が大切かを悟られた。

或る日のこと、浄瑠璃を観劇され、その時の義太夫の語りの
見事な綺麗な日本語の発声に魅せられ、更に本格的に勉強された。
現在、氏の言う「私は歌う時、歌詞が半分、曲が半分、そしてその心を歌う。
即ち作詞家の作られた歌詞の心を歌うべく、発声を大事にし、
作曲家の曲の心を歌うべく発声を心がけている。
歌詞をおろそかにして、歌うことのみ力を入れるのは、到底作詞作曲の心を歌えない」と。

そして今も尚、驚くほど綺麗な発声で歌われている。
九十才、いや百才になっても歌いたいと言われている。
歌を歌い続けるから健康であると。
今、何が欲しいと問われた時、先生は時間が欲しいと言われた。
われわれ剣道を修行する者、このお話をそっくり剣道に置きかえて考える時、
大いに学ぶべきものがある。

○氣について
氣は形の無いものであって、天地間に起こる自然の現象であり、
気象であり、形なくして存在している。気は花で言うなら匂いである。

即ち万物の生成する根源精気である。一刀流に「心気一元」とある。(603頁)
太刀技のはたらきは、心、気、理、機、術の五格の上に立つ。
先ず人を司るのは心である。心と気は本来一元である。心は実であって静である。
気は用であって動である。心ははたらきの潜勢力であり、気は能動力である。

心を水にたとえると、気は波である。
真の気合は作為の暴力ではなく、自然に彷彿として湧出る昇天の大勢であると説明されている。
「闘戦経」に気とは全宇宙を包み、万物を生成する原動力である。
この気が動いて宇宙間にもろもろの形相を現滅すると解されている。
このように気とは精気万物のもとであり、無形乍ら自ずと相感応するものである。
故に我々人間の日常生活に使う言葉の中に気のつくものが沢山ある。
大自然から生まれた人類の必然性なものである。

その一例をあげると。天気、陰気、陽気、電気、気合、気持、気配、気短、気長、
人気、空気、大気、気圧、気流、気温、気力、気勢、気丈、勇気、気転、気魄、意気、
本気、気分、病気、狂気、気質、気味、気がきく、気がある、気をつける、気をもます、
気がめいる。気にふれる、気にする、気が小さい、気が大きい、気をつかう等々、
挙げればきりがないが、この際、改めて気の大切さを知るべきであろう。

○少年のやる氣について
体を動かす原動力は「やる気」である。即ち生きる力である。
動物は動くもの、即ち動き廻らないと生きていく事が出来ない生命体で、
これ等はすべて「やる気」が起こらないと動かない。

指導者はこの「やる気」を大きく作り伸ばすよう、
1)楽しさ、2)自由さ、3)面白さ の三つの条件を揃えるよう念頭に入れること。
子供は楽しくないと「やる気」は伸びないのである。(川合月海先生のお説より)

以下続く
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御堂筋を歩く

2019年01月22日 | 旅行や街角メモリー
1月18日のホワードの飲み会。
行きも帰りも難波から心斎橋まで一駅歩く。
行きと帰りに写した写真などを紹介する。



これは工事中の大丸の工事壁に貼ってあった写真である。
1960年「やがて埋められる長堀川」と題してある。

当時、私は5才の幼稚園児だったが、順慶町の自宅から南へ数百メートルの
この長堀川(心斎橋)を越えるのは大変な冒険だった。
(もしかしたら「この橋は一人で渡っちゃいけない」と母親に言われていたのかも)



戎橋にあるビル。ずっと「キリンプラザ」だと思っていたら、H&Mだった。
ホワードの飲み会で「キリンプラザがH&Mになってた」と言ったら皆に笑われた。



こちらが「キリンプラザ」。ウィキペディアから。
1987年(私が32才)に竣工して2008年(私が53才)に解体されたらしい。
そういや、その頃にホワードを退職したので戎橋は通らなくなったんだなあ。


(御堂筋の大丸付近で月を見上げる)


(御堂筋の日航ホテル付近で月を見上げる)


(道頓堀橋の下を観光船が通る)


(御堂筋から道頓堀の西側を撮る)
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大阪府剣道連盟新年互礼会(2019年1月21日)

2019年01月21日 | 剣道・剣術
平成31年1月20日(日曜日)新年互礼会
大阪市福島区 ホテル阪神10階 午後6時より

昨年に続いての出席である。
昨年は「長正館が無くなった」の噂を少しでも減らすため。
今年は知り合いも増えたのでより懇親を深めるためである。
会費は7000円。長正館の名前で出席したが自費である。

しかしながら調子が悪く、ほとんど飲まず食わずだった。
ウーロン茶だけは2杯飲んだかな?

まあしかし、たくさんの先生方とご挨拶やお話が出来たことは、
新参者の身としては光栄であるし、大変勉強になったことも多い。


(久々のスーツ姿で学園前駅発16:33発に乗った)


(長榮会長のご挨拶)


(剣道有功賞の授賞式、これは養正会にも来られている名越先生の場面)


(各種授賞式には吉積先生の八段表彰もあった)


(授賞式のあとは乾杯)


(太田博方先生102才と井上勝由先生92才のツーショット)


(井上勝由長正館館長と、石塚美文長正館顧問)


(島本剣生会の駒井先生とのツーショット)


(太田博方先生の締めの挨拶)

食事も酒も楽しめなかったが、
我が師範や新八段の吉積先生ともじっくり話が出来た。

吉積先生には、謎だった「審査直前に剣風がガラリと変わった訳」を質問したのだ。
剣風が変わったと感じたのは私の主観だが確かに見ていて別人のようだった。
なるほどなあ、八段審査とはそういうものか!と思ったが、ここには書かない。

そういう意味でも意義のある良いパーティだった。
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下痢と悪寒でダウンした!(2019年1月19日)

2019年01月20日 | つれづれ
夜明け前、4時頃に便意に襲われトイレに行く。
水便。そのあとから差し込むような痛みが連続的に下腹を襲い、
起きるまでに(というか寝れない)3回もトイレに行く。

起きてからも症状は同じなので正露丸を飲み、
雲耀館の初稽古は諦め顔だけ出すことにした。

生駒市武道館に顔だけ出して、痛む腹をなだめつつ、
何とか事務所にたどり着いたが仕事にならない。

一刀流も夜の宝剣会も諦め寝ることにした。
部屋の温度は高めにして横になったが寒気と下痢は治まらない。
電気アンカをお腹にあててウンウン唸っていたらいつの間にか寝てしまった。

起きたらすっかり夜になっていた。寒気は治まっている。
下腹は相変わらず周期的に痛む。

「明日はもっとヒドクなるかも知れない」の恐怖心から仕事をする。
10年ほど前、40度の熱に朦朧としなから出荷作業をした苦い記憶があるのだ。

一向にはかどらないが何とか月曜日午前中出荷分を片付けた。

家に帰って熱い風呂に入る。
頼んでおいた鍋焼きうどんを食べる。
食べたらすぐ寝た。お昼、あれだけ寝たのに朝までぐっすり眠ることが出来た。

悪寒がするので単純な風邪?
18日の飲み会で、最後に頼んだ二合徳利2本をほとんど一人で飲み干したから?
いずれにしろ心配していたインフルエンザではなさそうだ。

ともかく具合の悪い時は寝るに限る。
19日は鍋焼きうどんとミカン1つしか食わなかった。
体重はまだ計ってないが痩せていたら嬉しいなあ。


---以下は19日午前中に写した写真---


(回り稽古風景、生駒一振会の子供達、奈良尚武館のO君も一緒に稽古)


(五段を目指すH名さんとN岳さん)


(H名さんは出遅れる場合が多いが、時々良い攻め入りが出る)


(稽古終了)

N岳さんは、足幅が広くなることが多いので、もう少し狭くするように、
H名さんには、左腰をもう1cmだけ入れるようにとアドバイスした。
あと「リズムで入ってそのまま打たないように」と。

二人とも、随分と構えが良くなったように思う。
ぜひ今年は五段に受かってもらいたい。
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ホワード飲み会「O石会」(2019年1月18日)

2019年01月19日 | つれづれ
18時半に心斎橋の「かつら亭」ということなので、
16時には仕事を終らせ、いったん奈良の自宅に戻ってから電車で行った。
難波からは歩いたが、相変わらず回りは外国の方ばかりである。

18時半丁度に始まり21時に解散。
あっという間の2時間半だった。
話題は健康の話が多かったかな?

で、この飲み会は「O石会」と命名された。




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商談のため稽古に行けず。(2019年1月17日)

2019年01月18日 | つれづれ
16日の長正館の稽古で左足の指に小さな傷が出来ていたらしく、
夜中にその傷が掛け布団に擦れて痛くて眠れなくなってしまった。
すぐに起きて絆創膏でも貼れば良いのだが位置を変えると痛みは治まる。
そのうち少しグネッた小指の付け根もジンジンと痛み出してきた。
何回も起きは寝て悶々としているうちに朝が来て、翌日17日は一日中ボ~としてた。
小さな傷でも寝る前には処理をしておいたほうが良い。
寝不足は思った以上にあとあとの体調に響くものである。

17日は朝から忙しく、午前は出荷に追われ、午後は仕入れ商談で終わったのが15時。
急いで佐川急便の梱包をして佐川急便に連絡し出荷完了と後処理で15時40分。

夕方17時に剣連で記念品の商談があるので16時には事務所を出なくてはならない。
急いで着替えてネクタイなど着けて資料など準備して事務所を出たのが16時過ぎ。
駅まで自転車で飛ばしに飛ばす。

17時前に剣連に到着したので事務局で教士の免状はまだかと聞いたらまだだという。

奥の部屋で専務理事、常務理事、事務局長を交えて記念品の商談。
商談と言っても剣道関係なので儲ける気はさらさら無い。ボランティアである。
商談が終って急いで事務所に戻る。
行けないと思っていた木曜会の稽古(20時~)に間に合うかも知れない。

朝、師匠に送ったラインメール。
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先生、本日所用のため稽古を休みます。
で、O野君が気がかりです。打ち込むと手と足がバラバラになるのですが、何故なんだろうと悩んでいました。そしたら、いったん振り上げた両腕を頭上で止めてしまう事に気がつきました。先週は、振り上げたらすぐ振り下ろすということを重点的に指導しました。自宅においてもエアー竹刀で良いから、意識して振り上げたらすぐ振り下ろす素振りをするように言っておきました。それが克服出来れば打ち込みもスムーズに出来ると思うのです。今週見れないので気がかりでなりません。どうかよろしくご指導のほどお願いします。m(_ _)m
------------------

ところが事務所に戻ると、あれこれする事が多く結局稽古に行くのを諦めた。
というか、疲れが出て、帰る気力も起きない。
家に帰って食事をして風呂に入ったら倒れこむように寝てしまった。

18日は前職(ホワード)の飲み会。19日は三部錬。20日は剣連の新年互礼会。
こりゃ体調管理が大変だぞ・・・とこれを書きながら思ってるとこ。



(記念品に使う予定の画像:著作権、版権は「とんぼ堂」にあります)
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長正館定例剣道稽古(2019年1月16日)

2019年01月17日 | 剣道・剣術
大阪市東住吉区の矢田中学校の体育館で19時半から。
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【長正館練習生募集中】
初心者、経験者を問わず練習生募集中。
レベルに応じて個別指導を行います。
詳しくは長正館ホームページまで。
http://www.doujyo.net/choseikan/
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19時過ぎから自主的に剣道形稽古。
準備運動、素振り、礼をしてから基本稽古と自由稽古。
参加は最終8名。ちょっと少なめ。
日没後に急激に冷え込んだ。暖房の無い体育館は寒い。
稽古終了は20時。


(時間前の剣道形稽古)


(円陣で準備運動と素振り)


(基本稽古)


(Ⅰ口初段とK部五段)


(稽古終了)


【感想・反省点】

六段審査を目指すK芦五段。
いきなりの「小手→面」の二段打ちが出る。
攻めも何も無い。タイミングだけの技である。
「渡りの小手面は審査では評価されませんよ」と注意した。

相手の構えがしっかりしていて攻めしろが見つからない場合、
往々にして小手面の二段打ちをする場合があるが、これは試合剣道である。
打突部位は、面、小手、胴、突きしかない。小手面という打突部位は無いのである。
小手を誘って、相手に小手を打たせてからの相小手面は良い。
上手くなれば小手打ち落とし面も可能になる・・・と指導しておいた。

K部五段から大きな右手打ちの面での相面を挑んできたので、
こちらも歩み足で切落しの面を何回も放った。
これは剣道における剣術的な稽古で、竹刀で切り落とすには、
絶妙な竹刀の位置(接点)と力加減と速度が必要になる。
木刀や日本刀であれば、鎬と反りで切落しはし易いが竹刀では難しい。
将来は「飛び込まない剣道」をやってみたい。一刀流の剣道である。
少し見えてきたものもあるので次回も稽古してみようと思う。

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稽古終了後に弟子から質問があった。
「足が上がるクセが直らないんですけどどうしたら良いですか?」

確かに昔から右足が上がるクセがあるが最近は問題になるほどでも無いと感じている。
遠間から打ち込むタイプはみな右足が上がる。
長正館のF六段も右足は上がる。遠間から打ち込むからだ。
勢いがある面打ちは、多少右足が上がってしまうのは致し方無い。

気剣体の一致も、勢いがある場合は一致しないことがほとんどである。
面を打った瞬間は足が宙に浮いている時もあるし、またその逆もある。
スピードのある攻防中ではそういうものだろうと思う。

ともかく説明として、
左足で腰と右足を押し出し、右足を低空飛行で床を滑らし、
足幅を広くしていって打つという基本動作を教えた。
この稽古方法は竹刀無しでも出来る。どこでも出来る。
指導する側が言うのも変だが自分自身も気をつけて取り入れていきたい。

体幹がしっかりしていないと体軸が捻じれる。
私の体幹はまだまだ鍛え足りないのだ。改めて反省している次第。
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